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テレビ

BATTLE-7
星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー(前編)

2010年7月4日(日)あさ6:30~

あらすじ

 アース(地球に与えられた星を守る力)を持つ人々が住むギンガの森で、第133代のギンガマンとなった青年戦士たち。彼らは「星獣(宇宙の平和を守る聖なる獣)」と力を合わせ、宇宙海賊バルバンと戦った。そしてギンガマンは知恵の樹モークや勇太少年に見守られながら、バルバンや蘇った魔獣に勝利。地球に平和は戻った……はずだった。
 数か月後、宇宙に旅立った星獣たちが久し振りに地球に戻る日。しかし星獣たちが戻る前に街を襲ったのは魔獣ゲルマディクス、それを操る脱獄した宇宙海賊グレゴリ、そして邪電王国ネジレジアが滅亡直前に残したアンドロイド・ヒズミナ。彼らは魔法のエネルギーで、バルバンとネジレジアを蘇らせることを企む一方、地球に結界を張って星獣の帰還を阻止してしまう。
 苦境のギンガマン、だが彼らに力を貸そうとあのメガレンジャーが現れた!「科学の力」を駆使してギンガマンのブレスレットを調べ、魔法の法則を分析して結界を取り除こうとする。
 しかしそのころ、グレゴリがバルバンの幹部を次々と蘇らせる一方でヒズミナが、さらにゼイハブ船長やネジレジアを蘇らせるエネルギーを得るため、ギンガブレスを奪おうと企んでいた。ギンガブレスを巡って、[宇宙海賊+邪電王国]VS[ギンガマン+メガレンジャー]の壮絶な戦いが、いま始まる!

みどころ

 前回のメガレンジャーVSカーレンジャー、いかがだったでしょうか。この作品の脚本家は、多種多様の小ネタを物語に詰め込んでくることで定評のある(?)荒川稔久さん。そんな荒川さんが、ギャグ戦隊の評価が高いカーレンジャーを素材にした日には、どんなスラップスティックになるかと思いきや……もちろん随所に小ネタ大ネタ小ワザ大ワザ満載ではあったものの……田﨑監督の青春物語へのコダワリのおかげもあっただろうものの……こんな「イイ話」を書くなんて。なんだー、荒川さん、やれば出来るんじゃん(^^)シツレイ!
 宇宙妖精が最後に叶えてくれる願い事を、自分たちの夢でなく、地球の平和と高校生の思い出を守るために差し出したカーレンジャー。その思いをガッチリ受け止めたメガレンジャー。あのチャランポランに見えたカーレンジャーが秘めていた美しい気持ちは感動でした。二大戦隊の思い出を紡いだ夕陽の浜辺、行ってみたくなりましたねー。

 そして、次回放送のギンガマンVSメガレンジャーもまた荒川さんの脚本。かたやファンタジー戦隊の代表のギンガマン、こなた科学を駆使する戦隊の代表のメガレンジャー。いわば世界観が正反対にも見えるこの二つの戦隊をどういう風に融合させたのか、そのあたりも楽しみに次回を観て頂ければと思います。

 さらに、もう一つ注目して欲しい特徴があります。VSシリーズは、新しい方の戦隊がまだテレビシリーズで戦っている途中の物語として描かれることが多い(例えばギンガメガの共演ならば、ギンガマンがバルバンと戦ってる途中の物語として描かれるのが普通)のですが、次回の物語は、ギンガマンがバルバンを倒した最終回より後の物語として作られています。
 当時のVSは新しい方の戦隊の最終回放送より後のリリースでしたから、視聴者が見やすい当たり前の構成とも言えるのですが、これを実現させるのは実はかなり難しい。例えば次回の作品は、ギンガマンのTVシリーズ30話台と並行で前年8~9月に脚本が作られている筈です。普通その頃は、5ヵ月先のTVの最終回のお話はまだまだ固まってなく、まして最終回より後の物語世界のありようなど考えることは非常に困難です(そんな事情が、VSがTVシリーズ途中のエピソードとして描かれる理由でもありますが)。
 ところがギンガマンの企画スタッフは……前回「メガVSカーレ」ラストの卒業写真などでTV最終回とVSのリンクは試みられてはいますがそれをさらに押し進め……早め早めのシリーズ構成で、視聴者が鑑賞する時系列そのままの物語作りをやってのけました。TVとVシネの世界の一貫性にこだわる、ギンガマン制作陣の作品への愛が、そこには込められているのです。
 こうして物語は、平和が戻ったギンガの森の美しい姿から始まります。そして一方のメガレンジャーも、高校を卒業して大学や社会でそれぞれの道を見つけ初めた、素敵に成長した姿を見せてくれます。そんな彼らが地球の危機に際して再び立ち上がり、集い、力を合わせていく過程、その描写は胸に響くものがあります。

 さらにさらに、次回ではナビゲーターのゴセイジャーも、またちょっとヤッてくれちゃってます。前回に引き続き、いつもと少し雰囲気の違うビジュアルの五人が見られるという噂。

 てことで、BATTLE-5がこの早朝にも関わらず視聴率4%を超えたことに、喜ぶ以上にぶったまげ(←表現が古いねどうもw)つつ、知恵と手間を注いだ作品は評価されるという当たり前の事実を改めて思い知りつつ、次回もお楽しみに!
 そして、そのあとのスーパーヒーロータイムもお楽しみに!
 そして、8月公開のゴセイジャーとWの映画もお楽しみに!


データ

【星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー】
1999年リリース http://shop.toei-video.co.jp/shop/ProductDetail.do?pid=DSTD02023
脚本:荒川稔久/監督:長石多可男

【星獣戦隊ギンガマン】
初回放送:1998年2月~1999年2月 テレビ朝日系列にて
出演:前原一輝・末吉宏司・照英・高橋伸顕・宮澤寿梨・小川輝晃、ほか

【電磁戦隊メガレンジャー】
初回放送:1997年2月~1998年2月 テレビ朝日系列にて
出演:大柴邦彦・江原淳史・松風雅也・田中恵理・東山麻美、ほか


(文責:日笠淳)

リンク

> テレビ朝日公式サイト
> 東映AG スーパー戦隊ネット
> 東映 天装戦隊ゴセイジャー

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