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科捜研の女 season19

DATA
2019年4月18日~2020年3月19日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第30話 100円の殺人!?
2020年2月13日放送

頭にヘッドライトをつけたままの撲殺体が発見された。
被害者・柴崎佐江(演・菊地美香)は数々の節約テクを記したブログで人気となっていた。
だが、土門刑事(演・内藤剛志)の捜査によって、本当の「節約の達人」は別にいて、
佐江は「達人」からブログのネタをもらっていたということが判明。
その人物――園田逸子(演・松岡依都美)にマリコ(演・沢口靖子)が会いに行くと、
逸子は自宅の風呂場で大きなタライを使って手洗いで洗濯をしているところだった。
蒲原刑事(演・石井一彰)らは逸子に殺人の容疑をかける。
しかし、凶器の準備や後始末にお金がかかる殺人などという無駄な行為はしない、と逸子。
そんな折、被害者の胃の中に遺された節約メニュー・「パンの耳ステーキ」のレシピを知る人物が明らかになる。
その人物とは、逸子の母、園田志乃(演・筒井真理子)。
志乃には過去に殺人で逮捕され、さらに罪を娘の逸子になすりつけようとした過去があった!
怪しいのは「節約の達人」か? それとも因縁の母親か?
真犯人に至る手がかりは、佐江の遺体の運搬時に背中に付いた、謎の「線」の痕。
その謎を解明するため、決して鑑定を節約しないマリコが、経費を思い切り投入して実験を開始する!
 
 
脚本 瀧川晃代
 
監督 森本浩史

ゲスト

松岡依都美
日野陽仁
菊地美香
佐渡山順久
西村匡生
平山咲彩
山内陽葵

筒井真理子
ほか

(文責・東映プロデューサー 谷中寿成)



みどころ

材料:
食パンの耳 8切
卵 1個
牛脂 ひとかけら
玉ねぎ 4分の1個
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
コショウ 少々

1.食パンの耳を、溶いた卵にひたし、
牛脂をひいたフライパンで、
焦げ目がつくまで丁寧に焼く。

2.醤油、みりん、酒を1・1・1で混ぜ合わせて、
すりおろした玉ねぎを加え、
ステーキソースを作る。

3.焼きあがった食パンの耳に、2のソースをかけ、
最後にコショウをかけて、できあがり

突然のレシピ紹介でした。
メニューの名前は「パンの耳ステーキ」。
パン屋さんでもらった「パンの耳」を、
スーパーでもらった「牛脂」で焼き、
ステーキソースをかければ、
それはもはや、ステーキ。
今晩は「節約の達人」がお届けする、こうした「節約レシピ」がカギを握ります。

人間、何をするにも、お金がかかります。
それは殺人とて例外ではありません。
凶器にも値段があります。
そして遺体を運ぶのにも、やっぱりお金がかかります。
「節約の達人」が犯行に及んだとすれば、
いったいどんな「格安」の方法を選んだのか。
マリコたちは今回、「殺人の費用」を検証していくことになるのです。

もちろん「殺人の撮影」にも、お金がかかります。
でも限られた予算のなかで知恵とアイディアをふるってくれる、
撮影現場の「達人」たちのおかげで、
今回も楽しい作品ができあがりました。
お肉がなくても、パンの耳がある。

パンの耳ステーキ、食べたことのないおいしさです。
ぜひ試してみてください。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)



【マリコの衝撃的ワンカット】

マリコ、○○○に入る

今回のゲストは「節約の達人」です。
手持ちのものを何でも生活の役に立てようとするヒラメキと探究心は、
もしかすると、あらゆることを鑑定に使えないかと日々考えている、
「科学捜査の達人」のマリコに通じるものがあるのかもしれません。
そんなマリコ、おそるべきヒラメキと、飽くなき探究心から、
今回、まさかというあるモノに入ってしまいます。
まさに、コケツに入らずんば虎子を得ず。
マリコ、呂太(演・渡部秀)、亜美(演・山本ひかる)の体を張った実験の先に、
あっと驚くドラマが待ち受けています。お楽しみに。

(文責・東映プロデューサー 谷中寿成)





第29話 こぼれ話

※ネタバレに当たる内容を含んでおります。ご視聴後にお読みください。


科捜研の女season19 第29話、いかがでしたでしょうか。

またひとつ、名曲が誕生いたしました。

脚本の真部千晶さんが書いてくださった詞に、森本浩史監督と中尾亜由子プロデューサーの構想を重ね、中尾Pが作曲とアレンジを担当、そして十文字政宗役を演じてくださった柏原収史さんの音楽技術によって生まれた「ラン!ラン!ラン!」。みなさんはどのようにお聞きくださいましたでしょうか。

言わずもがな、今回の撮影で何より盛り上がったのは、「十文字政宗“温(on)”ステージ」です!
“銭湯アイドル”の名にふさわしい風情と情緒のある、実際の銭湯をお借りしてロケ撮影を敢行させていただきました!
ライブ会場となった大広間を埋めてくださったのは大勢のエキストラさんたち!銭湯の館内着に身を包んだ乙女たちのハートを射抜くのはもちろん、十文字政宗です!

中尾Pの「みどころ」にも書かれていたように、十文字政宗の憑依する柏原さんが歌い踊る姿に観客は魅了され、カメラテストや衣裳チェンジを繰り返すたびに熱量が上がっていくファンの声援に応えるように柏原さんのパフォーマンスもぐんと進化していく・・・まさに、「アイドルがファンを作り、ファンがアイドルをスターにする」状況を目の当たりにさせていただきました!!

演出部スタッフをはじめ、作曲者である中尾P自らもステージに立ちエキストラのみなさんに声援や合いの手の振り付けを施し、キャスト、お客さま、撮影クルーが一体となりドライブ感を楽しんだ大盛況のステージとなりました!

長時間の撮影となったのにもかかわらず、エキストラのみなさんからも「楽しかったです」というご感想を多くいただきました!何よりも現場で盛り上がってくださった皆様がいてこそのステージでした!ご協力いただき、本当にありがとうございました!!

さて、盛り上がる客席の中には、なんとマリコさんも!!!
十文字政宗のファンである堀之内希和(演・左時枝)と向井園枝(演・一木美貴子)の熱狂ぶりに圧され、ALSライトならぬペンライトを振るマリコさんの姿は、たいへん貴重だったのではないでしょうか。

とは言えマリコさんが政宗のステージに来たのは、物語の冒頭、政宗の楽屋で見つかった身元不明の人骨を置いていった人物を突き止めるため、裸足の淑女たちから「素足痕」を採取するのが目的でした!マリコさん、亜美ちゃん、そして日野所長による「科学捜査研究所“温(on)”ステージ」開演!



指紋でもなく下足痕でもない今回の手掛かり「素足痕」の採取には、シリーズ助監督・玉木さんも「女性の素足痕をもらうのには苦労しました…」と振り返りました。
素足のスキャン写真からその素足痕の画像が浮き出てくるようなアクションを伴う動画を作成し映像的演出を施すという制作フローでしたが、まず素足のスキャン画像を入手し、さらには足にインクをつけていただきスタンプの要領で素足痕を押してもらうという作業を要するため、方々の女性スタッフに頭を下げて回ったそうで、十人以上のデータを集めるのにはなかなかの道のりを歩んだそうですよ。
さらに、お風呂場や座布団など現場から出る素足痕については、アルミ粉を使用した実際の鑑識作業にしたがって採取をするお芝居でしたので、鑑識指導の先生ご監修のもと、日野所長役の斉藤さんにチャレンジしていただきました。玉木さん曰く、いつもの指紋や下足痕の鑑定よりもはるかに手間がかかったそうで、それゆえに思い入れのある鑑定となったそうです!

科学捜査パートですと、見つかった人骨の特定も見どころのひとつでしたね!
鑑定室の大きなライトテーブルに並べた身元不明の骨に手を合わせるマリコさん、長年ご視聴くださっている方であれば見慣れたお姿かもしれませんが、個人的にこの画は実に法医研究員らしくてやはりとても好きです。。。

美容室で髪を切っていたところマリコさんから呼び出された(!)という早月先生も登場!!
発見時の検証で明らかになっていた鎖骨部分の傷と血痕の色素沈着に加え、「胸骨正中切開法(きょうこつせいちゅうせっかいほう)」による開胸痕、さらには通常12対ある肋骨が13対あるという珍しい特徴も見つかりました。
法医学者や法人類学者にとって骨は故人のパーソナリティを得るのに最も大きな手掛かりのひとつです。死因はもちろん、その人の性別や年齢、体格や顔つき、病歴や妊娠経験といった情報まで、骨は語らずして語りかけてきます。その分野の専門家でもあるマリコさんや早月先生が骨を前にして意見交換する姿はプロフェッショナルでとてもかっこよかったですよね!

こうした一連の人骨鑑定のシーンでは法医学監修の先生にもお立ち会いいただき、沢口さんや監督を交えてディスカッションをしながら撮影方針を共有していきました。
いつも以上に真剣な表情の沢口さんでしたが、法医のプロである監修の先生に質問を投げかけては所作や台詞回しのひとつひとつに活かされており、その真面目な姿勢は映像の中のマリコの随所に表れていました。

そして、マリコさんたちが突き止めた骨の真実は、切ない物語の一端を呼び起こします――

白骨の正体は堀之内寛太郎(演・西尾塁)、堀之内希和さんの一人息子でした。
歌手デビュー当時の十文字政宗のファンでもあった寛太郎は、病気が原因で駅伝を辞め、家を出て行ったきり消息不明となっていました。借金に追われ落ちぶれていた政宗をつかまえ行動を共にし、その実、政宗の借金返済を後押ししていた寛太郎・・・
殺される直前に政宗に手渡した母・希和が作った“たすき”、缶ビールを片手に口ずさんだ「ラン!ラン!ラン!」のワンフレーズ、裸電球の淋しく揺れる廃墟で、寛太郎は何を、誰を、想っていたのでしょうか。

ラストシーン、全てを知らされた希和の潤む目に映った寛太郎の姿。彼がずっと大切に持っていた手作りのたすきは、母から子へつながれた宝物であり、政宗へとつながれたエールの象徴となりました。

ラン!ラン!ラン! 走れ
ただ ひたすらに 走れ
この道の先には 幸せが
君と僕とを 待っている

銭湯アイドル“十文字政宗”は切なくも心温まるストーリーを秘めながら、今日も歓声の止まない舞台に上がるのです。


さて、次回は第30話! 新たな“達人”の登場です!その名も「節約」の達人!
節約はたったひとつの私の趣味だと豪語する達人と、節制倹約の時代に直面する科捜研チームとの節約バトルが勃発?!登場するひとつひとつの節約アイデアが全て殺人事件のトリックに繋がっているように思えるスリルが散りばめられています!脚本・瀧川晃代さんのハートフルな人情劇、お楽しみに!!

(文責・東映プロデューサー補 山﨑 雅人)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊󠄀マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

佐伯志信 ……… 西田 健

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日) 中尾亜由子(東映) 谷中寿成(東映)
【プロデューサー補】山﨑雅人(東映)

【脚 本】戸田山雅司 櫻井武晴 ほか

【音 楽】川井憲次

【監 督】森本浩史 田﨑竜太 ほか

【制 作】テレビ朝日 東映

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