亜空間から来た二人組。陣マサトとJ。
今日も陣のために出動させられ、あまりの自由さに翻弄されるゴーバスターズ。
そんなリュウジに陣は話があるという。
「何のために戦っている?」
そんな当たり前のことを聞かれても、と、戸惑うリュウジだったが・・・。
脚本 小林靖子
監督 竹本 昇
2012年6月17日O.A.
あらすじ
みどころ
ビークルモード、アニマルモードは既に登場しましたが、なんとBC−04、ロボ形にも変型します。エースに次ぐ、単体ロボ。動きやすさと、その腕のギミックにご注目下さい。
そして、ヴァグラスがせっせと設計図、レアメタル等を盗み、亜空間に送り続けていた結果がいよいよ判明します。破壊の新メガゾードの登場です。
ロボVSロボ。オープン撮影の第3次佛田組、お楽しみに!
まずはヒロムとからんだ新キャラ、陣マサト。
そもそもはリュウジの憧れの先輩なわけで・・、彼はあの日、先輩に会いにいったわけで・・・Mission17ではリュウジとの関係が描かれます。
そこ拾いますか!?といった、丁寧なキャラ造形の小林さんの脚本にもご期待下さい。
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Cast Information
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その黒光りした頑強そうなボディ、カブトムシの角とクワガタの顎を併せ持つ特異なフェイス、落ち着いていて自信に満ち溢れた美しい重低音のボイス。そしてスタッグバスターへの華麗なる、しかし驚愕の変身。バディロイドというよりはまるで陣マサトのボディーガードのような風貌のビート・J・スタッグ。戦隊史上でも稀にみるイレギュラーさが異様な注目を集める、この超難関キャラクターに声を当てていただいているのは、アニメだけでなく外画の吹き替えでも引っ張りだこ、今や日本一の売れっ子声優の一人といっても過言ではない、あの!!中村悠一さんです。昨年のゴーカイジャーにもゲストで御出演いただきましたが、その時にもヒーロー側でレギュラーをやってみたい!とおっしゃられていた。まさかこんな直ぐに現実になるとは……夢にも思いませんでした。
企画段階でのイメージでは(手掛かりはデザイン画だけ、そんな段階の頃です)クールで強くてカッコいいヤツになるであろう、と誰もが思っていたJ。今ではもう……(笑)俺が俺がの出たがり屋で、他人に一切興味がない、おまけに好物は樹液で、でもエネトロンが主食で、、、と、とにかく現状では全く訳の分からない、しかしその訳の分からなさだけで笑いがとれてしまうゴーバスターズの中では断トツの異質さを誇っておりますね。ただ、そんな訳の分からないところに、登場回からビシッと一切ブレのない声でJにキャラクターを持たせて下さった中村さんの力はとても大きいと思います。上記で触れたように、ともすれば統一性のないちぐはぐなキャラクターになってしまう恐れも孕んでいたと思いますので。そんなこんなで、自らJをハマり役にしてしまった!?中村さん演じるビート・J・スタッグ/スタッグバスターの奇行……もとい、活躍を期待しましょう!
こぼれ話
エンディングを歌う「謎の新ユニットSTA☆MEN」 「ヒュイーン ヒュイーン」のパラボラロイド、カワイかったですね。
諏訪部さん(チューバロイド)→吉野さん(ソウジキロイド)→保村さん(パラボラロイド)と、「謎の新ユニットSTA☆MEN」からのゲストシリーズでした。
さすが第一線で活躍する人気声優さんのユニット。瞬時にキャラクターを作ってしまう技は素晴らしいです。
みなさん、お忙しい方ばかりですが、全員出ていただけると楽しいなあ、と思います。
最初は鈴村健一さんの呼びかけで集まったという「謎の新ユニットSTA☆MEN」。
10周年でも「新」はついたままだそうです。
「自主制作エンタテインメントユニット」という名のとおり、作品やキャラクターに縛られず自由な発想で面白いことを行う、というコンセプト。
絶対民主主義で、全員の意見が一致しないかぎり、物事を決定しないそうです。
そもそも今回、スター☆メンさんにお願いすることになったのは、アーティストタイアップという発想です。
ライダーは、土屋アンナさんや大黒摩季さん等、既に活躍しているアーティストさんと組んで、より広めてもらうことをよくやりますが、戦隊ではあまりない。コロムビアさんにどんなアーティストさんがいるのか?と調べたところ、「電王」でもお世話になった鈴村さんのユニット『謎の新ユニット STA☆MEN』さんが所属していることを知りました。
東映特撮で縁のある方が多いし、バディロイドという声優さんキャラが活躍する番組でもあるし・・・。コロムビアさんを通じて、交渉してもらいます。
最初は断られるかな?とも思いました。
前述のとおり、自由に縛られずに、がモットーのユニットなので、特定の番組とタイアップはやらないかもなあ、と。
返ってきたお返事は、「B面というのが面白い!と盛り上がりました」とのこと。
戦隊のCDは、OP、EDカップリングでリリースされるので…、A面でなく、B面というのがツボだったようです。(笑)(レコード世代じゃないとピンと来ない話ですね)。
みなさんお一人ずつ説得していくので、時間がかかります。ちょうど2012年が10周年でいろいろ仕掛けたい、と思っているタイミング、ということで、引き受けていただけました。
鈴村さんは、ご自分で特撮ソングを作ったり、イベントをしてしまうくらいの特撮好きの方ですが、リーダーの諏訪部さんもご自分のラジオで「僕が考えたヒーロー」コーナーがあるくらい、特撮好き。本当に面白い、やりたいと思っていただけてのことなので、嬉しいです。
諏訪部さんと、鈴村さんとお会いして、番組の企画は、こうで、こういうのやりたいんです、と、お見せしたのは「超電子バイオマン」のエンディング。
「ああ、名曲ですよね」とすかさず鈴村さん。話が早い。
ロボを掃除する場面があって、すごく印象的でした。実は今見ると、冒頭の2カットくらいなのですけど。
柴﨑監督にも「これです!」と見せているので、バイオマンリスペクトのEDですね。
すごく明るい曲なのですが、歌詞はシビア。
そんなところもちょっと「ゴーバスターズ」の世界観と似ているかもしれません。
ちなみにレコーディング時の鈴村さんの感想は、「ギリギリになってもバラバラにはならない」ってとこが、まさにスター☆メン(笑) とのことでした。
ダンスも好評なエンディング。映像もまたバージョンアップしていきたいですね。
金田組 メイキング
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はい、新戦士登場! | …冗談です。 本物はこちらの変な人と |
変なバディロイド。 |
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何だか面白そうな奴らで | わくわくするぜ! | そんな、照れるからよせって。(笑) |
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と、いうことで戦隊史上初の | 金田組! | とにかく熱い演技指導 |
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一人一人、役者の目を見て | 彼らの魅力を 最大限引き出します。 |
すると、こんな素晴らしい 表情が生まれます。 |
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新加入の松本君に対しても、 | 一切手加減なし。 | とにかく役者を1番カッコ良く |
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それが、金田組。 | 武器の変形や、向きひとつとっても、 | 力の入れようは 尋常ではないです。 |
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そして役者の意見にも | しっかり耳を傾けます。 | 松本君も楽しそうです。 |
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そして金田組といえば、 | 激しくも、熱いアクションや | ド迫力のバイクアクション! |
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腕の位置も細かく修正。 | 一見、そんなの意味ないよ、と思っても | 監督が少しいじると、とたんに 画の映え方が劇的に変わります。 |
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そんな熱血監督ですが、 | 「どうした〜開かないのか?」 | 「ほれ、かしてみろ」 |
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「うーむ、これはだな」 | 「ここをこうして…」 | 「はい、開いた」 とても心優しいのですよ。 |
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有紗ちゃんは真剣に練習。 その後ろで… |
リュウジ「ヒロム、俺が相手だ」 | 「どこからでも かかってきなさい!!」 |
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でもすぐ疲れちゃうんです。 | 歳だから? いやいや、はしゃぎすぎですね。 |
ヒロム「リュウさん、もう帰りますよ」 リュウジ「そうだね、帰ろう、うん」 |
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てな訳で、 ゴーバスターズ、仲間が増えたぜ! 次回も見てね!レディーゴー! |
おまけ
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本日のエンター …似合ってるからすごい… |
HAPPY BIRTHDAY
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翌日。玄田さんも順調にアフレコをこなされて、終盤に差し掛かっていたころ、筆者は茫然と立ち尽くしておりました。『本日休業』と書かれた開くことのないケーキ屋さんのドアの前で。。。(笑)
と、余談が長くなってしまいましたが、、、
無事、別のお店でなんとかケーキをゲットして玄田さんが帰られてしまう前にレギュラー陣から渡すことができました。
そんなドタバタがありつつもサプライズは大成功!14話でもバディロイドの誕生日パーティーを描きましたが、それに勝るとも劣らない盛り上がりで、玄田さんも非常に喜んでくださいました。
その存在そのものが、一緒にお仕事をさせていただいていること自体がレギュラー陣にとっては宝物です。玄田さんのアフレコ技術や演技力から学ばせていただいていることは少なくないでしょう。
いつも穏やかで、本当にゴリサキのように優しい玄田さん、若手のキャストを温かくこれからも見守って下さるとうれしいです。お誕生日、おめでとうございます!!
RECORDING REPORT
先週のヨーコ×ウサダに続いてレコーディングをしたのは、なんと!!あの!!エンター!!!!驚いたあなた、大丈夫です。恐らくエンディングに流れることはございませんので(笑)
ことろで、それはともかくエンターのキャラソンってみなさんどんなイメージを抱くのでしょうか。やっぱりおどろおどろしい怖〜いものを想像するのでしょうか??私もデモテープをいただくまでは漠然と、オーソドックスな“悪”のテーマをイメージしていましたが、、、結論から言うと今回の曲は非常にコミカル。もちろん悪のテイストを十二分に保ったまま、でも、あくまでコミカル。これは実際に聴いていただければわかると思いますが、エンターの似非フランス語を使ったり、様々なコスプレを披露したり、という悪だけど憎めないという部分を拾って膨らませた曲になっておりますので、本当の意味でのキャラクターソングといった感じでしょうか。メロディーもとても簡単ですので、割と一回聴くと頭から離れなかったりします(笑)曲調がそんな調子なので、逆に歌詞の方はあえて怖いことを言わせていたりします。本当はすごく恐ろしいことを考えている悪としてのエンターは歌詞の方から垣間見ることができると思います。でもそれがうま〜くコミカルな曲調にカモフラージュされて全体的にはすごく楽しい歌になっていると思いますよ〜。
さて、レコーディングに臨む陳内君ですが、やる気ばっちり。歌自体はテニスの王子様ミュージカルでも経験済みですし、割と得意な方だそうで、実際歌ってもらうと、その美声にブースから驚きの声が上がりました。そういえば、撮得現場での待ち時間もいつも何かしら歌っているような……あまりに上手いので、急きょディレクターさんからサビの部分にセルフのハモりを入れてみないか??という提案が。急に音階を変えて歌うのには並大抵ではないセンスが必要になってきます。実際ブースで私も小声で音をとってみようと努力しましたが、どこかで必ず外れて行ってしまうのでした(笑)最初こそ中々音をつかみきれなかった陳内君ですが、何度か練習していくうちにみるみるフィット感が。最終的には完璧なハモりを披露、サビの豪華さが何倍にも増した気がします。
レコーディングを終えてからもずっとなぜか歌っている陳内君。「これ、エンディングで流れませんかね?」「はい、流れません(笑)」というやりとりをおよそ10回ほど繰り返したのち、ようやく諦めて、陳内君は一人肩を落として、しかしどこか満足げな感じもしつつ、帰路についたのでした(笑)
そんな注目のエンターのキャラクターソング『ジュマペル エンター』は6月27日発売のコロちゃんパック2、(及びミニアルバム2)に収録されています。ぜひ皆さん聴いてみてくださいね!!
特命戦隊ゴーバスターズ コロちゃんパック②
価格:\1,575 品番:COCZ-1114
1. バスターズ レディーゴー! 歌:高橋秀幸(Project.R)
2.心配 ハニー♡バニー 歌:宇佐見ヨーコ&ウサダ・レタス(CV:小宮有紗&鈴木達央)
3. Boost Up! ビートバスター 歌:高取ヒデアキ(Project.R) 演奏:Z旗
4. ジュマペル エンター 歌:エンター (CV:陳内 将)
5. キズナ〜ゴーバスターズ! 歌:謎の新ユニットSTA☆MEN
6. キズナ〜ゴーバスターズ!(オリジナル・カラオケ)
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出版情報
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その他にも6月上旬には多数の出版社様がゴーバスターズを取り上げて下さっております!
皆様是非こちらもご覧くださいね!
HERO VISION 44 (東京ニュース通信社) 6月1日より絶賛発売中!
・鈴木勝大×馬場良馬×松本寛也 3者対談
・鈴木勝大×榊 英雄 対談
・馬場良馬 単独インタビュー
・松本寛也 単独インタビュー
・浅井宏輔×佐藤太輔 対談
特撮ニュータイプ 7月号 (角川書店)6月1日より絶賛発売中!
・鈴木勝大×浅井宏輔 対談
・松本寛也 単独インタビュー
・吉木りさ 単独インタビュー
・西平風香×髙橋直人 対談
・福沢博文 単独インタビュー
CAST−PRIX ZERO(023)(グライドメディア)6月3日より絶賛発売中!
・鈴木勝大×馬場良馬×陳内将 3者対談
・松本寛也 単独インタビュー
・髙橋直人 単独インタビュー
ネオアクター Vol.18 (廣済堂出版)6月4日発売
・馬場良馬×陳内将 対談
キャスト
(文責:武部直美・望月卓) |
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