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科捜研の女14

DATA
新春スペシャル放送決定! 1月18日 日曜 よる9時 ~11時10分
放送は終了いたしました。ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

「科捜研の女」年末スペシャル放送決定!
2014年12月21日(日)

白骨遺体が発見され、臨場するマリコ(沢口靖子)、土門(内藤剛志)ら。
白骨とともに出てきた唯一の遺留品、それは針金で「Marico」と描かれたブローチだった。
Marico・・・マリコ・・・
マリコの中でとある記憶がはじかれる。
そのブローチは、マリコ自身が14歳の時に作ったものだった。
なぜマリコのブローチが白骨遺体と共に出てきたのか。
いったいマリコはこの白骨遺体とどのように関わっているのか。
いっぽう、マリコの生まれ育った横浜では、とある一人の女がマリコのことを探し歩いていた。
女は「マリコの居場所を教えてほしい」と同級生や、母・いずみ(星由里子)のところにまで現れる。
女の名前は姫川みずき、探偵だった。
誰かが探偵を雇ってマリコを探している――!
30年前に失踪したマリコの親友、そして第二の惨劇・・・
白骨遺体の正体とは?一連の事件の驚くべき真犯人とは?
そして「14歳のマリコ」の閉ざされた「記憶」とは――


脚本:櫻井 武晴

監督:兼﨑 涼介

ゲスト

荻野目 慶子
上白石 萌歌
下條 アトム
有沢 比呂子
大出 俊
大高 洋夫
八十田 勇一
 ・
星 由里子


みどころ

12月11日に最終回を迎えた「科捜研の女」ですが、
今年の「科捜研の女」はまだ終わっていません!
そう、12月21日(日)夜9時から、「科捜研の女」年末スペシャルが放送されるのです。

今作のテーマは、「14歳のマリコ」。
14歳のマリコが作ったブローチが、30年の時を超えて白骨遺体とともにマリコの目の前に現れます。
まさかマリコがこの事件にかかわっているのか・・?というところから物語は始まります。
過去の殺人事件とマリコとの関わりから目が離せないのはもちろんのことですが、
14歳のころのマリコってどんな女の子だったの?というところも気になりますよね。
なにしろ今の榊マリコは、どうみても「変人」。
とてもチャーミングでひたむきで、強く優しい女性ですが、変人です。
事件のこととなると周りが見えなくなり、どんなに小さなことでも科学で解明しないと気が済まない。
人使いが荒く、「女子力」は低く、天然です。
一方で観察眼の鋭さ、科学的思考の明晰さは他の追随を許さない、いわば天才。
そんな榊マリコの少女時代は、いったいどんなだったのでしょうか。
シリーズ創立15周年を迎える「科捜研の女」ですが、
マリコの少女時代が明かされるのは今作が初めて。
「マリコ・ライジング」ともいうべき今作は、非常に記念すべきスペシャルなのです。

その14歳のマリコ役を演じるのが、上白石萌歌さん。
上白石さんは第7代東宝シンデレラなのですが、
マリコを演じる沢口靖子さんも、言わずと知れた初代東宝シンデレラ。
そして本来ならば、現在のマリコと14歳のマリコは同一人物の現在と過去なので、二人が同じシーンにいることはないはずなのですが、今作ではワンシーンだけ、二人が共演するシーンがあるのです。
新旧東宝シンデレラの共演シーン、必見です。

荻野目慶子さん、星由里子さん、下條アトムさんら豪華ゲスト陣を迎え、
京都や神戸、大阪そして横浜でのロケを敢行。情景の美しさは絶品です。
脚本家・櫻井武晴氏が紡ぐ予測不可能で鮮やかなミステリー。
各所に散りばめられた伏線を、情緒を、役者陣のぶつかりあう「熱」を、兼崎監督が卓抜した映像センスでまとめあげました。

「科捜研の女」年末スペシャル。
絶対に見逃せません。
12月21日、日曜夜9時。
是非ご覧ください。



こぼれ話

「科捜研の女」シーズン14を観てくださったみなさま、ありがとうございました。
最終回、楽しんでいただけましたでしょうか?
色々な意味で最終回らしい作品になったのではないかと思っています。

まずは、事件。
最終回にして、最凶で最悪。
白昼の市街地に「毒の雨」が降り注ぐという、前代未聞の凶悪テロ事件でした。
実際に道端に雨が降り、人が倒れ、救急隊員が駆けつけて18人の死傷者を並べていくわけですから、
本物の市街地で撮影するのは非常に難しい。
そこで休日に、滋賀県の合同庁舎をお借りしました。
この敷地内を「一般の市街地」に見立てるため、通行人のOLやサラリーマン役の役者さんたちの他に、ランチのケータリングカーをセッティング。
休日の合同庁舎がレンズの中で白昼のオフィス街に変貌を遂げました。
ランチタイムののどかで平和なオフィス街にきらきらと雨が降り注ぎ、人々は上を見上げて「雨・・?」とつぶやく。
「優しいクラシック曲を」という監督の演出で、ドビュッシーの「アラベスク第一番」が流れ出します。
美しいピアノの調べの中で、不思議そうに空を見上げていた人々の顔がやがて苦悶にゆがみ、ばたばたと人が倒れ、ピアノの音も醜く歪み、あたりは呻き声と悲鳴で埋め尽くされ――地獄絵図の手前では赤い風車がカラカラ回っています。
そしてビルの屋上には、レインコートを着てジョウロで毒を撒いている男が。その姿はどこか優雅でもありました。
ケータリングカー、アラベスク、赤い風車、ジョウロ・・無邪気で優美で穏やかなこれらの要素によって際立った犯人の狂気と悪意。臨場する救急車両や警察車両を目にして現実に引き戻されたとき、私たちは事件の恐ろしさに愕然とします。
死傷者18人の無差別テロ。
マリコたちが立ち向かう相手としてはまさに「最凶」だったといえるでしょう。

そして今回、シーズン14の初回から最終回に向けて一つの結末を紡いでいったのが
藤倉刑事部長とマリコ・土門の関係性。
シーズンが始まるにあたって、脚本家の戸田山さん、櫻井さんとプロデューサーチームとの打合せの場が設けられました。
そこで、「初回ではマリコ・土門のやりかたを認めていなかった藤倉が、最終回では二人を認めることになる」
というシーズン通しての大きなラインを決めました。
1・2話の前後編では二人を「道具」呼ばわりした藤倉刑事。
続いて登場した5話では、なんとマリコたちの鑑定が冤罪を生みそうになり、
藤倉が提案した「警察犬の導入」によって真犯人が見つかることとなりました。
いわば「マリコたちの敗北」の回です。
この敗北を経て成長したマリコたちが最終的に藤倉に挑んだのが第8話。
マリコ・土門の「現場の判断」で佐沢先生に伝えた情報が、結果的に犯人逮捕につながりました。
さらに最終回では、「犯人と思しき男の写真を京都市内の病院に回す」というやはりマリコ・土門の判断が、
迅速な犯人の身元判明につながりました。
ここで「現場で判断すること」の利をつきつけられた藤倉はついに、二人のやり方を認めることとなります。そしてそれが、「俺もお前たちに、毒されたようだ」という、いわば「ツンデレ」なセリフとなって昇華したというわけです。
ですが藤倉とマリコ・土門は、決して円滑で、緊張感のない関係になったわけではありません。
これからも捜査方針をめぐって対立していくことでしょう。
ただ藤倉は、マリコ・土門に一幅の信頼を置いている、それだけは間違いありません。
そしてこれまでは完全に否定していた二人の「現場の判断」というものを、その時々で尊重し、耳を傾ける、そんな関係になっていきます。

最終回ですから、マリコの身にも、あまりにもいろいろなことが起きました。
犯人に猛毒のシアンを吹きかけられて病院に搬送され・・
今まで幾多の困難に逢い、たびたび死の淵に追いやられているマリコですが、今回の危機もまた格別でした。
それでもがむしゃらに捜査に向かおうとする、相変わらずのマリコ。
そしてそれを優しく温かく見守り、サポートする科捜研のメンバーや土門、早月先生たち。
レギュラーメンバーの、それぞれの絆が改めて浮き彫りになったという意味でも、
やはり最終回らしいお話だったのではないでしょうか。
佐沢先生にプロポーズされて、「マリコがついに・・?」と思う間もなく一瞬で断り、
仕事の依頼をしてしまったのも、最後の最後まで相変わらずのマリコらしさでした。

最終回までご覧下さった皆様、本当にありがとうございました。
10月クールの放送は終わってしまいましたが、間もなく年末スペシャルがオンエアになります。
どうか皆様、マリコたちに会いに、テレビの前に戻ってきてくださいね。

(文責・中尾亜由子)

PAST EPISODE 過去のエピソード

「『科捜研の女』 新春スペシャル放送決定!」
2015年1月18日 日曜 よる9時 ~11時10分
監督:森本浩史 脚本:戸田山雅司
「「科捜研の女」年末スペシャル放送決定!」
2014年12月21日(日)
監督:兼﨑涼介 脚本:櫻井武晴
最終話「白昼の殺人雨」
2014年12月11日
監督:田﨑竜太 脚本:櫻井武晴
第8話「疑惑の解剖ドクター」
2014年12月4日放送
監督:田﨑竜太 脚本:櫻井武晴

INFORMATION 番組情報

CAST <京都府警・科学捜査研究所>
榊 マリコ/沢口靖子
宇佐見裕也/風間トオル
相馬 涼/長田成哉
涌田亜美/山本ひかる
日野和正/斉藤 暁

<京都府警・刑事部>
土門 薫/内藤剛志
木島修平/崎本大海
藤倉甚一/金田明夫

<洛北医大>
風丘早月/若村麻由美

STAFF 【脚 本】
 戸田山雅司 櫻井武晴
 真部千晶 李正姫 岩下悠子

【音 楽】
 川井憲次

【監 督】
 田﨑竜太 森本浩史 石川一郎 兼﨑涼介

【ゼネラルプロデューサー】
 井圡隆(テレビ朝日)

【プロデューサー】
 藤本一彦(テレビ朝日)
 塚田英明(東映)
 中尾 亜由子(東映)
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