東映ホーム > テレビ > 仮面ライダーオーズ/OOO > あらすじ一覧 > 第25話 「ボクサーと左手と鳥ヤミー」

テレビ

第25話 「ボクサーと左手と鳥ヤミー」

2011.3.6 O.A

【Episode Guide】

映司たちの前に鳥のヤミーが現れた。
アンクがヤミーを生んだのか?
クスクシエで送別会をしたボクサー選手が、その鳥のヤミーにさらわれる。
拳の怪我で引退に追い込まれたボクサーの身に何が起こっているのか?




コアメダルが増えたのに、どうしてアンクは他のグリードみたいに復活しないんだ?
映司の疑問に迫ります。
メズールちゃんも「こうなってわかったけど、あんな腕だけの復活って無理」って言ってましたね。アンクだけ、特別なのでしょうか?

満を持して登場の鳥のヤミーは、オウム!
「次は鳥のヤミーで、出来れば赤がいいんですけど・・」
「なら、オウムかな」と、デザイナー出渕さんが即答でしたのに、届いたオウムのデザイン画は青! びっくりした~。
「塗っているうちに、やっぱりこっちかな、と思って」
なるほど!
すごくリアルなオウムです。

オーズの怪人デザインは、モチーフの動物や昆虫が出来るだけ強調されるようお願いしています。オトシブミとか、シャム猫とか、アゲハ蝶とか、いろいろ面白いモチーフにも挑戦しています。
まだまだすごいのが来ますよ。お楽しみに!


 脚本:小林靖子  監督:柴﨑貴行

Cast Information

岡村一樹役/福井博章さん


 テレビ、映画、舞台と多分野で活躍されている福井博章さんが今回のゲストです。実は福井さんはオーズ出演以前から元々特撮に縁があります。俳優業の傍らで、全国各地で催されているキャラショーにスーツアクターとして活躍中。JAEの皆さんともちょっとした顔馴染みだったりするのです。
 これは後日聞いた話ですが、電話越しの初対面時、「オーズという番組、ご存知ですか?」などと今回の役を説明する機会がありました。が、なんと福井さんはその時キャラショーに本番直後。しかも直前までオーズ役だったという巡り合わせ。
 あまりの偶然に驚きましたが、突然電話がかかってきてさらにオーズのゲスト役のオファーとは、ご本人も信じられなかったことでしょう。
 ちなみに、この数奇な話をしていたところ、福井さんがあのレジェンド大戦に参戦していたことも判明。「どうでしたか、レジェンド大戦?」という質問に、返ってきたお応えは、、、「カメラマンの方が、、、、、(怖かった)」さすが、松村さん。
 さて、そんな福井さんが演じる岡村一樹は、拳のケガが原因で引退を決意した元プロボクサー。チャンピオンまで後一歩、「またリングに立ちたい!でも、拳が、、、」という感情をグリードに利用されてしまいます。
 実際にボクシングシーンも盛り込むということで、福井さんには数年ぶりにボクシングジムに通い体を作っていただきました。全身全霊込めた、迫力ある映像が上がってきました。ご期待下さい。



秀くんに聞いてみました。

映司が恋に落ちた24話。体当たりの熱演でしたね。
秀くんに演じた感想を聞いてみました。

Q 恋する映司をやってみての感想はどうですか?
渡部 「超たのしかったです。新たな映司が発見できた。もっとやりたかった。面白い部分、くすっと笑える部分がたくさんあって、恋愛コンボも楽しかったです」

Q 監督からの演技指導はいかがでしたか?
渡部 「はっちゃけちゃっていいよ、って言われた。『もっとバカになって』と言われることが多かったです。やりすぎくらいでちょうどいいって」

Q 三浦くんの頭、何度もはたいてましたね?
渡部 「本当にハタいていました。三浦君には『どんどん叩いて』って言われたから50回くらい叩いてしまったと思う。テストの時に机にぶつけて、ちょっとケガしました(笑)」

Q 水のバケツも痛そうでした。
渡部 「実はあれ全然かかっていなくて、奇跡の1発OKでした。痛くもなかったです。むしろ君嶋くんのハリセンの方が痛かった・・・(笑)」

Q お気に入りのシーンは?
渡部 「3人で変身したところ。3人で協力変身って今までのライダーでもなかったんじゃないかな。気絶していて代わりの人が変身なんて斬新。撮影も楽しかったです」

Q 今後、どんなことをやりたいですか?
渡部 「わるい感じの映司をやってみたい。ダークカブトやリュウガみたいな真反対の映司。暗黒キャラがやりたい」

Q オーズを見てくれているみなさんへ一言!
渡部 「劇場版も4月1日に公開ですし、ますます盛り上がるオーズです。映司とアンクの関係もお楽しみに。チームオーズ、チームバース、今後どういう風に混じり合うか。共闘するのか、関係がどうなっていくかに注目して下さい!」


レッツゴー仮面ライダー 続報

 各映画館にて、予告編が流れ、ついに本ポスターも解禁となりました。40周年ライダーの全貌も少しずつ輪郭を帯び始めております。こちらのコーナーでも徐々に情報アップしていきますよ。

 今回は「少年仮面ライダー隊」について
 40年前「仮面ライダー」に登場していた「少年仮面ライダー隊」が現代に蘇ります。

 リーダーのミツルには今井悠貴くん。「パッチギ」や「はだしのゲン」などで活躍し、天才子役と評判高い彼が少年仮面ライダー隊のリーダー、ミツルを演じます。
 「白夜行」での切ない姿が記憶に新しいところですが、本作ではショッカーにより父を奪われ、荒んだ生活の中でショッカーに復讐すること誓う少年役。逞しく懸命に生きようとする姿と時折みせる少年らしいあどけない一面、張りつめていた気持ちが溢れる瞬間と、全編に渡り圧巻の芝居を披露しています。「子どもにも伝わるように」と敢えて分かりやすい演技を要求する監督の指示に、鋭く応える聡明さも併せ持ち、あまりに完成度の高さに、製作サイドも驚かされる日々でした。
 本作はライダー総出演に代表される見どころを詰め込めるだけ詰め込んだ内容ですが、物語の根幹を担う存在は少年ライダー隊です。
 そういう意味では、「ミツル」は40周年記念作の浮沈を握る大役と言えますが、スクリーンでは今井君が演じたことでより一層の存在感を放っています。
 とはいえ、「印象に残っていることは?」と聞くと、「ナパームの中を走ったこと」と小学生らしい感想も。そりゃそうですね。あんな体験、普通に生きていればありえませんからねー。

 ミツルの相棒とも言うべきナオキ役には吉川史樹くん。
 自称:ライダーマニア。という吉川君。その知識量たるや半端じゃない!筋金入りのマニアっぷりを現場で披露。1号、2号は勿論大興奮なのですが、ガニコウモルやザンジオー、シオマネキングといったショッカー怪人との出会い?も嬉しくて仕方なかったようで、出番がないのに現場に来たり、「夢みたい」、「死んでもいい」と大層な言葉を連呼していました。余談ですが、彼のマニアぶりを知り、渡部君は自らの勉強不足を痛感した様子でした。
 劇中でも、1号と2号を一番に慕うのがナオキです。吉川君、自己を投影してか、今井君に負けず劣らずの熱演で応えてくれました。全編撮り終わり、ナオキを演じるのは彼しかいなかった!そう表現しても過言でないほどの情熱で頑張ってくれました。
 ちなみに、一番好きなライダーは2号らしいです。普段はカメラマンなのに、ライダーとして戦う姿がいい!という吉川君なれではのこだわりです。


 今井君と吉川君は今回で3度目の共演になるそうで「りょうちゃん」、「けんぼう」と呼び合い、過酷な撮影も常に楽しそうでした。2人で仮面ライダーダブルに変身させてと(無茶な)要望も言われました。

 吉川君演じるナオキは「ネット版 レッツゴー仮面ライダー ガチで探せ!君だけのライダー48」 にも登場します。こちらでも敵味方問わず共演しています。その辺りはまた、後日。

 ミツル、ナオキの弟分であるシゲル役には林遼威くんが挑戦しました。
 ちょっとした仕草を絶妙に織り交ぜる遼威君。本の意図を汲み、セリフがない瞬間に見せるリアルな芝居で、金田監督の心を鷲掴み。白倉Pも「天才かと思った」と絶賛していました。
 監督からは現場でその髪型故に「アンク、アンク」と呼ばれ可愛がられ、ラストシーンで「憎い芝居しやがって」と嬉しそうに監督が呟いていたのが印象的でした。
 本作では彼が「オレたちは、少年仮面ライダー隊だぁー!!!」と叫ぶシーンがあります。あまりにも可愛らしいその名乗りは、事あるごとにモノマネされています。

 少年仮面ライダー隊の紅一点(というのも可笑しいですが)、ノッコを演じたのは恒松祐里ちゃん。彼女もまたこの年にしてキャリア十分ですが、ノッコほどドンピシャな役も珍しいのではと思うほどのハマリ役となりました。
 口を噤むとちょっと気の強そうな雰囲気が、はにかんだ時のちょっとした笑顔が、抜群です!アフレコでは大分苦労していましたが、オーディション時に満場一致で決まった理由は映像を見ていただければお分かり頂けると思います。彼女もまた重要な役割を担っています。

 と、40周年に相応しいキャストが揃った少年仮面ライダー隊。彼らの活躍は他の超豪華ゲスト陣の中にあっても決して霞むことはありません。
 40年前から子ども達の憧れの的だった「仮面ライダー」。その「仮面ライダー」への想いを彼ら少年仮面ライダー隊が伝えます。彼らが紡ぐ40年分の想いを是非、劇場でご覧下さい。





(文責・武部直美、高橋一浩、石川啓)

同じジャンルのコンテンツ

関連リリース