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第38話 「来訪者X/ミュージアムの名のもとに」

2010年6月6日O.A.

Episode Guide

「君の本当の名前は……」


ミュージアムからの脱走者・山城博士は、フィリップの記憶を消した科学者だった。
フィリップに家族を知っているのかと問い詰められた山城は、
自分は記憶を消しただけで詳しいことは何もわからないと言い、竜に連行された。

園咲家。
若菜は、財団Xからの使者・加頭と硫兵衛の会話を盗み聞いてしまう。
「私が最も信頼する有能な人間に全指揮権を与える」
「下のお嬢様ですね」
それを聞いた若菜はショックを受ける。

探偵事務所。
塞ぐフィリップに、亜樹子は三人で写真を撮ろうと提案。
「私たちだって家族みたいなもんなんだし!」
その時、フィリップのスタッグフォンに着信。
若菜からだ。

「この街から一緒に逃げて」

フィリップの“決断”は?






ついにフィリップの出自が明らかに!
運命が今、動き出す


「男の仕事の八割は決断。あとはオマケみたいなものだ」
さすが、鳴海荘吉。おやっさんはいいこと言ってますね。
僕自身、仕事の中や生活の中で、大小に関わらず何らかの決定を迫られた時、
翔太郎よろしくこの言葉をよく思い出します。

脚本打ち合わせ。限られた予算の中、このシナリオの要素のどこを生かしてどこを捨てるのか。
キャスティング。この役は、芝居重視でいくべきか、ビジュアル重視でいくべきか。
昼食。ブリ照りにするか、サバ塩にするか。
攻撃の軸は、俊輔か本田か。
おっと、サッカー日本代表・岡田監督が混じってしまいました……

とにかく男のイケてる具合は、大一番でビシッと決断出来るかどうかにかかってます。

さて、我らがフィリップ。
若菜に言われた「この街から一緒に逃げて」。
冗談なら笑ってすみますが、本気だったら重い申し出です。
亜樹子には猛反対されますが…
さあ、どうする?

さて、他にも見どころいっぱい。
紫の髪と目のヒットマン・イナゴの女は、今回もセクシーに足技を見せてくれます。
変身後のホッパー・ドーパントとアクセルトライアルとの戦いにも注目!

そして謎の白服男・加頭は、ミュージアムのボス・園咲琉兵衛を訪ねます。
それだけでなく、さらに冴子にも接触……!!

『ダブル』新展開第二回、目が離せません!



 脚本:長谷川圭一  監督:諸田敏




                       (文責・塚田英明)

Production Note

堕ちる女

井坂と共に父・琉兵衛に刃を向けた冴子。
組織のトップから180度立場が逆転して組織から追われる身に。
いつも明るく豪華なロケセットでの撮影が多かった亜実ちゃんですが第37話では暗闇の中、水に濡れて追われる役を熱演!

「もうすぐ死んじゃうんでしょうか?」と心配していた亜実ちゃん。
果たして冴子と亜実ちゃんの運命はいかに?


珍味?!

ミュージアムが誇る処刑人の一人、イナゴの女は常にイナゴの佃煮を食べています。
自ら食べるだけでなく、相手にも食べさせます。

このイナゴ、ある意味ホッパー以上の強敵でした。

イナゴを食べるのは佃井皆美ちゃん、なすびさん、中川くん、寺田さん。
もし苦手だったらどうしよう、とドキドキしながらみなさんに「イナゴ平気ですか?」と確認。
寺田さんからは「食べれますので美味しいのを用意してください」と頼もしいご返事を頂きました。
撮影当日、小生「数種類を試食して厳選しました」とご説明。
寺田さん「どれどれ、なかなか美味しいじゃないか」と琉兵衛さながらのありがたいお言葉。
と、一安心していたら実はイナゴの女・皆美ちゃんが甲殻類全般が苦手で海老、蟹など美味な食材すら触るのもダメだったとか・・・。
小生「あれ、最初に役の説明した時にイナゴは大丈夫って言ってたけど」
皆美ちゃん「実は苦手でした。でももう大丈夫です」
見事にイナゴを克服した皆美ちゃんでした。

バッタアクション!

今回の見どころの一つ皆美ちゃんのアクションとホッパーのアクション。
皆美ちゃんはJAEに所属していて自らアクションもこなします。
バッタの特徴、脚力を意識して皆美ちゃんは足技のアクション中心。
きれいに足があがってますね~。

そして、相手を締め上げるのも手ではなく足。
なすびさんの顔が心なしか嬉しそうな・・・。
そして変身体のホッパー・ドーパントも跳躍力と蹴り技主体です。
絵にするのが難しいアクションかな~、と思っておりました。
スーツアクターは藤田慧くん。普段はクレイドールのスーツアクターですが身体能力が高く、本当は飛んだり跳ねたり身軽なアクションが得意です。イン前から色々な動きを想定してイメージを作ってました。

そして出来上がったホッパーのアクション。
弾着つけて飛んで一回転したり
壁を使ってアクセルを飛び越えたり

アクション監督の宮崎さんも「ホッパーのアクション見てくれました?」と自信作です。
いかがでした?


風都ラブストーリー

色々見せ場がある今回のエピソードで小生が一番好きなのが風都大橋のシーンです。
フィリップと若菜、初めて二人が素顔で対面しました。
微妙な距離感、お互いの気恥ずかしさ、会ったらいろんなことを話をしたいと思っていたけど、なかなか言葉にできないもどかしさ。ただ、ただ一緒にいられることが嬉しいこの感じ。
う~ん、初々しい。堪りません。

そして仮面ライダーWにとっても大きな意味を持つシーンとなります。
初めて会った二人が実は・・・。

これからこの二人を軸に物語は大きな転換を迎えます。

次週お見逃しなく!




監督こだわりのイナゴケース?



ホッパーのメモリ



亜樹子らしいスリッパ



鳴海探偵事務所のHP 作りかけです。



山城 諭 役/中西良太さん

ミュージアムからの逃亡者・脳科学者の山城役は中西良太さんです。
Wにおいて大きな転機となる衝撃の事実をもたらす重要な役です。
逃亡生活の壮絶さを物語っている風貌。ベテランならでは味のある深いお芝居です。



イナゴの女 役/佃井皆美ちゃん

ミュージアムの処刑人/ホッパーのメモリ保持者、イナゴの女役は佃井皆美ちゃんです。
アクションを吹替えなしで自分でこなす数少ない女優さんです。
独特なキャラクターのイナゴの女をいろんな意味で体当たりで熱演、苦手なイナゴも克服しました。




(文責・高橋一浩)


30日放送の第37話、みなさんもうご覧になりましたか??まさしく、仮面ライダーW新章の幕開け、といった独特な雰囲気がありましたね。

強烈な存在感を放っていた井坂先生が天に召されたと思ったら、今度は奇妙な白服の男・加頭が登場。とにかく無機質。無表情。何故か人と話しているときに物を落とす癖。彼はいったい何者なのか。仮面ライダーと相対するのは、琉兵衛曰く“我がミュージアムの誇る処刑人”、ホッパー・ドーパント。変身前はゴスロリファッションに身を包み、イナゴを食す、これまた奇妙な女。そして桁違いの強さ。スピードもアクセルと同等、いやそれ以上。彼女はスミロドンと並ぶ、ミュージアムの幹部なのでしょうか。今後の展開とともに、非常に気になるところであります。

しかし!WIND WAVEそしてヒーリングプリンセスのリスナーの方々にとってはもっと気になる場面があったのではないでしょうか。

風都大橋でのフィリップ君との会話。
「・・・迷ってるの。だってラジオもやめなきゃならないし。ね。どうしたらいいと思う?」



!!

!!!

カギとなるのはフィリップ君のアドバイスだと思いますね。フィリップ君は若菜姫のこの相談を聞いて、どんな答えを、道筋を与えてあげるのか。ドキドキしながら来週を待ちましょう。

とはいえ久々のWIND WAVEのシーン登場!若菜姫の元気な番組がテレビで聞けると、ラジオとはまた別の癒しが施されるというか。。。なんだか新鮮でした。←じゃあもっと出せよってね(笑)ディレクター役の岡野友信さんにも久しぶりに御出演いただきました。

しかし、収録を終え、帰ろうとする若菜姫のところに姉・冴子からの電話。。。。前回の収録後、あんなに怖い電話がかかってきていたのですね。。。

今、若菜姫は周りで起きる多くの変化に戸惑っています。家族と仕事と、フィリップ君への感情と。。。心は揺れ動き、迷いを抱えています。いつも若菜姫に癒してもらっている僕達。今度は逆に、僕達が若菜姫を癒してあげましょう!!励ましのお便り、お待ちしておりますよ~

☆園咲若菜のヒーリングプリンセス☆

今週はみなさんお待ちかね??の『癒してお願い!お姫様!』のコーナー。
若菜姫に言ってもらいたい言葉を実際に言わせちゃおう!という趣旨で行っているのですが、これがまた人気で人気で。
最近はシチュエーションまで設定してある非常に凝ったお便りもありまして、『うわ~これ恥ずかしい~』といいながらも、若菜姫は楽しく読んでいました。
今回はどんな恥ずかしい言葉を言う羽目になるのでしょうか。まだ花粉症に悩まされ続けているようで、今回は特別に!ちょっとけだるい感じの鼻声バージョンでお届けします。お楽しみに。

☆FUーTO Hit on Groove☆

前回はハリーが有言実行、作詞家の藤林聖子さんにゲスト参加していただきました。
それにしてもすさまじい数のお便り。ハリーがせわしなく紙をめくる音がこれでもかってくらいに聞こえてたことからも、その数の多さは想像できるのではないでしょうか。

「W-B-X ~W-Boiled Extreme~」誕生秘話も語られていました。
そんないきさつがあったのね、、、と、W途中参加の私も思わず聞き入ってしまいました。
ほんとに貴重なお話ばかりです。ボリュームも半端じゃない!このコーナー史上おそらく最長なのではないでしょうか。今週分を聞くついでにもう一度聞き直してみては?藤林さんの語る言葉は、紡ぎだす詩同様に、心の琴線に触れてきます。

☆向かい風一本勝負!!☆

前回の一本勝負、“大阪VS北海道”(というよりむしろ“大阪弁VS北海道弁”でしたね)のその後の反応がすごく興味深いです。
大阪方面から、『そんな言葉は絶対使わへん!』とか
       『うちの地方ではもっと違うしゃべり方するわ!』とか
       『僕、年上の女性に片想いをしておりまして。。。』とか。←間違えてます。
一方、北海道方面からはほとんどナシ。
こんなところで地域性の違いが色濃く出るか!とつよしとあやのもびっくりしていましたとさ。ゴス!

WWは今週も更新!お聴き逃しなく!

(文責・望月卓)


http://windwave.jp/




(監修・塚田英明)

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