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動物戦隊ジュウオウジャー

DATA
2016年2月14日~2017年2月5日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第2話 この星をなめるなよ
2016年2月21日放送

突如地球を襲った危機。
この星の滅亡を救ったのは、動物が暮らす異世界・ジューランドから戻ってきた
一人の人間=風切大和と、彼を追ってやってきた4人のジューマンたちだった。
彼らはジューランドに伝わる秘宝“王者の資格”の力でジュウオウジャーに変身。
宇宙の無法者集団・デスガリアンを返り討ちにした。

その戦いの中で芽生えたジューマンと大和の信頼、絆。
互いの勇気を認め合い、意気投合した…はずだった。

『僕は君の世話にはならない』

ゾウのジューマン、タスクだけは違った。
慎重な性格の彼は、人間である大和がジュウオウイーグルに変身したことで不信感を強めていた。
また、ジューランドに帰れなくなった元凶として大和を責めたのだった。

人間界への興味も手伝って、大和と行動を共にするセラ、レオ、アム。
その群れとは離れ、1人去っていくタスク。
足並みのそろわないジューマンたちに大和は気をもむ。
そしてタスクを心配するあまり、とある行動にでるが…

一方、幹部の一人・ジャグドを失ったデスガリアンだったが、
全く意に介さないどころか対抗勢力の存在を喜ぶ余裕をみせる。
そして、本格的に“ブラッドゲーム”が開幕する…!!

第1話、ご視聴いただきありがとうございました。
みなさまびっくりされたことと思いますが、1話では大和以外はジューマン態での登場が大半となりました。オープニングタイトルも特別バージョンにて、人間の姿を伏せるところまで徹底させていただきました。大和以外の4人には人間、ジューマン、ジュウオウジャーと3つの姿があります。そのどれであっても観ている皆様に愛されてほしいという想いや、どの姿であっても1人の同じキャラクターであるというのを子供たちにわかりやすく
提示したいという想いもあって、ちょっとだけ思い切った第1話にさせていただきました!驚きと衝撃と共に、喜んでいただけていれば幸いです。

物語の最後“王者の資格”の力で人間の姿を得たジューマンたちですので、
次週以降はようやく人間の姿の登場になります。
つまり、本格的なキャスト陣の登場は次週からになります。
全国のお父様、お母様、大変お待たせいたしました!!笑
まず2話でフィーチャーされているのはタスク。演じるは渡邉剣君。
まだまだ拙いところはありますが、とにかく役に対する情熱は人一倍。それは、出番のない日にも欠かさずに撮影を見学にくる姿に集約されていました。そういう姿は、スタッフの心を動かします。彼の努力に答えようと一生懸命、丁寧に、彼が最大限魅力的に見えるように撮影をさせていただきました。極寒のロケの中、監督に怒られながらもへこたれずに連いていく根性は見上げたもの。いつか、大輪の花を咲かせることでしょう!

1話では大和とジューマンの出会いが描かれました。
次週からは大和とジューマンの地球での交流が描かれます。
もちろん、デスガリアンの残虐極まりない《ブラッドゲーム》もついに本格化します。1話を前日譚《エピソード0》のように見立てて、この2話を《本当の第1話》のようにご覧いただくと、面白いかもしれませんね。
また新鮮な気持ちで今週もお楽しみいただけると思います。せひ、ご期待下さい!

上でも書きましたが、1話では大和以外の4人についてはほぼ全編ジューマン態での出演となりました。ジューマン態は、変身後のスーツアクターさんが兼任で演じておられます。

キャストとスーツアクターが2人で1つの役柄を作り上げていくという、非常に難儀な特撮特有のミッションがジュウオウジャーでも繰り広げられている訳ですが、いつもと異なるのは、本作ではスーツアクターさんの芝居が先行するということでした。つまり、キャストが役柄や設定を踏まえて考えた演技を踏襲して、アクターさんが変身後のアクションに落とし込んでいく本来の流れとは逆で、ジューマンを演じたアクターさんの芝居を参考にしつつ自分の個性を出していくということが今年のキャストには求められました。ベテランの役者さんなら問題ないことなのでしょうが、新人の彼らにとっては非常に難しい作業だと思います。そしてジューマン態を演じるのはスーツアクターとしてアクションはおろか芝居も日本最高峰のクオリティを兼ね備える超人たちです。考えれば考えるほどプレッシャーがあったのではないかと思います。

ということで、今作では例年より《ジューマン態と人間態のリンク》に時間をかけて取り組み準備をしました。キャスト陣には、早くからジューマン態のシーンのリハーサルをしていただきました。実際はアフレコでの表現になりますが、動きをつけて芝居することで、体でジューマンを覚えてもらおうという試みです。そして、クランクイン後は大和以外は出演がないシーンでも撮影現場に来ていただき、アクターさんたちの演じるジューマン態の芝居を見学してもらいました。2~3回くらいで十分かな?なんて思っていたのですが、いつまでたっても自主的に見学に来る姿勢にはこちらが首を垂れる始末でした。
そして、その見学でわかる、アクターさんたちの偉大さ(笑)
表情が限定されている、視界が制限される、そして体の動きにも枷がある、そんなアウェーな状態でのあの表現力…みなさまも放送でご覧いただいたことでしょう。私もしばらくぶりに近くで見学させていただきましたが、改めてスーツアクターさんの存在はこのシリーズの宝であるなあと感激してしまいました。

キャストのみなさんには、そんな偉大なアクターさんたちの芝居を一番近くで見て勉強できる環境にあるということ、そしてアクターさんと2人で1つの役を演じる相棒として、役を高めあうライバルとして切磋琢磨できる贅沢が目の前にあるということを肝に銘じて、
これからの時間を過ごしていってほしいと思います!

(文責・望月 卓)

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INFORMATION 番組情報

CAST
ジュウオウイーグル/風切大和(かざきりやまと):中尾暢樹(まさき)
ジュウオウシャーク/セラ:柳 美稀
ジュウオウライオン/レオ:南羽翔平
ジュウオウエレファント/タスク:渡邉 剣
ジュウオウタイガー/アム:立石晴香
ジュウオウザワールド/門藤操:國島直希

   ○

森真理夫/寺島進

STAFF
脚本:香村純子 ほか
監督:柴﨑貴行 ほか

アクション監督:福沢博文

特撮監督:佛田洋(特撮研究所)

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