魔法を忘れた魔法使い… 第2話の最後でガレオンを見上げていた黒いローブを着た青年、その正体は? ってご存知の方はご存知の、あの魔法戦隊マジレンジャーのマジレッド=小津魁がゴーカイジャーに登場します。
魔法戦隊マジレンジャーは、その名の通り「魔法」をモチーフにした作品で、5人の魔法使いの兄弟と1人の天空聖者(魔法を人間に授ける天使みたいなものです)が、地の底より現れる怪物たちから世界を守る物語── 魔法戦隊であると同時に、兄弟戦隊、そしていろんな意味で家族戦隊になるという(詳しくは作品をご覧頂ければ)作品だったりします。
兄弟たちが織りなすホームドラマなテイスト。そして、切った張ったというよりキラキラした魔法を使っての立ち回りのおかげか、近年戦隊のなかで最も「女の子」に受けた作品かもしれません。
そんな魔法兄弟の末っ子を1年間演じてくれた橋本淳くん。舞台公演中の忙しい中、改めて小津魁を演じてくれました。本当に有難うございます。
撮影現場で助監督に紹介を受けますが、大部分のスタッフとは顔なじみ(^^; 「何か恥ずかしいな~」と頭をポリポリ。童顔なのであまり気付きませんが、実はもうすっかり大人なんだよね~、当時はまだ十代だったんだけど。
話を戻して── レジェンド大戦で力を失った戦士が初めて海賊たちの前に姿を現します。しかも、自分を捕まえたら宇宙最大の宝の在処を教えてあげる、と。破天荒で突き進むマーベラスと慎重で小心者なハカセという、正反対な性格の二人、宝のために追いかけ始めますが、果たして捕まえることができるのか? そして、元マジレンジャーである魁くんの真意は? 無人島を舞台に、どきどきの大冒険が始まります。
一方、ザンギャックに取り囲まれてしまったジョーたち3人。しかし、この程度で怯むような海賊たちではありません。こちらはこちらで海賊戦隊の本領を発揮した、ある意味ルール無用の多段変身をお見せしますので、是非是非お楽しみに。
そして、第2話で驚きの開閉ギミック、大砲を胸から飛び出させた我らの巨大ロボ・ゴーカイオーですが、第3話ではもっとすごいもの、も~っととんでもないものが飛び出てきます。ある意味、ゴーカイオーの本領が発揮されるのはこの話からだったりして。とにかく、びっくりどっきり大騒ぎになりますので、乞うご期待!
宇宙帝国ザンギャック
広大な宇宙の海のほとんどを恐怖と暴力で支配している宇宙帝国ザンギャック── 35作記念戦隊が戦うに相応しい、強大かつ極悪な敵を作り上げてくれたのは…(ドラムロール)… 韮沢靖さんと篠原保さん。日本を代表するお二人に夢のタッグを組んで頂きました。パチパチパチ… まさに満を持して登板頂いた韮沢さんと、長年シリーズを支えてくれた篠原さん、いや~、贅沢極まりない。しかも、デザインだけでなく、そのデザイン画の余白に書き込まれたアイデアを次々頂いておりますです(ちなみに、幹部で言えば、インサーンとバリゾーグが韮沢さん、ワルズ・ギルとダマラスが篠原さんのデザインです)。
そして、そのザンギャックの非情且つ残忍なキャラクターたちに息を吹き込んでいただく皆さんは、どの方も今作品が初めてのスーパー戦隊シリーズ参加となります。35作記念、すべてのスーパー戦隊が登場する作品だからこそのこだわりです。過去のスーパー戦隊が存在していた世界観ということは、過去の敵も存在していたかも知れませんから、もちろんザンギャック幹部の声の方々は過去の方とも違うはず……、と我ながらこの縛りをつけたことによってキャスティングは困難を極めました。今までのスーパー戦隊シリーズが声の出演者の皆さんにも支えられていた証拠です。しかし! 今までのシリーズで登場したどんな敵とも違う、凄まじく強くて悪い集団を実現できたと思います。
その中でも司令官、ワルズ・ギルの声を演じる野島裕史さんは最も役を楽しんできださっている方かもしれません。艦内を忙しく行き来する様子など、ワルズ・ギルの動きの芝居を見て心から面白がって頂いたようで、その特徴的なキャラクターを前面に押し出していただきました。決して腕力で配下を押さえ付けるような感じはありませんが、それとは異質な恐さを持つ司令官に、野島さんの滑らかな口調の中にある尊大さがビシッとはまってます。多少気が短そうに見えるこの司令官、これからどんな無茶な司令で地球を苦しめるのか、是非お楽しみ(?)に。
参謀長であるダマラスの声は石井康嗣さんです。ダマラス登場の瞬間、アフレコルームで石井さんの発したダマラスの声に期待は確信になりました。渋い、渋すぎるぜ、ダマラス!ワルズ・ギルが一瞬焦燥感を覚えるのも仕方ないと思えるほどの貫禄です。デザインの篠原さんのヒント「ハリウッド映画でよく見かける、要人の側に控える屈強な黒人のボディーガード」を手掛かりにキャスティングを突き詰め、ついにダマラスに出会った、という感じでした。ダマラス、間違いなく要注意です。
開発技官であるインサーンの声を演じるのは井上喜久子さんです。紅一点であり、特にワルズ・ギルに対しては妖艶な一面も見せる心の読めない悪女。その一方で、特殊な装置や武器を開発するという頭脳派な面も合わせ持っている、実はバランスの難しい役です。それだけに悩みに悩みましたが、最後は井上喜久子さんのお力にほぼ甘えた形です……。現在のところ、台本にもその考え方や好みはそれほど描かれておりません。井上さんには、各話でそのつど監督と一緒にインサーンというキャラクターを作っていただいている感覚があります。この先、インサーンがどんな変化をとげ魅了してくれるのか、大注目です。
特務士官・バリゾーグを演じていただくのは映像や舞台で活躍する役者・進藤学さんです。ワルズ・ギルに忠実なバリゾーグは実はサイボーグです。そして1番謎の多いキャラクターでもあります。“口数の多い司令官”、“寡黙な参謀長”、“妖艶で知性派の女性”、といった風に他の3人の幹部はある種一言で説明できるキャラクター。それに対して、バリゾーグをどのあたりの立ち位置や性格にするかは、シリーズ的にも最後まで頭を悩ませたところでした。「改造されている」ということをヒントに中澤監督に演出をしていただいた1・2話において、まさにその現場で進藤さんご本人のお芝居によって答えを得られたような気がしました。無機質な感じと、声のスピードの微妙な変化、独特のイントネーションをいい意味で不自然に織り交ぜた違和感は、まさに役者として経験を重ねられた進藤さんだからこそ辿りついた答えなのかもしれません。バリゾーグがいかに謎を深め、どのような動きを見せていくのか、ご期待ください。
もうお一方。
マーベラスにレンジャーキーとナビィを託し、爆炎に消えた赤い戦士… どこかで見たような、そしてどこかで聞いたような(^^; まだ触れることが難しい、赤い戦士の声を演じて頂いたのが古谷徹さんです。5年ぶり(!)に爽やかに東映のアフレコルームに現れた古谷さんの姿(というか声ですが…)に、ゴーカイジャーのキャストも魅了されっぱなし。「この声は…」と、どの世代にもヒットする古谷さんの存在感に改めて脱帽です。マーベラスとの回想のシーンのみの出演でしたが、その謎とともに大きなインパクトを残してくださいました。「またいつでも駆けつけます!」と、まさに赤い戦士張りに最後までハキハキとアフレコをしてくださった古谷さん。またお会いすることになるのでしょうね、おそらく……。
中澤組メイキング
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初日。5人はガチガチ。 |
そんな中、監督は ハイテンション。 |
すこぶるハイテンション。 |
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でも、演技指導は厳しく。 |
ある時は宇宙メガホンを。 |
ある時はマジスティックを。 |
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ある時はレンジャーキーを。 |
監督に刺激をうけ 無我夢中に役に向き合う5人。 |
いつのまにか緊張はどこへやら… |
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とん汁食べるわ |
ピースはするわ |
寒がるわ。とにかく慣れてきた模様。 |
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お宝のありか教えてくださいよ~ |
教えてもらえたようです。 |
そしてまたとん汁を食すハカセ。足!! |
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2話より マーベラス、宙に舞う、の巻 |
豪快なシーンです。 |
といやっ(アカレンジャー風) |
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飛んでるといえば もう一人。1話より ハカセ、宙に舞う。 |
キャラがキャラだけに あまり深く 考えてませんでしたが |
これ、命がけです。 その難易度たるや 計り知れません。 |
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そしてカメラはセットへ―― |
そこ、俺の席なのに… |
キャプテン中澤ただならぬ迫力で 台本を読む |
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まるでタイタニック。 |
松村カメラマン、 ただ今アイフォンに夢中です。 |
ゴーカイガールズよろしくね♡ |
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吊られるのは初体験。 |
何故か拳を握りしめるジョー。 |
はしゃぎすぎるアイム。 |
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えーと、先生。 何を計ってるんですか? |
この後、清水君の顔から 笑顔が消えます。 |
ぬいぐるみ、似合うよね。 |
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監督、それ必要ないですよね? |
好きみたいですね… |
もう好きにしろ!好きにします! |
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Cast Information
少年役/泉大智君
祖父をザンギャックに殺され、その敵を討つ為にゴーカイジャーに接触、レンジャーキーを奪い取ろうとする地球の少年を演じていただきました。
年齢の割に落ち着いた印象のある泉君。その雰囲気がそのまま役にも反映されて、単なる向こう見ずなやんちゃ坊主ではなく、内に秘める熱い想いの中に若さが見え隠れする未熟だが説得力のある少年を創ってくれました。その全てが「海賊なら自分で見つけろ!」この言葉に集約されています。二話にして、名セリフの誕生です。
しかも、変身まで達成してしまっているではないですか!全国の老若男女が憧れるあの、シンケンレッドに!!
う、羨ましすぎるぜ、泉くん!!
HAPPY ♡ BIRTHDAY
去る1月25日、ゴーカイジャーメンバーで最初に誕生日を迎えたのは、、、、、ずどどどどどどん!!!
我らが船長、小澤亮太君!
演じるマーベラスも海賊戦隊のリーダーですが、役者陣の中でも最年長。そんな名実共に皆を引っ張る立場の小澤くんの誕生日とあって、みんなに尊敬の眼差しをもって迎えられ、、、、
と思いきや!
主に聞こえてきたのは、さらに年の差がひらいたことによる冷やかしの声(笑)
だが、そんな逆境にもなんのその、女子2人からケーキが贈呈され満面の笑みの小澤くん。
だがしかし!追い討ちをかけるかのようにローソクの火は一本、また一本と消えていく。。。
だがだがしかし!
そんなこと意にも介さぬ小澤氏は、残り1つとなった赤い灯火を豪快に吹き消し、同時に冷やかしの声は歓声となり、めでたく23歳の船出を迎えたのでした。
今年は小澤君にとって今までよりも永く感じる一年かもしれません。はたまた、今までよりあっという間に過ぎ去っていくのかもしれません。
どちらにせよ、海賊戦隊の船長として、みんなのリーダーとして華々しい活躍を期待してます!
本当にお誕生日おめでとうございます(^∇^)
また、中澤組の間には、スーパー戦隊を本当に長い間支えつづけてきてくださったカメラマンの松村さんと、スチールの渡辺さんの誕生日もありました。
2人分とはいえデカすぎるケーキがスタッフから贈呈されると、恥ずかしがりつつも2人とも嬉しさを隠しきれないご様子。これからも末永く、子供達のヒーローで有り続けて下さいね。
来週も見てね!
メディア情報
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ゴーカイジャーの主題歌を松原さんが熱唱!
2月23日(水)にパセラリゾーツ グランデ渋谷店で、
音楽ライブ「スーパーヒーローミュージックスタジオ vol.1」を開催します。
毎回“Project.R”や“仮面ライダーGIRLS”が出演して、
戦隊、ライダーのヒーローソングを歌うこのライブに、
今回はゴーカイジャーの主題歌「海賊戦隊ゴーカイジャー」を歌う松原剛志さんも登場!
3月2日発売に先駆けて、ライブで主題歌を熱唱されます!
ファンの方はお見逃しなく!
熱いライブでスーパーヒーロー魂に火をつけろ!
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発売中
「東映ヒーローマックス Vol.36」(辰巳出版)
小澤亮太×山田裕貴×市道真央×清水一希×小池唯 座談会+インタビュー
発刊10年目に突入した「ヒーローマックス」、渾身の巻頭特集!
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発売中
「CAST-PRIX ZERO Vol.015」(グライドメディア)
『海賊戦隊ゴーカイジャー』を表紙&巻頭で大特集!
撮り下ろし写真によるキャラクター紹介、小澤亮太さん、山田裕貴さん、清水一希さんのソロインタビュー、市道真央さんと小池 唯さんの対談もお届けします。
男性メンバー3人の大判B2ポスター付き!
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発売中
「BOMB 3月号」(学研パブリッシング)
ゴーカイジャーヒロイン2人の対談 『新戦隊ヒロインは海賊娘!』
市道真央×小池唯 対談
photo:hayato araki
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2月16日発売
「TV LIFE 5号」(学研パブリッシング)
番組開始&新連載「ゴーカイ交換日誌」スタート記念!
小澤亮太さん、山田裕貴さん、清水一希さんが登場!!
・新番組『海賊戦隊ゴーカイジャー』紹介座談会(P108)
・リレーコラム打ち合わせ座談会(P86)互いの印象は!?
上記男性キャスト3人のサイン入り生写真プレゼントも!
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2月23日発売
「HERO VISION 39」(東京ニュース通信社)
『海賊戦隊ゴーカイジャー』巻頭大特集!
小澤亮太くん×山田裕貴くん×清水一希くん鼎談
山田裕貴くん×清水一希くん対談
小澤亮太くん×清水一希くん対談
12ページにわたる豪華グラビア&インタビューに加えて、
ゴーカイレッド/小澤亮太くん×ゴセイレッド/千葉雄大くん
のバトンタッチ対談も掲載!
満足の読み応えでお届けします!!
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2月25日発売
「エムグラ VOl.9」(学研パブリッシング)
小澤亮太×山田裕貴×清水一希 座談会
“豪快スクランブル・トーク”
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キャスト
歴代スーパー戦隊の活躍は、是非
こちらで(^^;