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第20話「迷いの森」

2011年7月10日O.A.

あらすじ

閉ざされた森の戦士に会うべし、というナビィのお宝ナビゲート。いつものように首を捻るマーベラスたちだが、地球人の鎧にしてみれば超簡単(?)。それは結界に守られたギンガの森に住む伝説の戦士、星獣戦隊ギンガマンのことです、とさらに使える所を見せてくれますが…
ギンガマンが住むというギンガの森に向かうマーベラスたち、しかし、そこには二度と会いたくないあの男・バスコがいて…

 脚本:香村純子  監督:中澤祥次郎

みどころ

今回登場するのは星獣戦隊ギンガマン。1998年に放映された、銀河の平和を守る神秘の動物=星獣と、大自然の力=アースを使って戦ったスーパー戦隊です。
以前、ガオレンジャーが戦隊シリーズとして大きくブレイクスルーするにあたり、その前に蒔かれ、発芽していたいくつかの要素を刈り取った、という言い方をしました。あくまで私見ですが、前に蒔かれた大きな種の一つがこのギンガマンだったと思います。戦隊史、と言うほど大層なものはありませんが、ガオレンジャーに至るまでの各作品の設定や物語性の違い、映像面の進化etc.… を当時の時代性に照らし合わせて見てみると面白いかもしれません。まあ、そんな奇特な人はいないか(^^;
ちなみに、ギンガマンの敵は「宇宙海賊」バルバン。そう、宇宙海賊を名乗るゴーカイジャーとの相性の悪さは、歴代戦隊の中でも一二を争うと思われます。
しか~し、これまで歴代戦隊のことを知らなかったゴーカイジャーですが、今は海賊見習い、地球人の鎧がいます。彼の知識を参考に、お土産を買ってからギンガの森へ向かうことに。そこで出会うのが、傷を負った元黒騎士ヒュウガと、仇敵であるバスコ! ギンガマンの大いなる力を巡って、とんでもない争奪戦が今始まります。

これまで歴代戦士と出会っても、気付かないことすらあったゴーカイジャーですが、地球人の鎧は大違い。伝説の英雄と会うわけですから、ただでさえ高いテンションが上がってメーター振り切れちゃいます。しかし、そんな鎧に対して伝説の戦士であるヒュウガはちょっと困り顔。鎧とヒュウガの出会い、それはこの星を守る力を手に入れた者と失った者との出会いでもあるのです。結界に守られ普通の人では辿りつけないギンガの森、普通の人では手に入れられない力を手にした鎧は、そこで何を思うのでしょうか?

一方、16話で15個の追加戦士の鍵を奪われても飄々としていたバスコ。それもそのはず、ま~だ持っていたのは洒落にならないレンジャーキーだったのです。ウルザードファイヤー・マジマザー(by マジレンジャー)、デカマスター(by デカレンジャー)! 魂のない操り人形とは言え、知る人ぞ知る最強格の戦士たちを相手にゴーカイジャーは? いや、さらにもう一体ヤバいヤツが実体化してるみたいじゃないですか。果たして戦いの行方は?



☆Cast Information☆

《ヒュウガ役 /小川輝晃さん》


みなさん、劇場版にも登場した黒い甲冑を身に纏う、いかにも屈強そうなヒーロー、覚えてますか??
そう、あれこそが黒騎士ヒュウガ。この長いスーパー戦隊の歴史の中でもトップクラスの人気を誇るヒーローなんです。そんな伝説の男が、ゴーカイジャーの為に戻ってきて下さいました!ヒュウガ役の小川輝晃さんです!パチパチパチ~!!
ギンガレッドことリョウマの実兄であり、ギンガマンそのものにとっても兄のような存在のヒュウガを演じる小川さんは、、、やっぱり兄貴タイプの方。 リョウマを演じる前原さんからは『兄さん』、現場スタッフからもいつのまにか『兄ちゃん』『お兄やん』と呼ばれてましたね。戦隊ファンの方はご存知と思いますが、小川さんといえばカクレンジャーのニンジャレッドことサスケを演じていた生粋のMr.ヒーロー。変身ポーズや、普通の人が言ったら恥ずかしいだけのかっこいい台詞も、小川さんが言うと何故か説得力があるんです。いい大人の筆者がそうなんですから、子供達はたまったもんじゃないでしょう。だから、『岸祐二にだけは絶対負けませんから!』と、あの伝説の14話(笑)にヘンな対抗心を燃やしていた小川さんには、くれぐれも、かっこいい王道ヒーローを演じていただくように、改めて確認させていただきました(笑)『俺には自由にやらせてくれないんですね。。。』とすねる小川さん。いやいやいや(笑)ゴーカイジャー達はといえば小川さんの【ヒーロー芝居】を盗むべく終始その一挙手一投足を観察。特に山田君の目は鋭かった!!小川さんも、『カクレンジャー、ギンガマン見てました』世代がヒーローとなって立派に闘う現実に時代の変遷を感じ、苦笑しながらも、真剣にゴーカイジャー達にヒーロー奥義を伝授。その姿はやっぱり兄貴然としていました。いつの間にかゴーカイジャーの兄として、番組に素晴らしい足跡を残してくれました。

《リョウマ役/前原一輝さん》


そして、今回はもう1人、超スペシャルゲストの方をお招きすることができました。ギンガマンを語る上で絶対に欠かせないこの男!ギンガレッドことリョウマ役の前原一輝さん!!実は既に役者を引退なさっている前原さん。当然ご出演いただけないものと思っておりました。しかし、ここでも小川さんの兄貴っぷりが炸裂。小川さんの『一緒に炎の兄弟を復活させないか??』という熱いオファー(!?)により前原さんのモチベーションは最高潮に。もともと御出演を切望しつつもちょっぴり気を使っていた制作陣も快く、有りがたく御出演依頼をさせていただきました。
衣裳合わせのときには小川さんと仲良く二人で当時の衣裳を試着。十数年ぶりに着る衣裳はちょっぴり恥ずかしかったようで、『衣装が残っていると聞いた時は、正直何で残ってるんだ、と。(笑)でも、実際に着てみて、いろいろなことを思い出して懐かしくて。。。ようやく自分の中で決意が生まれました。ええ、何かが吹っ切れました(笑)』と嬉しそうに語ってくれました。
全体的に少しシャープになられた印象もありますが、その端正な顔つきは当時と変わらず。お歳を重ねてもあの衣裳が似合ってしまうのですから、そのルックスには改めて脱帽ですm(__)mお芝居に関しては、既に第一線からは退いているので一年間演じた役とはいえ、本当に役作りが大変だったと思います。リョウマの正義の漲る佇まいや地球を想う熱き魂を思い出すのには正直時間がかかったとはご本人もおっしゃられていましたが、クランクインまで何度もギンガマンのDVDを見られたりと、周到にイメージトレーニングをされていたようです。そして見事に気持ちを創ってきてくださいました。現場ではギンガマン当時は敏腕助監督としてその名を東映中に轟かせていた(!?)中澤監督の演出にすぐに順応。さすがだなあと思わず唸ってしまった筆者でした。

お二人の御出演で作品が本当に豪華になりましたね。
是非、ご堪能あれ!!


19話メイキング


今週はみどころ満載でしたね! ゴーオンウィングスに 豪快なヤツらの”ふにゃあ”
オープニングも新しくなりました そして追加戦士勢ぞろい!! ハカセのおもしろアクションも健在!
ちなみにこれは
バイオマンのグリーンツー
こちらはフラッシュマンの
グリーンフラッシュですよ~
ジョー役山田君、殺陣が
日に日に美しくなっていきます
剣豪ジョーVS槍使いの鎧 かなりレベル高いです こちらは依然として
ふにゃぁ~ かわいいですね(笑)
海賊達の平和な朝食
作・伊狩鎧
左に同じ。作・ハカセ ってか、これ本当に
うまくないですか??
毎回おいしくて楽しみなんです(笑) 芝居なのか?マジ食いか? 来週も見てね~ふにゃあ~♡


ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦


『天装戦隊ゴセイジャー』のキャストにとっては、この映画の撮影終了こそが、本当に本当のクランクアップでした。
ゴーカイジャーより一足先にクランクアップを迎えたのは望こと中村咲哉くんでした。実はテレビシリーズの最終回付近では声変わりし始めていた咲哉くんですが、今回の映画の撮影のときにはすっかり声変わりを完成していました。設定的にも小学生から中学生(?)になった望の役作りを完璧にしてきた、といってもいいかもしれません(笑)。テレビシリーズの1年をかけてゴセイジャーを精神的に支え信じ続けてきた望が、この映画で大衆の先頭に立ちスーパー戦隊を応援するシーンは、ゴセイジャーファンの皆さんにとって感慨深いものがあったのではないでしょうか。最終回を撮った竹本監督に見送られて、撮影後本当に中学入学を果たした中村咲哉くん。今後の活躍にも注目しています!

互いに支えあってきた護星天使たちのクランクアップは、夕焼けの下で5人一緒の清々しいものでした。ゴーカイジャーと一緒に手を重ねて協力を誓う合うシーンは、チームワークばっちりだった5人にはまさに相応しい最後のカット。振り返ってみると、テレビシリーズの撮影が始まった のは今から1年半以上も前でした。複数の劇場版に加え、イベントやアクションショー、『スーパー戦隊VSシリーズ劇場』というテレビ番組のナビゲーションなどもあり、まさに盛り沢山の道のりだったはずです。現在発売中のVシネマの撮影も含めて、大変なときも楽しいときも常に時間を共にし踏ん張ってきたゴセイジャーの皆さんの参加が決まった時点で、今回の映画の大成功は約束されていたのかもしれません。最後の最後まで笑顔を絶やさなかった皆さんの明るさ、仲の良さに救われる毎日の現場でした。これからも護星天使と同様の“飛躍”を期待しています。お疲れ様でした、そしてありがとうございました!



本作にて、物語の重要なキーマンとなるサラリーマン役の我が家・坪倉由幸さん。そしてそのサラリーマンをヒーローらしいアツい言葉で鼓舞し、心揺らすこれまた重要な3人の往年のヒーロー達――青梅大五郎役の大葉健二さん、天火星・亮役の和田圭市さん、胡堂小梅役の菊地美香さん。撮影最終日のこの日は晴天に恵まれるも、突風吹き荒れるという何ともちぐはぐなコンディション。亮の自転車はすぐ倒れるし、デンジパンの屋台も目を離せばすぐに風で横に流されるし。。。それでも坪倉さんは市井の人々の代表として理想通りにいかない人生を嘆き、全人類の代表として黒十字王にしっかりとびびる。あまりお芝居の経験がないとのことでしたが、百戦錬磨のコントで磨きあげた表現力には確かなものがありました。ようやく緊張も解け、さあこれからというところでのクランクアップとなりましたが、慣れないお仕事で張り詰めていた緊張感から解放されたのか、スタッフからの祝福を受けた時に見せていただいた満面の笑顔には、達成感と安堵の表情も入り混じったような穏やかな印象がありありと溢れていました。

さて、3人の先輩たちはといえば、夕方にはセットに移動してエンディング用の素材の撮影へ。ここではスーツアクターさん達との感動の再会が待っておりました。さながらのプチ同窓会。最終日に相応しい盛り上がりを見せる中、御三方も無事クランクアップを迎えました。大葉さんは御出演いただくだけで、スタッフや現場のテンションが段違い。特にスーツアクターさん達の中では神格化している方も数多くいるので(笑)参加していただけて本当に光栄でした。次回はバトルケニアで御出演か!?
和田さんからはリュウレンジャー/天火星・亮へのただならぬ愛情がひしひしと伝わってきました。それだけに、変身シーン、そしてアクションがなかったことがちょっぴり心残りだったようです。和田さん、それに関しては、、、、ご希望に沿えずすみませんでした。。。
それは是非、40周年の時にとっておくということで、、、(笑)
菊地さんは現場のアイドルとして、何よりも監督の永遠のアイドルとして目に見えない貢献度がありました!“スーパー戦隊史上最強の癒しキャラ”という触れ込みは伝説ではなかった。これがスタッフの統一見解です。戦隊シリーズは一年間の長い闘いなので、毎年現場が疲弊し始めるころに遊びに来てくれると、嬉しいですね(笑)

そして――始まりのあるもの、それはちゃんと終わりがあるのです。
中々ゴールの見えなかった撮影。スーパー戦隊シリーズ初の長編映画。本当に長い、長い闘いでした。スタッフやスーツアクターの皆さんも、初めての経験に戸惑ったと思います。しかし、このスーパー戦隊シリーズの集大成ともいえる作品において、一人一人が睡眠時間や自分の時間を削ってでもこの作品を少しでも良いものにするために、スーパー戦隊ここにありというのを世間に知らしめるために、と誠心誠意を注ぎこんで下さいました。
結果、たくさんの愛が詰まった、そして36年の思い出と携わった全ての方の想いが詰まった本当に温かい作品になったのではないでしょうか。
そして、劇中ではゴーカイジャーとゴセイジャーが、そしてスーパー戦隊が必死に、命をかけて悪の組織と死闘を繰り広げていましたが、画面の外ではそれ以上の死闘を演じていた役者陣がいました。テレビシリーズが怒涛のように始まって、まだ右も左もわからない手探り状態の中、さらなる怒涛の勢いで迫ってきた映画の撮影。まだまだ自分のキャラクターに確固たる自信のもてない中、それでも喰らいついてきたゴーカイジャー5人。肉体的にも、精神的にも、満身創痍だったと思います。いろんなゲストの方が出演して、いろんなロボットが出て、199ものキャラクターが出て。しかし、映画が大ヒットに結び付いたのは紛れもなく彼らのその瞬間瞬間で、持てる力を十二分に発揮した精一杯の演技があったからこそではないでしょうか。本当によく頑張りました。
この作品に携わった全ての人達、彼らこそ本当のヒーローだ!!
と、いうわけで、熱くなってしまいましたが、映画はまだまだ絶賛公開中!!見逃したら損ですぞよ~~

よろしくお願いいたします!!


メディア情報


8月6日(土)から公開される「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」を記念して各地で出演俳優によるトークショーが続々と決定です。ぜひ海賊たちに会いに来てください!

8月13日(土)開催
セントレジャー城島高原パーク(大分県)
詳細は下記アドレスまで。
http://www.kijimakogen-park.jp/hero/gokaiger/special.html

8月14日(日)開催
和歌山マリーナシティ
詳細は下記アドレスまで。
http://www.toei.co.jp/event/show/1195811_954.html



発売中
『35 SUPER HERO クロニクル
  feat. 海賊戦隊ゴーカイジャー 公式航海ナビ』

エンターブレイン(オトナファミpresens)
A4変形/オールカラー/96ページ/1,200円(税込)

待たせたな! 『海賊戦隊ゴーカイジャー』唯一の公式ガイドブックだぜ!

劇場版『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』公開に併せて『海賊戦隊ゴーカイジャー』の公式ガイドがオトナファミから緊急リリース!

大人も子供も今すぐハマれる『ゴーカイジャー』エピソード&ナビゲートをはじめ、新登場となる6番目の戦士ゴーカイシルバーを含むメインキャスト全員撮り下ろしグラビア&インタビュー、劇場版の楽しさ倍増2度観ガイド、さらに毎週番組を観ながらチェックできる早わかり歴代34戦隊のクロニクル図鑑を約70ページでボリューム収録!! 懐かしくて新鮮! ファンからファミリーまで豪快に楽しめる完全保存版、これはお宝だぜ!



発売中
「おともだち」8月号(講談社)

小池 唯さんインタビュー
『ヒーローの素顔が知りたい!』

優しさとおしとやかさを兼ね備え、ちょっぴり天然というアイム役にぴったりな印象の小池さん。芸能活動をはじめてからどうしても射止めたかったのが、この戦隊ヒーロー役だったそう。共演の男性キャスト三人の分析は要チェック。小池さんの素顔にゴーカイに迫ります!



発売中
「宇宙船vol.133」(ホビージャパン)

インタビュー 伊狩鎧役/池田純矢さん

宇宙船にゴーカイシルバー・伊狩鎧役の池田純矢さんが登場! 取材に訪れた我々の前に現れたのは「ホンモノの伊狩鎧か!?」と思ってしまうくらい役とブレのない池田さん。鎧と同じように歴代スーパー戦隊を愛する池田さんの戦隊愛がビシビシ伝わってくる、熱いインタビューになっています。子供の頃に文集に書いた戦隊ヒーローになるという夢を、実際にかなえてしまった池田さんは本当にかっこいい! 池田さんによるゴーカイシルバーの変身ポーズと名乗りのポーズも掲載しています。

スーパー戦隊ヒーローゲッター座対談

藤林聖子×荒川稔久×大石憲一郎(Project.R)

楽しいラップにノって歴代35戦隊の名前が次々と飛び出すエンディング曲「スーパー戦隊ヒーローゲッター」。作詞の藤林聖子さん、荒川稔久さん、作曲のProject.Rの大石憲一郎さんによる座談会を掲載。誕生秘話と楽曲の魅力に迫ります。

渡辺勝也監督 インタビュー

夏の劇場版『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』の渡辺勝也監督に、一足早く、メイキングや、映画の見所について伺いました!



キャスト

キャプテン・マーベラス/小澤亮太
ジョー・ギブケン/山田裕貴
ルカ・ミルフィ/市道真央
ドン・ドッゴイヤー(ハカセ)/清水一希
アイム・ド・ファミーユ/小池 唯
ナビィの声/田村ゆかり
アカレッドの声/古谷徹
ナレーション/関智一
ワルズ・ギルの声/野島裕史
ダマラスの声/石井康嗣
インサーンの声/井上喜久子
バリゾーグの声/進藤 学
バスコ・タ・ジョロキア/細貝圭


歴代スーパー戦隊の活躍は、是非こちらで(^^;

(文責:宇都宮孝明・大森敬仁・望月 卓)

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