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第四回所轄 北品川署『女性会社員連続殺人事件特別捜査本部』

2014年5月7日(水)放送

谷中刑事部長の隠れ家

 銀座路地の山梨料理の小料理屋“躑躅(つつじ)”、22時。
 谷中が女将の由布に築地の料亭のお土産の函館産の数の子を渡す。

由布「まあ、どうしたんですか?」
谷中「今日は東都新聞の社主の接待を受けてね。この間の千代田西署の東都新聞の記者殺しの件でいたく感謝されてね。さすが大新聞だ。築地の高級料亭と来た」
由布「ありがとうございます。東都新聞と言えば部長さんのインタビュー記事読みました。検挙率アップに辣腕を振るう切れ者刑事部長。部長さんのことを警視庁の武田信玄だと褒めてましたね」
谷中「ママ、読んでくれたんだ。いやあ、まさか東都新聞があそこまで書いてくれるとは気恥ずかしい」
由布「それも風林火山をバックに写真付で」
谷中「私も警視庁内ではやっかみで敵が多くてね。マスコミに応援してもらえると助かる」
由布「敵が多いって、部長さん、こんなにいい人なのに」
谷中「私が私大で将来の警視総監と目されるのが気に入らないようなんだ」
由布「そんな事で人はやっかむんですか?」
谷中「そうなんだよ、ママ。そんなわけで私も孤独でね。心が休まるのはここぐらいだよ」
由布「まあ、ありがとうございます。最近、お気に入りの佐久管理官は心を許せる存在なんじゃないですか?千代田西署の事件の担当も佐久管理官でしたよね?」
谷中「佐久は信頼は置けるが捜査馬鹿だ。そこに落とし穴がある。戦に勝つということは、五分を上とし、七分を中とし、十分を下とする。武田信玄公の名言だ。五分の勝であれば今後に対して励みの気持ちが生じ、七分の勝ちなら怠りの心が生じ、十分つまり完璧に勝ってしまうと敵を侮り驕りの気持ちが生まれる。佐久は十分勝とうとし過ぎる。まあ、そこが使い所ではあるのだが」


To be continued 第五回捜査本部 中野中央署

ゲストキャスト

陣内則文………………山田純大
(北品川署副署長)
細川茂一……………飯田基祐
(警視庁庶務担当管理官)
狩野正男………………山田明郷
(北品川署署長)

スタッフ

監督:新村良二
脚本:真野勝成

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