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最終話を終えて~その2~

大黒摩季「Anything Goes! “BALLAD”」10/19 リリース決定!

最終話、手をつなぐ3人のシーンで流れた大黒摩季さんの「Anything Goes!」バラード。
実は活動休止前に録音を済ませていたという幻の音源なのでした。
夜のシーンから明けていく最後の戦いの朝に流れたこの曲。
ぜひフルで聴いて下さい。

最終話 脚本秘話

前回、最終話の打合せが夜中12時スタート、朝に入稿・・と書いたのですが、実は続きがありました。
小林さんが徹夜で書いているので、もちろんこちらも起きて待機。
あさ7時半頃頂いた原稿をチェックして入稿。
とりあえず仮眠して、また出社したところ、昼過ぎにメールが。
「どうしても気になるところがあったので、直しました」

がーん。もう入稿して、18時に印刷上がり。そのままオールスタッフで打合せ。
製本印刷してしまうと、撮影が迫っているのでなかなか全スタッフに間違いなく変更を伝えるのが難しいのです。
まるまる改訂稿を印刷する時間もない。

「すみません・・・どこが変更か赤字をいただけないでしょうか・・」
と、小林さんにメールを送り、細かい箇所は監督に直接、台本に書きこんで渡し、大きな変更箇所は紙で配りました。(ほぼ徹夜なので、半分もーろーとしながら)

さて、変更箇所とは・・・。

 ・最後、映司を受け止める人に知世子さんも加わりました
 ・真木の最後のセリフが変わりました
 ・映司が赤いメダルを受け取った瞬間、倒れるアンク(信吾)に気づく、となりました。(前の稿では、メダルを装填してから異変に気づく)  などなど。

一番大きくは、「おい、どこ行くんだよ!」と空中で映司がつかんだメダルは、前の原稿では割れた両方ともの欠片でした。改訂稿では半分の欠片に。
比奈が、もう片方のメダルを拾うシーンが新規に加わりました。
やはり映司、アンク、比奈の物語なので。
メダルの欠片を拾うシーンは、オープニングのカットを彷彿とさせますね。
パイロットとオープニングを撮った田﨑監督ならではの演出です。
ラスト、映司と比奈が、欠片を1つずつ持つ・・という案でしばらく進んでいました。やっぱりばらばらはかわいそうでは・・・と、二つとも映司が持つことになりました。

田﨑監督は、夏の劇場版(柴﨑組)を試写で見て、「撮影前に観ておけてよかったです」とのことでした。いくつか劇場版とのリンクがあります。

劇場版の脚本はずいぶん前(3月頃)に作っていますが、8月の映司、アンク、比奈はこうなっているであろうということを予測してあの関係にしています。 
まだ絶賛上映中です。まだの方やもう一度観たい方はぜひ。
記録的大ヒット中です。ありがとうございます!


東映カレンダーに渡部秀くんが登場!


東映が毎年発売する「東映カレンダー2012年」になんと渡部秀くんが登場!
お誕生日月の10月を飾ります。
大人なムードでカッコよくキメて、銀幕のスターな感じ! 

発売情報は追ってお知らせします。


(文責・武部直美)


オールアップ

君嶋麻耶くん


撮影当初、「右も左も分からなかった」と語る君嶋くん。1,2話田﨑組では、緊張がこちらにも伝わってくるほどガチガチだった記憶があります。
モデルとして活躍しながらも演技経験は殆どなかった彼にとっては、オーズへの出演はそれだけ大きな挑戦でした。慣れない日々の中には相当の苦しみがあったでしょう 。
ただ、後藤が伊達と出会い、己を知り、鍛錬の結果にバースへの道を開いたように、君嶋くん自身も腐らずこのオーズという作品に、そして後藤という役に向き合ってく れました。
普段は非常にクールな印象がありますが、その内には非常に熱心な、そして熱い想いを持っています。バースに初変身した38話。伊達の想いを背負っての初変身、カッコいいだけじゃない役者、君嶋麻耶の芝居、シビれました。


岩永洋昭さん


オーズという作品における岩永さんの存在は大きかった。オンエアが全て終了し、改めて思います。
中盤16話以降の登場だった伊達ですが、今となっては全然そんな気がしません。伊達がいないオーズが考えられない。というのは言い過ぎですが、オーズのそれまでの枠 をとっぱらい、かき乱しながらもグイグイ引っ張り、新たな面白さを開拓してくれました。1000回記念やネットムービーではいい意味でやりたい放題。年齢的には兄貴分 のはずなのに、全く責任をとらない姿が、何故だか「カッコいい!!!」と映ったのは岩永さんが演じたからでしょう。
途中参加ということで、キャラクター的には色々な方向性を秘めていた伊達でしたが、結果的には岩永さんに演じていただき、大成功でした。


有末麻祐子ちゃん


「里中エリカ」鴻上ファウンデーションに勤める超有能美人秘書。その肩書はダテではありませんでした。ケーキを食べていれば業務遂行だった前半のゆるさはどこへや ら。突然、超絶アクションをこなし、映画ではドイツ語を操り、ネットムービーでは変身までやってのけました。戦闘服は何故かコスプレ。ゴスロリに、パンクに、ミリ タリー風。最終話はフジコちゃんでした。なんなんだ、この秘書は?と何度思ったことか。
ただ、どんな奇天烈な衣裳やとんでもないシチュエーションでも颯爽とこなしてしまう有末ちゃんのポテンシャルに、その度に驚かされました。
君嶋くん同様に演技には不安も大きかったようですが、衝撃的なビジュアルとけだるい雰囲気が絶妙にマッチし、神出鬼没の美人秘書里中、メチャクチャカッコ良かった っす。

君嶋くん、ゴメン。やっぱり里中の方が強い気がします。


山田悠介くん


ウヴァ、最期までウヴァでしたね。
グリードに似つかわしない言動を繰り返し、その余りにも自分自身を客観視することができない姿はある意味、賞賛に値します。
ビビットな緑ジャケットの壮大な違和感には山田くん本人も驚いていましたが、開き直り(?)、ウヴァ愛に目覚め(?)、途中からは非常に楽しんで演じてくれました。
メダル1枚にもなりました。武器であるはずの角を掴まれ、メダルを奪われる屈辱も味わいました。ただ、裏を返せばそれだけいじりたくなるキャラだったということで しょう。
山田くん、「おはよウヴァ!!!」が世間に浸透することを願っています。
あの緑ジャケットとあの大口とおさらばなんて、さびしいです。

オールアップの日に、誕生日ケーキもプレゼント
そこにいたスタッフ、キャスト、皆が笑顔で皆が楽しそうでした。
愛されてますね、山田くんも。


キャスト、オールアップ情報、続きます。
また来週以降、更新します。



『仮面ライダーオーズ/OOO キャラクターブック VOL.2 Happy Birthday......』 コンテンツ


『仮面ライダーオーズ/OOO キャラクターブック VOL.2 Happy Birthday......』
9月9日(金)発売
東京ニュース通信社

放送終了を記念し、キャラクターブック第二弾が完成。
キャストのインタビューの充実度はもちろん、キャラクター衣装による盛りだくさんの撮り下ろしグラビアで、『仮面ライダーオーズ/OOO』の世界をドラマチックに 描いています。
映司やアンクたちの1年の軌跡を堪能できる1冊です。

<CONTENTS>


●撮り下ろしグラビア

ソロショット:火野映司/アンク/後藤慎太郎/伊達明/真木清人
2ショット:火野映司×アンク/後藤慎太郎×伊達明
3ショット:火野映司×アンク×泉比奈/後藤慎太郎×伊達明×里中エリカ
集合ショット:火野映司×アンク×後藤慎太郎×伊達明/アンク×真木清人×ウヴァ×カザリ×ガメル×メズール/スーツアクター・高岩成二×永徳/スーツア クター・岡田和也×渡辺淳×高田将司×藤田慧

●インタビュー

ソロインタビュー:渡部秀/三浦涼介/君嶋麻耶/岩永洋昭/神尾佑/甲斐まり恵/宇梶剛士
対談:渡部秀×三浦涼介/君嶋麻耶×岩永洋昭
鼎談:渡部秀×三浦涼介×高田里穂/君嶋麻耶×岩永洋昭×有末麻祐子
座談会:渡部秀×三浦涼介×君嶋麻耶×岩永洋昭/三浦涼介×神尾佑×山田悠介×橋本汰斗×松本博之×未来穂香
スーツアクター対談&座談会:高岩成二×永徳/岡田和也×渡辺淳×高田将司×藤田慧
キャスト×スタッフ座談会:渡部秀×三浦涼介×監督・田﨑竜太×プロデューサー・武部直美

●オフショット

●ストーリー解説(27~48話)

●15問アンケート




(文責・石川啓)

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