ショウ司令がリュウコマンダーとして覚醒、キュウレンジャーは10人となった。
その勢いのまま、地球解放ミッションは順調に進んでいた。
とある日。
ラッキーは小太郎を追いかけていた。
小太郎を故郷に帰そうと地球に送りにきたはずが、帰りたくない小太郎が逃げ出したのだ。
と、そこに倒したはずのダイカーン・モズマが通りかかる。
戦いになり狙われた小太郎。絶対絶命のその時!
オオグマキュータマから、謎の幽体が飛び出して小太郎を守った。
その正体は、かつてショウを守って死んだ、ビッグベア総司令官の幽霊だった!!
一方、オリオン号でも想像を絶する問題が起きていた。
「ナーガが何者かに襲われただと!」
「コントロール不能!勝手に…太陽に向かってます!」
「地球との通信も途絶えたみたいだ…」
これはまさか…モズマの仕業か……!?
オリオン号の運命やいかに!?
すべてはラッキーと小太郎と、変な幽霊に託された!!
監督:柴﨑貴行
脚本:毛利亘宏
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8・9話を通して、ショウ・ロンポー司令官がいい加減なだけではないということが伝わったと思います。彼も、つらい過去を背負っていた。でも、それを心の奥にしまいこんでキュウレンジャーを集めるために頑張ってきたのです。一方で、しまっていたはずが、やはり忘れられないこともあった。それが、自らも戦いたいという気持ちでした。キュウレンジャーを支える戦力として、伝説の一端を担いたい。その想いの強さがリュウ座に認められ、リュウコマンダーとして新たな一歩を踏み出すに至ったわけです。
ショウのその想いは、リベリオンの同朋に対する贖罪の意味ももちろんあっただろうし、
後悔に端を発するものだったかもしれません。背景にあるものはぞれぞれ違うかもしれませんが、宇宙を救いたい、平和な世の中を取り戻したい、そんな想いはキュウレンジャーの誰もが等しく同じなのでしょう。
10話では、もしかしたらそんな想いを誰よりも、ひょっとしたらショウ以上に熱く燃やしている少年のお話です。
小太郎役の田口君は、若干12歳ながらも卓越したお芝居のスキルをお持ちですが、何より、その内に秘める闘志が可能性だらけで、いやがおうにも期待せざるを得ない。もう、こんな子がオーディションに来てしまったら選ばざるをえない(笑)そんな衝撃を覚えるほどの逸材です。彼の元気いっぱいのお芝居を是非じっくりとご堪能いただければと思います。
物語的には、地球とオリオン号の双方で問題がおき、制限時間内に問題を解決しなくては!というタイムサスペンスになっています。
ショウ・ロンポー司令官も、元のいい加減オヤジに戻られて(笑)オリオン号である意味、大活躍をしてくれます。ほんとに、史上最もくだらない司令官かもしれません(笑)
ギャグあり、アクションあり、サスペンスもあり。そんなキュウレンジャーの得意とするドタバタ劇の中で、しれっと11人目のヒーローが登場する、つまりヒーロー数が話数を上回るという前代未聞のエピソードになります!
まだまだキュウレンジャーの勢いはとどまるところを知りません!
私にも、その勢いを止める術が思いつきません。
オリオン号よろしく、本当に太陽に突っ込んでしまうくらいの勢いで、今後も進んでまいりますので、ぜひ楽しんでいただければと思います!
☆おまけ☆
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キュウレンジャーのメンバーが、スターチェンジを巡って、あっちこっちで大騒動!?
『宇宙戦隊キュウレンジャー 変身講座 ~君も一緒にスターチェンジ~』
4月5日時点で、なんと約720万再生!!!
目指せ累計999万再生!(笑)
第1~6話、まとめてご覧になる場合はこちらのページへGO!
http://sentai.b-boys.jp/kyu/movie/
(文責・望月卓)
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Space9.燃えよドラゴン
いかがでしたか!?
ついにショウがリュウバイオレットから
リュウコマンダーヘグレードアップ!
スキルキュータマで時間制限のある戦士だった状態から、
リュウキュータマが生まれて、
皆と同じチェンジキュータマの力で「リュウコマンダー」に変身することができました。
今回はこの「リュウコマンダー」と、
この戦士が生まれるきっかけとなった「ショウの過去」をイザチェックしてみましょう!
「リュウコマンダー初登場!」
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さてこちら戦隊戦士としてなかなか珍しいマント有のデザイン。
キュウレンジャーはオオカミブルーの毛やサソリオレンジのしっぽ、カジキイエローの
面を含めそれぞれの戦士をいかに個性化するか、
を大事にしてきました。
なんたってせっかくの個性派9人戦隊ですからね。
そんな中、新戦士のデザインをどうしようとなって、
その個性の1つとしてマントが描かれました。
変身のシステムが1人だけ「リュウツエーダー」を使ってますから
フォルムが違うのも納得ですよね!
変身前のショウはおちゃめな適当おやじ感がすごいですが、
リュウバイオレットからコマンダーに変わってますますアクションが機敏になったショウ。
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スーツアクターの日下さんの動きもそうですが、
やはり戦士、とりわけ制限時間のなくなったリュウコマンダーになると
心なしか若返ったかのように声に戦う男としてのツヤが出る、
そんな微妙な変化を神谷さんがつけて下さったように感じます。
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ちなみにリュウキュータマから巨大な龍が飛び出して
龍がショウ・ロンポーに問いかけるシーンがあるのですが、
実はこちら竹本監督のアイディアで神谷さんに声をあてて頂いているのですよ!
もちろん同一人格ではないので声を加工していますが、
神谷さんファンの方で気づかれた方はもう一度見返してみてくださいね!!
*ちなみに佛田特撮監督の生み出したリュウボイジャーの活躍シーンも今回の見所の1つですよね
そしてこちらもクレジットを見てあらびっくり!
となった方もいるでしょう。なんと今回のリュウコマンダーの初登場に際して
ショウ・ロンポー/リュウバイオレット/リュウコマンダーの声を演ずる神谷浩史さんが自ら、アクションシーンでかかる挿入曲を歌ってくださっているのです!
その名も 『リュウコマンダー龍の道』 歌:ショウ・ロンポー(神谷浩史)
作詩:マイクスギヤマ 作曲:大西洋平 編曲:梅村建太(Project.R)
そのレコーディングの様子は下記にレポートがありますので、そちらは是非ともチェック!! 歌詞などにふれつつ特集していきますよ☆
続きましてショウの過去に迫ります。
「ショウ・ロンポーという男」
今回ショウの知られざる過去が本編に登場。
それを物語る要素としてビッグベア総司令が登場しました。
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そう、前回ご紹介した梁田清之さん・演。
竹本監督のご意見もありキャスティングに至りましたが、
キュウレンジャーの現在の長・ショウのボスであったという難しい説得力を
とにかく短いシーンであっという間に見せていただき、アフレコルームメンバー一同脱帽でした。
ちなみに予告にもありますが次回10話にもビッグベア総司令が
なんと幽霊!?として登場!!
小太郎やラッキーを乗っ取る!?梁田さんの素敵な声で繰り広げるコミカルなシーンもありますので
お楽しみに!
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さて、今回様々な非ヒューマンタイプがドラマを繰り広げた回でしたが、筆者はそのドラマの盛り上がりは竹本監督のおかげだと思っており…
竹本監督といえば望月チーフPも語ってきたようにロボ戦の神。他も言わずもがなとりわけロボ戦をかっこよく撮って頂いてますが、それに加え筆者的は「キャラ撮りの神」、
だと思ってまして(笑)
いわゆる大人的ないい方をするとスーツアクターさん演の着ぐるみキャラクターの撮り方が秀逸。面を超越して出るスーツアクターさんのキャラの表情を、カメラワークや演出で
普通の役者さんと同じくらい、時にそれ以上に表情豊かに撮る。
それによって今回のショウとビッグベアのシーンや、ショウとラッキーのシーンなど、
名場面が生まれたと思っております。
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ということで本日はここまで。
次回、なんともう一人の戦士が誕生!?
鍵はあの「キュウレンジャー入れて入れて攻撃」をしかけてくる小太郎少年と…
なんとビッグベア総司令!?どういうこと!?
ということで次回もおったまげな展開をお楽しみに!!
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次は神谷浩史さんasショウ・ロンポーの挿入曲レポートを
お楽しみいただき、
その下の映画情報その3もご覧下さい!
☆おまけ☆
神谷浩史さんasショウ・ロンポーの挿入曲レポート
第8話に続き、第9話もおっタマげるほどの大活躍だったショウ・ロンポーさん!
普段がちゃらんぽらんだからこそ熱い戦いっぷりにギャップがタマらん(笑)
そんなショウ司令のギャップ萌えに酔いしれて頂いた皆さまに更なるお知らせが!
それはリュウコマンダーに変身したときに流れていた挿入歌のことなのです。
皆さま気づいていただけましたでしょうか!?
こちらの曲名は、
『リュウコマンダー龍の道』
〈作詞:マイクスギヤマ 作曲:大西洋平 編曲:梅村建太(Project.R)〉
この挿入歌を歌っていただいたのは、
なんとわれらがショウ・ロンポー司令の声を演じられている神谷浩史さんなのです!!
そのおっタマげな歌詞を一部抜粋させていただきます。
♪1+9(いちたすきゅう)なら10だけど
想いを合わせりゃ キュウレンジャー
リュウコマンダー 夢なんだ
宇宙の平和が
リュウコマンダー 超えるんだ
限界も♪
スタッフの熱い希望により実現した奇跡の歌は、都内某所にてレコーディングが行われました!
スタッフの方と綿密な打ち合わせを重ね生み出された素敵な歌声。
ショウ司令、歌でも本気です・・・(笑)
リュウバイオレットからリュウコマンダーへ。
その2段階の変身は、まさしくショウ・ロンポーの平和への道なのです。
そしてショウ司令の平和への求道はこれからも続いていきます。
改めまして、ようことキュウレンジャーへ!
新たなる戦友への乾杯も込め、ショウ司令の勇姿を大公開!括目してくれタマえ!
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たしかに1+9は10だけど、
やっぱりジュウレンジャーへの改名は却下ですよね・・・(笑)
映画特集
さて今回はドラマパートVER、キュウレンジャーの見所&裏話をお届け☆
「ナーガ、感情を知る」、そして「キャスト談:ツウな見方」をプチ特集します!
「ナーガ、感情を知る」
さて最初の映画特集でも取り上げた今回の映画の見所
そうそれは「ナーガのドラマ」。
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キュウレンジャーテレビシリーズでも
次第に笑いながら怒る人(!)
から表情と感情の一致する回数も増えてきたかのように見えるナーガですが…
今回、これまた感情を表さない少年・霧野エイトくんとの交流を通して
ナーガはとある大事なものを学びます。
キュウレンジャーの9話のオープニングでもちょろっと出ましたが、
彼の頬を伝うものは、そしてその理由は?
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このシーンはまだ寒く、時折雨や雪のようなものがちらつくほどの寒さの中、
ナーガの撮影パートに関しては夜遅くまで撮影が続き、
何カットもテイクが重ねられました。
山崎くんが力をこめて演じたそのシーンは
今回の映画の中での再感涙ポイントとなること間違いなしです。
続きまして
「キャスト談:ツウな見方」
今回、実は舞台挨拶やインタビューを通してキュウレンジャーキャストから出た、
映画のおすすめ注目ポイント。
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そう、それは「ちょっと大人っぽいキュウレンジャー」です。
キュウレンジャーキャストが
ライダーのスタッフ、キャストさんがホームの現場にお邪魔して痛感したのは
キュウレンジャーにはない「大人っぽさ」だそうでして。
細かいカメラワークや演出、カット割り、演出に至るまで
戦隊との違いを感じそれを意識しながら演じたそう。
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はじめてエグゼイドと対峙する対決シーンの登場の際の、
ハミィ役・大久保桜子ちゃん談の低い位置からのカメラアングル・ワークの大人っぽさ!
そして岐洲くんが語るラストシーンのキャストがそろう所での
「よっしゃ、ラッキー!」
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監督がレッドっぽすぎる!と指摘したストレートな爆発した感じの
ラッキーぽさを、観て頂くと分かるかと思いますが、
岐洲くんはそのシーンのしっとりとしたお芝居に合わせて
超スーパーヒーロー大戦仕様の「よっしゃ、ラッキー」にしています。
ナーガの感情のお芝居もよりリアリティある方に寄ってますので
キャストおすすめのちょっと大人なキュウレンジャーに着目して観るのも楽しいですよ!
ということで本日は、キュウレンジャー、超スーパーヒーロー大戦のオフショット投下でお別れ!
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さて次回が映画ラスト特集!
エグゼイドHPの映画特集も、今週ももちろんコンティニューして
チェックしてみてくださいね☆
映画みどころ1回戦
映画みどころ2回戦
映画みどころ準決勝
(文責・小高史織・川勝宥典)