爆上戦隊ブンブンジャー

バクアゲ32 地獄の電車ごっこ

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~BAKUAGE EPISODE GUIDE~

監督:中澤祥次郎 脚本:森地夏美

「お前、死に場所を探しているんだな」

先斗は倒れていた玄蕃を人気のない場所へと運び手当を施す。
するとそこに響く儚げなハーモニカの音──。

奏でていたのはトッキュウジャーを名乗る虹野明。
彼もまたオレンジ色の衣服を身に纏っていた。

明は一触即発の先斗と玄蕃を見ると
どういうわけか相撲での決着を提案。
2人は戸惑いながらもぶつかり合い…。


その頃、街には苦魔獣が出現。
射士郎たちも攻撃を受け戦闘できない状況に。

この窮地、切り抜けるために大切なのは勝利を掴む“想像力”──。

大也が起死回生の一手を打ったその時、
高らかな汽笛の音と共にトッキュウ1号が現れた!!

(文責 : 吉川史樹)

~BAKUAGE TOPICS~



バクアゲ31、ご視聴ありがとうございます!

みなさま、お待たせしました!(?)
子供も大人も大好きな「カレー」と子供も大人も大好きな「ブンブンジャー」(書き手の体感!)の魅力をどちらも堪能できる贅沢な回でしたね。

ミラのパワフルさが、いつにも増して良い味を出していましたし、
めずらしくちょっと頼りない大也と……遅れて登場したブンちゃんの謎の頼もしさ、という普段とは違う味付けが絶妙な回でした。

「カレーのことなら任せろ!」(←カッコイイ!)

でも、「…バクアゲだな」と言えば、なんとなく味が決まる大也……ズルいんだよ、君は……。


「タイパ重視」VS「時間がかかってもつくる喜び」。
「時間」は誰にとっても大事なのは明白ですし、どちらの価値観が正解ということは、言えません。
ただ、何が自分にとって価値があることなのか、決められるのは自分だけ。
そして、価値あることは時と場合によって変化することもあります。
自分が何をして喜ぶのか、わからないまま終わるなんて、そんなのは嫌なので、自分のハンドルを握るためにも、自分にとってのウェルビーイングを常日頃意識するようにしたい(でもそれが意外と難しい)……そのことをトケイグルマーセカンズは教えてくれたのかもしれません…(!?)


次回バクアゲ32は、今もなお味わい深い10年前のスパイスでブンブンジャーを味付けしております…!

シェフはもちろん、そのスパイスの扱いに最も長けている中澤監督に担当いただきました。
「バクアゲ」や「カオス」とのマリアージュをじっくりと味わっていただけたら幸いです。

レールの先にあるのは地獄か、はたまた虹色に輝いているものか……。

この回が、ブンブンジャーの物語における重要なポイントであることは間違いありません。
絶対に見逃してほしくないです…!
お乗り遅れのないよう、ご注意くださ~い!

次回は、溢れるイマジネーションで、爆上がっていただきタイヤー!

(文責 : 久慈麗人)

~BAKUAGE REPORT~


バクアゲ31華麗なる挑戦(読み方は「チャレンジ」ではありません)、いかがでしたか?
竹本監督のコメディセンス爆発!
そしてオワングルマーに続き、ミラ大大大活躍回でしたね(鈴木さん、「竹本監督のときミラ暴れがちなんですよ〜」と楽しそうに笑っていました)!

それでは今週も振り返ってみましょー!

どーーーしてもマッドレックス様の記憶を取り戻してほしいサンシーター。
これはディスレースの機嫌をとるしかないのでは!!!
と「タイパ」を用意…

タイパ、を、用意?

タイパって、鯛焼きパーティじゃないのよ。
たこ焼きパーティ=タコパ、ノリじゃないのよ。惜しかったね。
もはや鯛じゃなくて招き猫も混ざってるし!
バクアゲ29でデコトラーデ「タイパ最強」って言ってた気がするけど、あれもしかして分かってなかったのね!?

ヤルちゃん、「痛い…やき…」って。可愛い。

タイパ=タイムパフォーマンス!
ということで今回生み出された苦魔獣は、トケイグルマー・セカンズ。
CVは、「甲高い声の方にお願いしたい」という監督のご希望により、柳原哲也さんにお声がけさせていただきました。
ご本人も台本に無いダジャレを事前にたくさん考えてきてくださって、超ノリノリで収録に臨まれていました!ありがとうございました!

さて。今回は、「ミラのバイト回をやりたい!!」という製作陣の熱い思いのもと生み出されたお話でした。
明るく楽しいギャグ回に見える一方、「食べた人に喜んでほしい」というミラの一生懸命さが描かれた、とても優しい回になったなあと思います。

バイト先の名前は「カレーショップゴン」。
もちろん、あの「スナックゴン」とは別のお店です。
ロゴに星が散りばめられているのも、多分何かの偶然。

ミラにとっては、幼い頃から通っていた大好きなカレー屋さん。
(先代店主の格好、スナックゴンぽいと思った方、偶然です)

今は、その先代店主の娘、江戸川レイカさんがお店を引き継ぎ、ミラはバイトをしているというわけなのです。
江戸川権八と関係ある方なのか…は、ご想像にお任せします。

さて、ご紹介が遅くなりました。
現在の店主・レイカを演じたのは、平田薫さん!
魔法戦隊マジレンジャーの山崎さんです!!
今回、再びスーパー戦隊シリーズに戻ってきてくださいました。
本当にありがとうございました!!

最近近所にできたカレー屋さんに、お客さんを取られてしまい悩むレイカ。
「みんな、力を貸して! お願い!」とミラに頼まれてしまったら、大也も射士郎も錠も動くしかありませんね。

さて、ライバル店「ハシリ屋カレー」の様子を見に行くと、そこには長蛇の列が。

あれ、給料日のお姉さん…?

あれ、先斗とビュンディー!?

そういや先斗、「たまにはブンドリオ以外のカレーも食べてみるか!」と、カレー屋さんに入って行ったような。

そして、一口食べたと思ったらお皿が空になったと、言っていたような…。

なんだか匂いますね。スパイス、じゃなくて怪しい匂いがプンプンします。

4人で着席し、「いただきますしてからだぞ」というビュンディーの言う通り

いただきますして、食べ始めるみんな。

初挑戦だった二人ですが、気付くと

この通り。
綺麗さっぱりなくなってしまっているのでした…。

店内に充満するギャーソリン。犯人はもちろん、こいつらです!!!
トケイグルマーセカンズの早送りタイパにより、調理の時間は超短縮。
そしてお客さんの食べる時間も早送り。
(ちなみに4人が食べている場面の早送り俯瞰ショット、キャストの皆さんに実際に食べていただいたのを撮影しているのですが、最も余裕ぶっていた宮澤さんが一番食べるのに時間がかかった…のはここだけの話です。そういうところが愛されポイントなのでしょうね)

さらにさらに、ディスレースによる妖しい何かによって、一度でも食べた人はこのカレー無しでは生きていけなくなってしまうお口に!!

某料理漫画のブラックカレーではありませんが…。

一方カレーショップゴンでは、大也が何やら提案中。

世界各地からスパイスを取り寄せたり

店のイメージチェンジを考案したり

ライバル店を丸ごと買お…うとしましたが、それはさすがにずるいって!
珍しく解決策が見つからず焦る大也。こういう彼、正直ちょっと見たかったです。ふふ。

そこへ、満を持してブンブン登場!!!
「カレーのことなら任せろ。正々堂々味で勝負だ!」

レイカさん、そりゃびっくりするわな。

「俺がこの星に不時着して、大也に助けられた後、初めて一緒に食べたのがカレーだったんだ」
とカレーの思い出を語り始めるブンブン。
ミラ、聞いてる?

カレーは「スパイスの組み合わせで無限の味ができる。作る喜びを一番味わわせてくれる料理だ」と、ブンブンは語るのでした。

個人的な話ですが、私自身コロナ禍にスパイスカレー作りにハマったことがあり、スパイスを何種類も買い込んで実験し、楽しんでいたものでした。
ある程度美味しく作れるようになった上で、好みの辛さや酸味、その日の気分によってスパイスの種類や割合を変えるのはなかなか面白いものです。
かつ、学生時代にスパイスカレーのお店でアルバイトをしていたのですが、調理担当の方から「国や季節、保存方法などでもスパイスの香りって変わるんですよ」と聞いたことがあります。
いやー、カレー、奥深い…!!

話が脱線しましたが、その作る喜びの先にあるものは、「食べた人の喜ぶ顔」。

レイカは思い出します。
「そういえば。お父さんも言ってました……食べた人が喜んでくれる顔を思えば、どんなに手間や時間がかかっても、なんてことないって」

手間や時間……という言葉に、ミラがピンときます。

「このレシピ、あたしたちが思ってるよりずっと長く煮込むんだとしたら……」


さて、ブンブンが来たことでカレーの味は任せようと思ったのか、大也もライバル店へ向かいます。
そこにいたのは

働くネジレッタたち。
こりゃまずい、とお客さんたちに知らせますが、

大也が押し出されてしまう始末…先斗もビュンディーも、射士郎も錠も様子が変です。

ようやく外へ出てきたサンシーター。
大也はブンレッドにブンブンチェンジしますが

早送りタイパ攻撃、意外と手強い…!

サンシーターにけしかけられ、ブンレッドを後ろへ追いやるみんなでしたが、そこにやってきたのは

ニッコニコのミラ!!!!!
「美味しいカレーをお届けに来ましたぁ!」

ミラのカレーを食べた4人は、

この表情!!!
射士郎と錠の振り切り具合に、現場では笑いが起きていました。

ディスレースの呪いを解くほど美味しいこのカレー。

大也がライバル店に行っている間、ミラとレイカは(ブンブン指導のもと)ずっとカレーを煮込み続けていました。

そうしてできたカレーは、無事「お父さんのカレー」の味になっていたのです。

食べた人に喜んでもらいたい、という想いを込めたカレー。
タイパが重視される現代に忘れられがちなことかもしれませんが、どんな仕事だって、最終的には「想いの強さ」が勝敗を分けるのかもしれません。

レイカさん、よかったね。

さて、あとはハシリヤンを倒すだけです!

サンシーターはカレータイムのようですが…。

お腹いっぱいの先斗は置いておいて、ブンブンチェンジ!!!

トケイグルマー・セカンズの攻撃を華麗にかわし、

一人で圧していくミラ。

最後は4人で、ブンブンフィニッシュ!!!!

だがしかし、まだ戦いは終わりません。
巨大化したトケイグルマー・セカンズに対抗しようと、ブンブンレオレスキューを大也が

…いえ、ミラが発進させます。

ブンブンジャーロボ119vsトケイグルマー・セカンズ。
バクアゲ3で、初代トケイグルマーは「10時10分斬り」と時代遅れな攻撃をし、今の時代に合った「9時15分斬り」の反撃を受けて散っていきました(※教習所で習う、ハンドルを持つときの手の位置になぞらえています。詳しくはバクアゲ3のバクレポをご参照くださいませ)。

そのときの反省を生かし、「9時15分斬り」をマスターしたセカンズ。
が、甘い。

「時代は119! 11時9分斬り!」
と反撃していきます。

そして、ズンズンショウカブラスターを大也より(強引に)もらったミラがトドメを刺します。

爆上げ、完了!


カレーショップゴンには、お客さんが戻ってきていました。

レイカさんもこの表情。

今度はこちらのカレーの虜になった3人ですが、ちゃんと順番を待ちましょうね。

ハシリヤンとのカレー対決は、「食べた人に喜んでもらいたい」という想いの強さで、ミラ、レイカの勝利です。
レイカさん、これからも美味しいカレーを作り続けてくださいね!!

と、実は全く別の場所で、ある戦いが行われていました。

ディスレースを追いたい玄蕃は、戦闘マシンと化しているマッドレックスの前に現れます。

ですが、圧されてしまうブンオレンジ。

マッドレックスに言われた言葉は

「ブーンレッドに伝えろ。『俺を殺せ』」
そして、ディスレースがいる奥の間へブンオレンジを行かせるのでした。
…マッドレックス、おそらくこのときは記憶が戻っているのだろうと推測できますが、今後彼はどのような行動に出るのでしょうか。
ディスレースと一悶着あるのでしょうか…?

ディスレースの元に駆けつけたブンオレンジは、圧倒的な力の差に

歯が立ちません。

強烈なダメージを受け、傷だらけで倒れている玄蕃のもとにやってきたのは

先斗、ビュンディーでした。

…さあ、今週はここまで!
来週はついにトッキュウジャーとのコラボ回!!
このタイミングで!?どういう展開になるの!?と気になるあなた、
来週も見逃せませんね!!!
というか絶対にリアタイで観ることをおすすめします!!!!!

お楽しみに〜!!

(文責 : 三宅 萌)

~BAKUAGE INFORMATION~

その1!
TTFC バラエティ企画『ブンブンハングアウト!!』第8回配信開始!!

メンバー考案のゲームで遊ぶバラエティ企画、『ブンブンハングアウト』第8回が9月29日より配信スタート!
第8回は…ブンオレンジ/振騎玄蕃を演じる相馬理さんが考案した「調達屋のブンオレンジPresents!キャラを壊さずキメまくれ!爆上げブンブンしりとり」を開催!

ブンブンジャーのキャラクターになりきって、決めポーズをしながら与えられたテーマに沿ってしりとり!
うまく伝えられなかったメンバーには罰ゲームも!?

お楽しみに〜!!

↓ご視聴はこちらから!↓
https://tokusatsu-fc.jp/


その2!
【本日最終日】 『烈車戦隊トッキュウジャー』10周年!
東映特撮YouTube Officialにて豪華無料配信が決定!

『爆上戦隊ブンブンジャー』と、放送開始から数えて10周年にあたる『烈車戦隊トッキュウジャー』のコラボが決定…!!
それを記念して、『烈車戦隊トッキュウジャー』の劇場版を含む豪華な無料配信を実施いたします。

配信作品/配信期間
【終了】『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』:8月18日〜9月1日
【終了】『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢のトッキュウ7号』9月1日〜9月15日
【本日まで】『烈車戦隊トッキュウジャー ファイナルライブツアー2015』:9月15日〜9月29日

さらに、『烈車戦隊トッキュウジャー』10th記念ロゴも公開!
お乗り遅れのないようご注意くださ〜い!!