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第19話 「Iが止まらない/奴の名はアクセル」

2010年1月24日O.A.

Episode Guide

「俺はいずれ仮面ライダーになる男だ」

鳴海探偵事務所にクールな男が依頼に現れた。
男の名は、照井竜。
風都署の刑事だ。

頻発している奇怪な凍結事件の犯人を見つけたい、という。

照井から本物のハードボイルド臭がするのが気に入らない翔太郎だったが、
前金に目がくらんだ亜樹子はその依頼を受ける。
「決まりだな。所長、“左の方”を借りていくぞ」
ガレージの扉から覗いていたフィリップも、竜が何か気になっていた。
「でも、何が気になるのか……それがわからないから気になるんだ」

謎の男、照井竜。
その冷たい視線は何を見つめる!






仮面ライダーアクセル登場!!
『ダブル』の物語は、さらに“加速”する!


劇場版のラストに登場した謎の男が、
テレビシリーズにもいよいよ登場しましたね。

ここのところ探偵事務所の周辺を飛びまわっていた
カブトムシのガジェットをキャッチして、
「やな風だ。だから嫌いなんだよ、この街は」なんて、
波乱を巻き起こしそうなムードを漂わせていましたね!

「アクセルメモリ」を持つ男、照井竜。
演じるのは、木ノ本嶺浩くん。
涼やかな中に、強い眼力を携えた俳優さんです。

竜は、刃野・真倉の両者よりも階級が上のエリート刑事。
木ノ本くんの実年齢よりもちょっと上の役ですが、
実に堂々と颯爽と演じてくれています。

さて、仮面ライダーアクセル、満を持しての『ダブル』参戦。
赤いボディに、マスク正面「A」の形の一本角、
そのデザインは第二のライダーというよりもむしろ、主役の面持ち。
関係者が「え?もう新しいシリーズが始まるのか?」
と誤解したほどの存在感であります!

そして、アクセル最大の特徴はバイクです。

仮面ライダーと言えばバイク、
バイクと言えば仮面ライダーですが、
アクセルのバイクの秘密は………

放送で御覧下さい!お楽しみにーっ!!





 脚本:三条 陸  監督:石田秀範

今回の依頼

依頼人・照井竜
「クールで切れる腕利きって感じ。
翔太郎くんとは真逆の人だなー」
というのは、亜樹子の感想。
ドーパント事件の調査は鳴海探偵事務所の得意分野、
それを知って捜査協力の要請に来た模様。
でも、なんだかそれ以上に色々と知ってそうです……
「奇怪な凍結事件の犯人を見つけたい」
凍り付いて冷凍庫のようになった部屋。
被害者は芸能プロダクション社長。
「最近頻発している凍結事件と同一犯かと思われます」
刃野刑事が敬礼して竜に報告する。
「ちょっとちょっと、こいつジンさんより偉いの?」


(文責・塚田英明)



「友は風の彼方に」
翔太郎の台詞ではありませんが決して忘れられない別れ。
思えば衝撃の初登場から最後まで衝撃の霧彦でした。


街を愛し、本当に愛していた冴子に「もう私には必要ない」と言われてしまい冴子に引導を渡されちゃいました。


切ない~。そして哀愁を誘う最後でした。

そして明かされる「ふうとくん」の秘密。 街の至る所で使われている風都のマスコットキャラ「ふうとくん」は実は霧彦が子供のころデザインしていたんです。

この設定は脚本家の長谷川さんのアイディアでした。
長谷川さん曰く「霧彦も翔太郎同様、風都を愛してるんだったらさ~。ふうとくんをデザインしたくらいの設定じゃないと伝わらないんじゃないかな~。そしてWにふうとくんを託すとともに街を託すんだよ」
乗っかりました。
写真左が長谷川さんです。

その長谷川設定が効いてます。
霧彦が去り際に「ふうとくん」のキーホルダーをWに託して去るシーンと
フィリップの「すごく大切なもの、託されちゃったね」という台詞とタイプライターにちょこんと乗っかっている「ふうとくん」がジーンと胸に響きます。

いつも全力で霧彦を演じてきた君沢くんですが、今回の気合いの入りようは本当に凄かったです。監督との打ち合わせも念入りに何度も確認してました。

ひょうきん(死語?)で人を笑わせることが大好きという君沢くんでしたが
「園咲霧彦役・君沢くんが今日でオールアップとなります」の発声とともに若菜役の凛ちゃんから花束を渡されると気持ちを抑えきれずに男泣き。
ナスカのスーツアクター・渡辺淳さんとがっちり握手。
役の上では冷たい関係だった冴子役の亜実ちゃんとも若菜役の凛ちゃんとも本当に中が良くて花束を渡した凛ちゃんも涙をながして別れを惜しんでました。

霧彦! Forever!
君沢くん、今まで本当にお疲れさまでした。




金村有一役/吉原拓弥くん

おっぱいバレーの背番号6。監督に「オイシイ役」と言わしめた有一役は吉原拓弥くんです。本当にお芝居が大好きで色々アイディア持って撮影に望んでくれました。


久保田弥生役/伊倉愛美ちゃん

1歳の時から赤ちゃんモデルから芸能活動を始めた15歳にしてベテラン。弥生役は愛美ちゃんです。茜役の真菜ちゃんとは同じ事務所で仲が良いのがお芝居にも表れてます。




(文責・高橋一浩)


「ねぇみんな。風都、愛してる?」          君沢ユウキ

どうも。こちらに初登場が最終回。
「ふうとくん」を生み出した男、園咲霧彦役の君沢ユウキです。
皆さん、衝撃の18話ご覧頂けましたか?
楽しんで頂けたなら幸いです♪

まぁ僕も当初、まさか嫁に打ち抜かれるとは思いませんでした(笑)
風と共に去りぬ・・・ by 霧彦

撮影もドラマティックでワクワクして面白かったですよ♪

さてさて撮影期間を振り返ってみると、長いようであっという間のようで・・・
でもやっぱり色んなことがありました。
少しでも自分自身成長できていたら、
少しでもみなさんのハート動かせたのなら、
本当に嬉しく思います。

また本編を見返してやって下さい♪

いい機会ですので、霧彦役をやらせてもらった上でのことを少々。
彼は、白と黒、正と負、光と影を併せ持つ男。
一言では言い表せない、一人一人、あなた自身が感じてくれたもの・・・
そこに真実がある男が「霧彦」であればなと思い続けてきました。
なので最初はミステリアスなベールに囲まれながらも、徐々に彼の人間性、リアルなところが出てくれば面白いなと。

そして、彼は僕の手元を離れてゆきました。
坂道を転げて膨らむ雪玉のように、僕の思惑を越えて彼は成長してゆきました。
それは仮面ライダーWという作品を通して、スタッフの皆さん、共演者の皆さん、そして今これを見てくれているあなた自身が育ててくれたものだと、僕は確信しています。

本当に心から、心の底から感謝しています。

そしてまさか、最後にこんな形で翔太郎と通じ合えるとは♪
きっと霧彦と翔太郎は、もっと早く違う形で出会えていたら・・・
親友になっていたかもしれないですね。

そして忘れてはいけない仲間の存在。

誰よりも楽しく、気が合い、いつも一緒にいた漣くん。
弟の立派な成長を見守り驚かされる気持ちだった将暉くん。
現場を明るい笑いの渦に引き込んでくれたひかるちゃん。
一番お世話になった、本当は凄く優しくてよく笑う亜実ちゃん。
舌打ちが全然似合わないみんなの癒し系の凛ちゃん。
僕らに気を使わせまいと気さくに話しかけてくれた寺田さん。
ある意味真のライバル、ミック役のブリちゃん(笑)
そしてナスカをいつも力の限り支えて演じて下さった渡辺さん。
本当にありがとうございました。

このメンバーに会えて良かった。
誰一人欠けていても、今の霧彦と君沢ユウキは無いです。

作品に恵まれ、スタッフさんに恵まれ、仲間に恵まれた、本当に、本当に去り難い素敵な現場でした。

さて。今日も風都にはいい風が吹いています。

いつか気まぐれにこの風向きが変わって・・・

一陣の風と共に・・・♪

皆様。心から感謝を。

これからも仮面ライダーWを、どうぞごひいきに・・・☆


Thank You!! & Good bye!!

~風都より愛を込めて~
君沢ユウキ



君沢くんのインタビューが読めるのは

○1月23日発売「HERO VISION 34」君沢ユウキ×渡辺淳 対談

○2月1日発売「特撮ニュータイプ 2010年3月号」君沢ユウキ インタビュー

○2月1日発売「東映ヒーローMAX」君沢ユウキ インタビュー

○2月3日発売「キャスプリ Vol009」菅田将暉×君沢ユウキ 対談


そして素顔の君沢くんが見れる

のDVDが4月21日に発売予定。
http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/double.html



今週のヒーリングプリンセスは超プレミア。
12月20日のイベントで公開収録した番組を配信。
豪華ゲストを迎えてのLIVE感たっぷりのヒーリングプリンセス。
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イベントに来れなかった人たちもイベントに来た人も必見いや必聴!
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http://windwave.jp/


(監修・塚田英明)

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