「やったー、当たったー!百万円!」
ガメルのヤミーの影響で、宝くじまで当たってしまった小森だが、夫婦喧嘩は終わらない。なりゆき上、巻き込まれていく映司。
その頃、ウヴァにやられて瀕死のアンクは――。
アンクピンチ!の回です。
プライドが高く、抜け目がない。自分の目的のためには、平気で他人を利用する・・・。
そんなアンクですが、演じる三浦くんは真逆。
丁寧な物腰で、親切で、笑顔がやわらかで、謙虚で、真面目な人なのです。
芸歴は10年近い三浦くん。特撮作品では、『超星艦隊セイザーX』や『仮面ライダーディケイド』(ファイズ編)に出演しています。かわいい役から、実はオルフェノク(怪人)まで、演じる役も多彩で幅があります。
「仮面ライダー」はオーディションでレギュラーキャストを決定しています。
ですが、アンク役については難航しました。ドラマ部分にいれば、アクション部分にもいる。説明ゼリフも多い。しかもライダーに命令したりして、自分は格上のつもりなキャラですから、芝居に説得力がないと、作品が成立しないのです。
結局、こちらから候補の方にお声掛けして、監督との面談を経て決定しました。
三浦くんも「オーズ」という作品をとても大事に考えてくれています。
目的が違い、お互いに利用し合う関係。オーズ=映司とは油断ならない、緊張感のある相棒関係です。そんな簡単には仲良くならなさそうです。
今後もお楽しみに。
脚本:小林靖子 監督:諸田 敏