十臓の過去を知り、動揺しているシンケンジャー。茉子は、そんな落ち込んだ空気を吹き飛ばそうと、自ら台所に立って軽食を作るのだが、逆効果? 別の意味で動揺した男たちが、思わずついた愚痴を聞いてしまい…
一方、十臓を倒すどころか、剣を抜くことすらできなかった薄皮太夫。怒りのドウコクは、太夫が命よりも大事な三味線に炎を放って…
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
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2009年8月16日O.A.
十臓の過去を知り、動揺しているシンケンジャー。茉子は、そんな落ち込んだ空気を吹き飛ばそうと、自ら台所に立って軽食を作るのだが、逆効果? 別の意味で動揺した男たちが、思わずついた愚痴を聞いてしまい…
一方、十臓を倒すどころか、剣を抜くことすらできなかった薄皮太夫。怒りのドウコクは、太夫が命よりも大事な三味線に炎を放って…
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
自分では気づいていなかった欠点をはっきり指摘される、というのは意外にショックなものです(^^; まあ、今まで誰もいわなかったのが不思議なのか、自分で気づかなかったのが不思議なのか、ともかく、茉子も自分の料理の腕を知ってしまったようです。反省して料理の本を買いに行くのですが…
外道衆のはぐれ者… 人の身から外道に落ちる… 生きて三途の川に入る… これまで十臓が何度も呟いていたわけですが、実はドウコクの側近であった薄皮太夫。彼女もまた十臓と同じ、はぐれ外道衆だったようです。確かに、三途の川で生まれたアヤカシどもとの関係は決して良好ではありませんでしたね~。
十臓抹殺の指令を無視した太夫に対し、ドウコクは彼女が肌身離さず持っていた三味線を破壊します。破れた穴から漏れ聞こえる声… その穴を塞ごうと、慌ててこの世に飛び出していく太夫ですが、ドウコクはアヤカシ・ユメバクラを使って追い討ちをかけて…
ついに、薄皮太夫の過去があきらかに!
まだ、人であった頃… 外道に落ちる前の一人の女性=薄雪を演じるのは、もちろん、これまで声を演じて頂いた朴璐美さん。舞台俳優としても活躍されている朴さんですから、ここで別の人を立てるなんて考えられません。
燃え盛る炎のなかに立つ薄雪… 朴さんが、まさに観る者の魂を震わせる、鬼気迫る芝居を見せてくれます、超必見!
朴さん登場のシーン撮影当日は灼熱の7月上旬でした。それなのに、着物を着、頭にはカツラを付け、炎の中に放り込まれる始末。ごめんなさい。それでも、カメラが回り始めると一瞬にして表情を変え、迫真の演技を見せていただきました。撮影前にはドウコクの声の西さんとシタリの声のチョーさんから羨望のこもった激励の言葉を受けていた朴さんですが、2人が嫉妬するくらいの存在感を見せてくれています。
「炎を被せて、私だということが分からないように撮ってください」
「いや、せっかく来ていただいたので……」
「じゃあ、クロスフィルターを使って」
「いやです」
という無茶苦茶なオーダーで中澤監督を困らせていましたが、もちろんバッチリ分かるように撮らせていただきました!朴さんだからこその唯一無二の薄雪をご覧あれ。
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「祝」公開!『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』!!
去る7月29日、新宿バルト9にて全国公開に先駆けて完成披露試写会が行われました。実写邦画作品初のフルデジタル3Dでの上映ということもあり、業界内外から多くの人が駆けつけました。舞台挨拶では松坂桃李さん、相葉弘樹さん、高梨臨さん、鈴木勝吾さん、森田涼花さん、相馬圭祐さんのシンケンジャー6人が初めての3Dで作品を見た時の衝撃を述べ、会場を沸かせてくれました。また、腑破十臓役の唐橋充さんがシンケンジャー出演以来初となる舞台挨拶に臨み、映画だけではなくテレビシリーズへの期待も含め語ってくださると、彦馬役の伊吹吾郎さんも、役そのままの雰囲気で若いキャストを温かく見守るように場を引き締めてくださいました。中澤監督は3D版ではいつもには無いご苦労もあり、感慨深く、それでも最後は「明るく、楽しく」と元気いっぱいの舞台挨拶となりました。変身したシンケンジャーたちは何と3D用のメガネ(?)をかけて登場。大きなスクリーンから飛び出したり、引っ込んだりする今回の映画のPRにも一役買ったのでした。上映後は3Dの評判も正に「あっぱれ!」大好評の完成披露試写会となりました。
そして8日、皆様のお陰で2D版も3D版も無事公開を迎えました。当初からフルデジタル3Dでの製作体制で挑んだ今回の銀幕版ですが、実はすべての劇場で3D版をご覧いただけるわけではありません。その為に、スタッフにも「シンケンジャーを3Dでやります!3Dで見てください!」と大々的にお伝えしていいものか、本当は不安でした……。しかし、公開が近づくに連れ、全国で3D上映をしていただける映画館が次第に増え、現在では当初の予想を数倍上回る館数での上映が実現しました!これもシンケンジャーを見て、応援してくださっている皆さんのご支持があってのことだと、深く深く感謝いたします!本当にありがとうございます。もちろん2Dでも楽しめます!でも、今は自信を持って、「3D版はもっと楽しめます!」とお伝えします。
※3D上映の劇場は下記リンクにてご確認ください
http://theaters.toei.co.jp/TheaterList/?PROCID=02277
銀幕版の公開も始まり、加熱上昇中のシンケンジャー・フィーバー。実は、テレビシリーズの方も負けず劣らず熱くなる一方だったりするのですが、このコーナーも負けないように盛り上げていきますよ~。今回は超ビッグな情報が!なんとシンケンジャー写真集が発売になります!!少し気が早いですが、これはもう今から予約するしかないでしょ。テレビも映画も写真集も、ぜ~んぶ目が離せません!
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(文責:宇都宮孝明、大森敬仁) |
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