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epic44 究極の最終決戦

2010年12月19日O.A.

【ガッチャ☆ストーリー】

 ゴセイナイトの残りわずかなパワーを与えられ、護星天使たちは最後の戦いに挑む。だが、ロボゴーグの駆使する10(テン)サイの前に、苦戦を強いられてしまう。さらには、ロボゴーグの命令を受けたサイボーグのブレドRUN(ラン)がゴセイジャーを巻き込んでの制裁ボム発動作戦に動き出す。そこに追い打ちをかけるように現れるエージェントのメタルA(アリス)。10サイのひとつ制裁ボムを携えているメタルAは、ロボゴーグの命令を果たすのは自分だとばかりに、最後の任務を遂行しようとゴセイジャーに突っ込んでいく……。 

 脚本:下山健人  監督:加藤弘之

【フォーカス☆みどころ】

 さぁ、ゴセイジャーVSマトリンティス帝国の総力戦です。ついにロボゴーグの10のサイのすべてが解き明かされます。鍵を握るのは「制裁(せいさい)ボム」。ブレドRUNにもメタルAにも装着されている制裁ボムが、思いもよらない展開をもたらしますよ!

 もちろんゴセイジャーサイドも、4大ロボの並び立ちもありの本気モード。見事な連携の連続で、強大な力を持つロボゴーグに最後の最後まで怯むことなく挑んでいきます。そして迎える驚愕の展開とは!? とにかくバトルシーンばかりでなくドラマにも大注目の次回、ぜひお楽しみに!



情熱系か純情派か

若松「ああ、今年ももう師走、年の瀬だなあ」
大森「常套句ですが、ほんとにそうですね」
若松「急に寒くなって既に冬。俺は寒いのが大の苦手じゃ」
大森「は? 暑いのも苦手って前に言ってましたよね。北海道出身だからって。ということは東京の冬の寒さなんて平気なのでは?」
若松「ふっ……俺を舐めてはいけない。俺は北海道と京都にいたというのに、超暑がりで超寒がりなのだ!!」
大森「……情けないことを自慢げに言わせたら日本一ですね」
若松「ふっ照れるぜ。でもこれからの時期、スタッフ・キャストの皆さんは大変です」
大森「ロケでも、寒さから逃げ場のない場所が多いですものね」
若松「現場には一応ストーブはあるけど、ずっとその傍にいるわけには行かないからね。で、防寒対策についてスタッフの皆さんに訊いたら、登山とか雪山でも耐えられるような衣服をスポーツ・ショップなどで入手されていると。あと、貼るタイプの携帯カイロとかも駆使して」
大森「……過酷ですよね」
若松「うん。ましてキャストの皆は、基本的には衣裳だからしんどいと思うよ。テストの時はコートとか毛布とか羽織ってもらってたり、最近流行りの防寒下着とかも使ってたりするだけど、そういうのって、本来何かを温めるものではないからね」
大森「あとフォローできるとすれば、温かい食べ物や飲み物を摂ってもらうことですかね」
若松「今日、記録の関根秀子さんが自家製おでんを差し入れして下さって、昼休憩の時、セットでアラタ・千葉ちゃんらが五人揃って、鍋を囲んであつあつのおでんを食べてた」
大森「有難いことですね」
若松「うん、現場の母、秀子さんはいつも気持ちのこもった差し入れを下さってて、大変感謝している」
大森「深い愛情を感じますね」
若松「そして5人が並んでもくもくとおでん食べてるの見てて、『なんて仲がいいんだろう』とまた思って、俺の心が温まったわ」
大森「……今、いいこと言ったと思ったでしょう」
若松「ふっバレたか。で、俺も何かできることがないかと常々思っていたんだけど、最近見つけたものがあって」
大森「何ですか」
若松「それは……ジンジャーシロップじゃ!!」
大森「そんな、大発見みたいに……割と前から流行ってますけど」
若松「うん。でも最近銀座の会社の傍に専門店を見つけたのさ。生姜エキスを精製して味を調えた瓶詰が売ってるわけ。これが、ドハマり。生姜すごい。お湯で割って飲んだらもうソッコー身体が温まる。ポットに入れて持って歩いたり、あと寝る前とかに飲むといいぞ」
大森「たしかに、美味しそうですね」
若松「もう手に入れてあるので、今度皆にプレゼントしようと思ってる。……でも一番自分を温めるのは……何かに注ぐ情熱なのさ。“情熱系”なのさ。“純情派”じゃないのさ」
大森「僕は一時、“純情派”でしたけどね」
若松「このネタ、分かる人少ないかも」
大森「さて来週以降は、一話たりとも絶対に見逃せない、凄まじい展開が待っています」
若松「ほんと、『お願いですから見逃さないで下さい!』って言いたいくらいスゴいことが立て続けに起こるんです。びっちびちに内容が濃いです」
大森「ゴセイジャーの本質が、徐々に大胆に出てきます。最終回まで一気につながっていきます」
若松「そこまで言うと、来週以降ここで書くことが無くなっちゃうような気がするけど、でも本当にそうなんです。年末に向けての展開を、どうか皆さん、楽しみにしていて下さい!」

  多分続きます。



「スーパー戦隊祭 天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕」情報

 ゴセイジャーの放送にも映画の予告がつき、公開が待ち遠しい「エピックON銀幕」。今回は、共演を果たした2大戦隊、ゴセイジャーとシンケンジャーのキャストの様子をレポートです。撮影中は先輩戦隊であるシンケンジャーを迎えたゴセイジャーの緊張の面持ちが印象的でした。キャスト全員揃いとなった日は、久し振りに揃ったシンケンジャーの賑やかな雰囲気と先輩の芝居を真剣な眼差しでじっと見つめているゴセイジャーの面々の対象的な様子が際立っていました。護星天使たちは、自分の出番のないときでもシンケンジャーの芝居を余すところなく勉強する熱心ぶり。その姿勢に「さすが天使! 純粋」と侍たちも脱帽でした。もちろん、その後の撮影では喧嘩するシーンあり、共闘するシーンありで次第に打ち解けあい、それでも刺激し合い高めあう、まさに芝居においても「VS」の火花が散っていました。2大戦隊共演だからこその化学反応を目撃下さい。 



出演
千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗 山田ルイ53世(髭男爵)
松坂桃李 相葉弘樹 高梨臨 鈴木勝吾 森田涼花 相馬圭祐 伊吹吾郎

声の出演
小西克幸 宮田幸季 遠近孝一 飛田展男 チョー 玄田哲章 沢木郁也

映画サイト
http://www.gosei-vs-shin.jp/
シンケンジャーサイト
http://www.toei.co.jp/tv/shinken/index.html

 ゴセイジャーのキャストに会えるのはこちら!
 
 12月15日発売!
 ★「TV LIFE新年1号」(学研パブリッシング)
  千葉雄大×浜尾京介×小野健斗 座談会
(文責:若松豪・大森敬仁)

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