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科捜研の女 season19

DATA
2019年4月18日~2020年3月19日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第27話 マリコの動画チャンネル
2020年1月23日放送

高級フレンチ『シェ・オバタ』の総料理長・池住政司(演・横堀悦夫)がレストランの厨房で殺害された。
『シェ・オバタ』の社長・小畑常治(浅野和之)と池住は経営方針を巡って対立していて、
事件の一か月前、池住ら幹部たちが小畑の社長解任を決議する「クーデター」を起こしていた。
そんな小畑は最近、ネット上の動画投稿者としてデビューし、
毎日決まった時間に自分で料理の動画を撮影してはネットに投稿しているという。
殺された池住の死亡推定時刻にも、小畑は動画を撮影していたらしい。
何とかそのアリバイを崩そうともがくマリコ(演・沢口靖子)の前に、
土門刑事(演・内藤剛志)が現れ、再び捜査が動き出す!
土門刑事に発破をかけられたマリコは、
実際に料理動画を撮影して、小畑のアリバイを検証することを思いつく。
シェフ・マリコの『三つ星料理チャンネル』がここに始まる!?
 
 
脚本 李 正姫
 
監督 宗野賢一

ゲスト

浅野和之
坂西良太
横堀悦夫
丹羽貞仁
大竹悠義
山﨑萌香
辻 葉子
大松絵美
はるあん

ほか

(文責・東映プロデューサー 谷中寿成)



みどころ

動画サイトに自作の動画を投稿することで、広告収入を稼ぎ出す――
劇中では「PyuuTuber」と呼んでいますが(!)、今回はそんな人たちのお話です。

最近はやりの動画投稿サイトを題材に「科捜研の女」のお話を作ろう。
そんなアイディアのもと脚本づくりがスタートしたとき、
脚本家の李さんはじめ、制作チームで大切にしていたことがあります。
それは、動画投稿サイトになじみのない人が、
「明日から自分も動画を作ってみようかな」
と思えるようなお話にすること。

そのため、今回メインゲストの「PyuuTuber」は、
息を吸うように動画を見て撮って育ってきた若者たちではなく、
50代後半の、老舗フレンチレストランの社長です。
料理と商売の世界に生きてきて、
その年齢になるまで、動画を作ったことなどなかった人物。
うんと年下の「先輩PyuuTuber」たちに教わりながら、動画投稿デビューを果たすのですが、
この動画がまた破天荒ながら、面白い。

自らを「バタやん」と称し、
料理をする姿を堂々ノーカットで(カメラを止めずに!)世間に配信するのですが、
社長、三ツ星レストランの人間でありながら、料理の腕がからっきしダメ。
料理の名前は「ベシャメルソース」やら「ポワレ」やら本格感がすごいのに、
そして「オマール海老」やら「仔牛肉」やら高級食材を使っているのに、
焦がす、こぼす、玉ねぎを転がす、失敗のオンパレード。
そんなグダグダでシュールな料理動画ですが、見ているうちに、
じわじわハマってくるから不思議です。

ただこの動画、グダグダなだけではないんです。
いったい社長はどうしてレストランの評判を落としかねないこんな動画を投稿しているのか?
そしてこの動画そのものが、殺人事件のアリバイ証明にもなっており……
ミステリーの重要なカギを握っているといっても過言ではありません。

演出を担当したのは、今回が地上波テレビドラマの監督デビューとなる、宗野賢一監督。
自身で監督、脚本、プロデュースを手掛けた映画「FAKE PLASTIC PLANET」が、
マドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞しました。
期待の新人監督です。
そして、「マリコも鑑定を止めるおいしさ」でおなじみの、
あの「ルヴァンプライム」のインフォマーシャルも、
宗野監督が演出を担当しています。

「バタやん」ともどもデビュー戦となった宗野監督ですが、
こちらは「PyuuTuber」という変わった食材を、鮮やかに料理してくれました。
今夜の「科捜研の女」、ちょっと新しい味がするかもしれません。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)



【マリコの衝撃的ワンカット】

おかかマリコ爆誕!

今回のテーマは「動画投稿サイト」。
近年、我々の生活にもとても馴染み深いものになってきました。
特に、料理の動画は、
料理のコツが実際の映像でわかるので、
自分でも料理しながら見ると参考になったりします。
さて、今回、本職のYouTuberである、
エミリン(大松絵美)さん、はるあんさんが、
『科捜研の女』に出演!
二人はあらゆる食材に鰹節をかけて究極のマリアージュを探求する
「おかか姉妹」という動画投稿者として登場します。
一方、われらがマリコ、沢口靖子さんも、
#沢口サーズデー でYouTuberに挑戦中。
マリコ×おかか姉妹、究極のマリアージュを目撃してください!

(文責・東映プロデューサー 谷中寿成)





第26話 こぼれ話

みなさま年末年始はいかがお過ごしになられましたでしょうか。
昨年12月19日の第25話放送からしばらくお待たせを致しました。
本年も「科捜研の女」を何卒よろしくお願い申し上げます!!

※以下ネタバレに当たる内容を含んでおります。ご視聴後にお読みください。


さて、科捜研の女season19 第26話、いかがでしたでしょうか。
佐伯本部長(演・西田健)が「レガシー(大いなる功績)」として掲げた「広域サイバー捜査係」の実施運用は幻のように潰えてしまいましたが、本シリーズの警察監修を担当してくださっている仙川惠正さんからは、「刑事部と生活安全部がお互いの得意分野を活かし合い広範囲で共同捜査をおこなうという試みは非常に画期的だと思いますし、もし現実にこのような部署があれば素晴らしいことではないでしょうか」とのお言葉をいただきました。

目に見えない、性別も年齢も国籍も分からないサイバー世界の容疑者を相手にするのは危険であり、その捜査には根気と勇気が必要になってきます。蜘蛛の巣状に張り巡らされたウェブの世界線は法律の抜け道を指し示し、犯罪者はそのルートを巧みに使いこなします。それゆえに蒲原勇樹(演・石井一彰)は自分の目に映る情報を元に容疑者を確保しようと手と足を動かし、堀切徹(演・中村俊介)は自らのリスクを冒してでもターゲットを追跡・捕捉する覚悟を決めたのでした。

サイバー犯罪とは然し、結局は何処かの誰かが引き起こしている人為的なものが大半です。ネット世界の闇深い場所でおこなわれていると思いきや、案外われわれの身近な場所に悪意が潜んでいます。オリンピック・パラリンピックの開催に際し大量の人や物の流動が見込まれる2020年、、、明るく楽しく豊かな時を共有しつつも、より一層のセキュリティーを講じていく必要がある分野なのではないでしょうか。

 

さてさて、今回の真犯人であり、巷で話題の御朱印を提供していた美人すぎる神職のお姉さんを演じてくださったのは、高田里穂さんです!

高田里穂さんといえば、橋口呂太役・渡部秀さん主演の「仮面ライダーオーズ」でヒロイン・泉比奈役を演じ、田﨑監督とも縁深い関係にあります。
儚く美しく、恵まれない環境から脱した哀愁さえ漂っていましたが、その真の姿は経済力を目当てに暗躍し、邪魔者は葬り去る恐ろしい悪女でした。巧みな芝居で、マリコさんたちの前でもあくまでも被害者を演じ続けるあざとコワい役どころ、高田さんご自身はもちろん穏やかでたいへん優しいお人柄でしたが、なんだか楽しそうに(?)詩帆役を演じていたようにも見えました(笑)

サスペンスやミステリーにおけるラスト謎解きシーンの「崖」は犯人の心情をうつすと言われているそうですが、今回選ばれた場所は冬の寒風吹きすさぶ山の上の展望台でした・・・

この「恵方が丘展望台」という名前は田﨑監督が考えてくださった架空名称ですが、とても素敵なネーミングですよね!ちなみに、看板を制作した美術部さんが付けたコピーは「私が積極的になれる場所」!まさに、猟奇的な殺人犯・詩帆の気持ちをうつした、センスの光るキャッチフレーズとなっていました(笑)
それにしても(未遂でしたが)、大胆な殺害方法でしたよね(笑)詩帆が通彦の脚を抱えて持ち上げる場面では監督から高田さんへ演技指導が入りましたが・・・「里穂ちゃん、大人の男を持ち上げるんだから気合いで声が漏れるよね?やってみて?」「ふんにゅ~!」「それ比奈じゃん」と、オーズコントみたいなやり取りになっていてとてもほっこりしました(笑)

妻である詩帆に暴力を振るい彼女の失踪後もしつこく追いかけ回す(ように見えた)トラック運転手を演じてくださったのは、山根和馬さんです!
DA PUMPの元メンバーということで、展望台のシーンではダンスで鍛えたその体幹を如何なく発揮してくださいました!撮影期間中にDA PUMPの2年連続の紅白出場が決まり、物凄く嬉しそうにされていたのが印象的でした!
悪役を演じるのが役者人生の大半であると言う山根さんは、自身と似た境遇の役者仲間・阿部亮平さんと「純悪」というユニットを組んで活動もしており、その悪人顔をマルチなジャンルで活かした作品を手掛けていらっしゃいます。
今回の事件の第一容疑者である浜内通彦は、そんな山根さんの純悪キャラを最大限に活かしていただき、ご自身も「役ではよくやってますね」と笑うタトゥーメイクを首に施し、ラストでは敢えて手袋をしていただきました(ちなみに装着する理由は、寒いからです)。

詩帆さんが危ないよ、と心配して駆けつけた呂太くんですが、展望台での大どんでん返しにはびっくりでしたね!

このシーンが、オーズチームの揃う最後のスケジュールでした!三人で仲良く写真を撮っている姿はすごく微笑ましかったです。。

通彦役の山根さんも加わって、「そして、新たな仲間が!?」感(笑)

 

堀切という魅力的なキャラクターの登場に心躍った田﨑組でしたが、その傍らで蒲原という若き刑事の成長があり、それを見守るマリコの温かな眼差しがありました。

象徴的だったのは、田﨑演出で、台本にはない雨降らしをした運送会社での相合傘シーンでしょうか。
マリコさんとしては土門さんや、そのスピリットを汲んでいる蒲原刑事と同じように、自分の目や自分の手で確かな情報を掴み、科学者として揺るがない、確固たる証拠を手に入れる思いでこの場所へやってきましたが、多角的に情報を集めた自身のプラットフォームの中から最善の一手を取る堀切刑事のようなやり方も他方にはあるということを踏まえ、隣にいる蒲原には、「どちらが良い悪いじゃない…」とオープンな選択を示してフォローアップしています。
マリコさん、何て素敵な上司なんだろうと私はこのシーンを見て思いました。真実に対してまっすぐで、芯が強いからこそワーカホリックな一面もありますが、味方にいたら絶対に心強い人だなと改めて感じました。

昨年末に蒲原刑事が、この人となら一緒に組んで捜査したいと思いました、と言った堀切徹。落合沙妃子刑事(演・池上季実子)や土門薫刑事(演・内藤剛志)とタッグを組んで自らの刑事街道をひた走ってきた蒲原が堀切刑事と出会い、何を学び、何を得たのか、それは今後にも繋がってゆく大きなターニングポイントになったのではないでしょうか。

中村さんと石井さんは初めての共演とのことでしたが、中村さんのやわらかでよく喋るお人柄もあってか、すぐに打ち解けられたようです。撮影中の石井さんに中村さんの印象をお聞きしたところ、とてもフレンドリーな方なので初共演とは思えない安心感もあり、堀切というキャラクターにぴったりだと思いますと語ってくださいました。
聞いたところによりますと、撮影期間中のあるとき、中村さんが石井さんをごはんに誘ったものの日程や時間が合わず実現こそできなかったのですが、石井さんが自炊をしていると聞いた中村さんがご自身オススメのごはんのお供を石井さんにたくさん贈ったそうです。その優しい心遣いにはもちろんのこと、どのおかずも美味しく、感動しきりでした!と石井さんは語っていました。ちなみに石井さんはお礼にお香をお贈りしたそうで、「自宅でのリラックスタイムに愛用してます」と中村さんのブログでも写真付きで紹介されておりました。

中村さんのオールアップでは、沢口さんから花束が手渡されました!

訓戒処分にはなりましたが、吉崎泰乃(演・奥田恵梨華)と同じサイバー犯罪対策課の解析係へ異動となった堀切さん。実は奥さんに心配されていたので内心ほっとしていますと、お茶目で素直な愛妻家は言いました。また泰乃さんと一緒に科捜研にも顔を覗かせてほしいですよね!中村さん、ありがとうございました!!

さて、意味深&期待大なラストシーンの伏線となった冒頭の「おみくじ」ですが、ご視聴いただいたみなさんの中には、メンバー全員のおみくじ内容が気になる!と思った方もいらっしゃるかと思います。そこで、助監督さんにお願いして絹宮神社のおみくじのデザインデータをいただいてまいりました!

これがマリコさんたち科捜研メンバーの引いた2020年最初のおみくじです!
他人様のおみくじを見せびらかすのもどうかと思ったのですが、みなさんもマリコさんたちと一緒におみくじを引いたような気持ちになっていただければ嬉しいです!
ところで(事件には巻き込まれましたが)、新年の仕事始めの朝に、タメ口をきく若手研究員がおすすめする神社に所長以下全員で初詣しておみくじまで引いて一喜一憂するなんて、京都府警科捜研って素晴らしい職場ですよね!


さて、次回は第27話。老舗フレンチ「シェ・オバタ」の総料理長が何者かによって殺害されます。
浮上した容疑者は会社で立場を追われた「シェ・オバタ」の社長?!しかし社長は犯行時刻、ピューチューバー「バタヤン」として動画サイトに投稿する動画を自宅で撮っていた…!誰もが発信者になれる時代に仕掛けられたトリックを、マリコのお料理チャンネルが暴き出す!?
シリーズ助監督も経験した宗野賢一さんが監督としてデビュー!グルメ・コメディ・ドリーム、三位一体の要素が凄まじいテンポ感で私たちの五感を刺激してくれます!年明け早々ざわめく京都府警の人事動静にもご注目ください!!



◎おしらせ

1月19日(日)放送の日曜プライム「おかしな刑事 京都スペシャル 」に、
なんと!われらが京都府警科捜研の日野和正所長(演・斉藤暁)が登場します!!

脚本は今シーズン第15話「女神のぬか漬け」 も手掛けてくださった岡崎由紀子さんです!

伊東四朗さん演じる警視庁東王子署の警部補・鴨志田新一が有給休暇で京都を訪れ、
里見浩太朗さん演じる実業家の河北龍之介や、羽田美智子さん演じる警察庁刑事局のエリート警視であり鴨志田の実娘・岡崎真実らと
思わぬ形で出会いながら、ある「絵画」をめぐる事件に巻き込まれていきます!
日野所長は鴨志田とも顔馴染みで、今回の事件では細かな筆致を扱う文書鑑定のエキスパートとしてその「絵画」の鑑定を任されます。
所長、腕の見せ所ですね!頑張ってください!
斉藤さんが、伊東四朗さん・里見浩太朗さんと共演するのは、科捜研ファンのみなさまにとってはおなじみの“あの場所”です…!

放送は、2020年1月19日(日)よる9:00からです!是非、ご覧ください!!

テレビ朝日公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/prime-sun/program/0076/

(文責・東映プロデューサー補 山﨑 雅人)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊󠄀マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

佐伯志信 ……… 西田 健

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日) 中尾亜由子(東映) 谷中寿成(東映)
【プロデューサー補】山﨑雅人(東映)

【脚 本】戸田山雅司 櫻井武晴 ほか

【音 楽】川井憲次

【監 督】森本浩史 田﨑竜太 ほか

【制 作】テレビ朝日 東映

LINK テレビ朝日公式サイト

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