バクアゲ25 六輪の花火

監督：葉山康一郎　脚本：樋口達人

「知っちまったんだよ。あいつらと走る方が─」

キャノンボーグが地球に来襲してから長い時が経った。
改造隊長を名乗り人々を苦しめてきたキャノンボーグ。
しかし大也たちに悉く作戦を阻止されギャーソリン回収量はごく僅か。

ハシリヤン本家からの重圧もあり、キャノンボーグにはもう後がない。
思い通りに作戦が遂行できないことに痺れを切らしたキャノンボーグは、奥の手である“大量悲鳴兵器”を起動。

その恐ろしさを知る先斗とビュンディーは血相を変え、
地球が“死の星”になると呟く。

兵器発動までのタイムリミットが迫る中ブンブンジャーが出動。

今こそキャノンボーグとの始末をつける時。
先斗が選ぶ選択は──。

バクアゲ24、ご視聴ありがとうございます！

オールラッシュを見た時から予感はしていたのですが……試写を見て思わず涙がこぼれてしまいました。

子供たちが懸命に歌う姿にうるっときた経験を持つ葉山監督。
シナリオ打合せの時点から、歌の力が活きる構成を考えてくれていました。
葉山監督とシナリオの森地さんが共にイメージした曲は「にじ」。
幼稚園などで教えてもらったりして、知っている子もけっこういるのではないでしょうか。

今回、日本コロムビアさんには収録や編集など多大なご協力をいただきました。キャストのみんなは撮影やイベントの合間を縫って練習と収録をしてくれました。合唱のコーラスには「さくらキッズ」のみなさんにご参加いただきました。本当にありがとうございました。
みんなの歌、届きました……最高のバクアゲだ！

そして、もう一つのこだわりポイントは、大也を導いたまひろ先生の言葉。
――「自分と違う色を持った人が一緒だと、世界はカラフルでもっともっと面白くなるよ」――
自分の世界にはいなかった存在に興味を持つ大也の生き方には、この言葉が強く影響しているのかもしれません。

これまでのやり方や価値観がすぐに通用しなくなるほどに変化が早く、将来が見通しにくいこの時代。「難しい」とも「興味深い」とも言えるこの時勢はまだまだ続くと僕は考えているので、企画立ち上げの段階から、そんな時代をドライブしていくのに必要なマインドセットを、ブンブンジャーには持たせたいと考えていました。
その久慈的重要マインドセットのひとつが、「面白がる心」です。
「未知」を面白がり、「逆境」を面白がり、そして何よりも「違い」を面白がる。
様々な色が集まったチームであれば、柔軟にスタイルを変えて、予測不能な新時代とも戦っていくことができると思うんです。

このニチアサ枠は、子供たちにも見てもらいやすい枠なので、その子たちがゆくゆく社会の創り手となったとき、ブンブンジャーの何かしらの要素がヒントになって、自分たちの生きる時代を面白がってくれたらとてもバクアゲですね。

そして、巨大戦は前話に引き続き佛田監督に構成・撮影してもらいました。これまでの119関係は「火消し」の要素を取り上げた活躍でしたが、まさかここにきて「緊急車両」要素を持って来るとは……おそるべし佛田監督のイマジネーション……！
アコギグルマーの技名が、歌謡曲のタイトルっぽい(？)技名になっているのも佛田監督のアイディアです。


さぁ、ついにブンブンジャー2nd LAPも残すところあと1話。命運がかかった最終直線です！
立場的にも後がなくなり、最後の手段に出たキャノンボーグによって、地球は最大の危機に直面します。このピンチに、かつて地球を捨てた始末屋は、何を思い、どのように動くのか……限界を超えるバクアゲを見逃すな！
……というか、見ないと後悔します。頼むから見て！！

次回は、たぎるフルスロットルで一切合切薙ぎ倒す勢いで爆上がっていただきタイヤー！



そしてそして、大ヒット上映中の映画「ガッチャード／ブンブンジャー」！
続々と嬉しい言葉が届いてきていて、スタッフもキャストも大いに爆上がっております！

なんと、全国10都市で応援上映開催決定！！
すごい！　みなさんのバクアゲガッチャの声が各所関係者の方々にも届いたことで実現しました！……本当に本当にありがとうございます！！
爆上大感謝大ミサイルを打ち上げたい気分です！

「好き」を共有できるのも楽しいですし、字幕付きで映画を見ることでの発見もあるかも。ブンブンチェンジャー(もちろんブースターやコントローラーでもOK)とお気に入りのライドケミートレカを持って、是非是非参戦してください！
(どれがいいかなぁ……ギャンボエールか……でもカメドーンも可愛いんだよなぁ……)

……ケミーカードと言えば、入場者特典は手に入れてくれましたか……！？
第2弾の特典には、ヤルちゃんもいますので、必ずゲットだz…………ゲットしちゃってください！

まだまだ広がれ #バクアゲガッチャ の輪！
お盆も劇場でバクアゲガッチャ！！

バクアゲ24「届けたい歌」ご視聴ありがとうございました。

先週まで炎の三部作をご覧になっていただきましたが、
今回は打って変わってジ〜ンと来るハンカチ回。
演出を担当されたのは15話のキー太郎回で
私たちのハンカチを濡らさせた葉山監督です。

野球回から初恋回まで色んな味が楽しめるのがブンブンジャーの良い所、振り返っていきましょう。

■大也の初恋
今回の話は「井内くんの趣味であるギターを活かせる回をやろう」というアイディアと、脚本森地さんの「大也の初恋を書きたい」という挙手が重なり企画されたお話でした。
一見交わらなさそうな二つのテーマですが、
初恋の相手がギター弾きだったということで話がまとまりました。
しかしその相手というのが学童の先生。
大也の初恋はきっと少しませている、そんなイメージありますよね笑

そんなこんなで作られた24話は大也の夢から始まります。

夢の舞台は大也が幼い頃に通っていた学童。
今まであまり過去が語られなかった大也ですが、
おそらく親は共働きだったのか学童に通っていたようです。

そして夢の中の学童で大也少年はある女性から声をかけられます。

彼女こそ大也の初恋、上重まひろ先生です。

演じてくださったのは松永有紗さん。
松永さんは『仮面ライダーギーツ』のVシネクストで
クイーンジャマトを演じてくださった非常にお芝居の上手い俳優さんです。
普段の優しいまひろ先生と、後半で登場する幻のまひろ先生。
その二つの差は小さく、幻も特段悪役ではない中で違和感を出さねばならない。そこはもう演技力に信頼のある松永さんに受けていただき、見事に難しい役どころを演じきってくださいました。

少年時代の大也を演じてくださったのは堀雅陽さん。

バクアゲだな！のポーズが様になってますね。
過去編では一人を好む繊細さな大也少年を表現してくださっていました。
幼少期のオーディションは顔の雰囲気や演技力はもちろん重要な要素ですが、
それより見てください、彼の名前には井内悠陽と同じ“陽”の字が！
これが決め手です(ウソです)。

そんな二人は夢の中で
「大也くんは一人で遊ぶのが好き？」
「別に。ゲームとかドッジボールよりこっちの方が面白いだけ」
という会話をします。
大也少年は内向的で、黙々とものづくりを楽しんでいる様子。

ものづくりが好きなのは今の大也も変わりませんが、
大也少年はどこか人を寄せ付けないATフィールドを感じさせます。

どうもこれは事実無根の夢というより、昔の思い出を夢として見ているようですね。
そしてクールな大也少年にまひろ先生が
「もっと面白くなる方法、先生知ってるよ」と口を開き…。

そこで目が覚めた大也。
今日はブンブンジャーのメンバーで
思い出の学童に遊びに行く予定があったのでした。

迎えてくれたのは大也少年が通っていた当時から職員を務めていた藤井先生。

演じてくださったのは落合ひとみさんです。

大也が藤井先生にお届けものを渡すととても喜んでくれましたね、良い関係性が窺えます。

さて皆さん、藤井先生を見てなにか思いませんでしたか？
子供やOBである大也の扱いがうますぎる！！
そうです、なんと落合さんは俳優業と学童施設職員の二足のわらじを履く本物の先生なのです！
これ以上ないキャスティングと思いお声がけさせていただいた所、
衣裳合わせには実際に学童で使っている紙コップや牛乳パックを用いたオモチャなどを持ってきて提供してくださいました。
ちなみに今回劇中で着用しているエプロンもご本人のもの。
現場ではたくさんの子供たちのケアをしてくださり、八面六臂の大活躍でした、ありがとうございました！！

そんな落合先生演じる藤井先生は大也に「ちゃんと食べてるの？」と。
こんなこと大也に言える人は藤井先生だけかもしれませんね。

そして到着する大也お兄ちゃんたち。
子供たちは大喜びで駆け寄ります。

本当に子供の笑顔が好きなんですね、大也は。


そしてそれぞれ子供たちと遊び始めるブンブンジャーの面々。

おっと、早速子供の勢いに負けているシャーシロ。
確かにシャーシロは子供苦手そうですね。笑

ミラは夏休みの宿題を見てあげています。

錠は尻尾取りです。
これは錠なのか齋藤くんなのか、イメージ通りの画です。笑

玄蕃はマジック披露。相馬くんもマジックが得意なんです。

ちなみに葉山監督はマジックのチョイスにもガチでした。
右側にいる原稿担当(画面に映る画面とか書類とか作る人)のボブさん(通称)は、業務とは関係ないですがマジックが得意という理由で駆り出され、
撮影当日も監修に来てくださいました。ありがとうございました！

先斗は子供たちと一緒になってシャボン玉！
でっけ〜シャボン玉作って「俺が勝ったな」と満足げな様子が愛らしい。
体も態度もでっけ〜ですが、時折10歳で止まった精神が顔を出します。

そんなみんなを眺めながらかくれんぼに興じるブンブンとビュンディー。
えっと、あなた方は隠れる側をする図体じゃないのでは…？

こどもへのアプローチの仕方もみんな違ってみんな良い。
ではOBの大也はというと…。

子供たちにギターを弾き語っておりました。

ちなみにこちらは撮影前まで念入りに練習をする井内くん。

特技といえど演奏ミスで撮影を止めるわけにはいかないので調整に余念がありません。

そんな大也を見て「ギター弾けたんだ」と感心するミラたち。

シャーシロは「まぁもちろん俺は知ってたけどな」の顔。

そして藤井先生から衝撃の追加情報。

「初恋のまひろ先生が弾いてたもんだから」

驚きのミラとビュンディー。
ビュンディーは最近恋愛小説を書くのにハマっているようで、
インスピレーションをもらおうと必死です。
最近だんだん見えてきましたが、
先斗が変わり者かと思いきやビュンディーもなかなかの変わり者ですね。

藤井先生は思い出話を続けます。

恥ずかしがり屋で人見知り、一人で過ごしがちな
大也少年の心を最初に開いたのもまひろ先生だったとか。

そして人と関わることに抵抗がなくなった大也にギターを教えてくれました。

ちなみにまひろ先生役の松永さんも少しギター経験があったそう。
しかし初めてやる曲ということで練習会も実施し、
その際は日本コロムビアの穴井さんをお呼びしご指導いただきました。
穴井さんはコード進行を語呂合わせで教えてくれるユーモアたっぷりの方で、松永さんも少しの練習でしっかりと弾けるようになっていました。

今回のテーマの一つでもある
“歌”についてもう少し深掘りさせてください。

今回劇中で何度もかかっていた歌は童謡の『にじ』という楽曲です。
ホン打ちで大也が歌う曲を何にするか、という議題のターン。
番組をコンテンツとして扱う以上権利周りの懸念点なども出てきます。
そこで一旦仮の楽曲として上がったのが
最近の子なら誰もが知る名曲、『にじ』でした。

葉山監督と久慈Pはお子様がいらっしゃるので自然とこの楽曲が候補になりました。
葉山監督はお子様の卒園式の合唱でグッときたものがあったそうで、
そういったリアルな親としての意見も取り入れた話作りになっています。
私は恥ずかしながら『にじ』を知らなかったのですが、
この話が完成した後に耳にすると条件反射で泣きそうになる体になりました。
おのれ葉山監督…。

そして音楽周りの相談をいつも受けてくださる穴井さんにご連絡。
(先述の語呂合わせ講師の方です)

そもそも『にじ』を使って良いか？の話を通そうとした所、
「こんな良いタイミングないですよ。
実は明日別件で『にじ』の収録があるんです」という奇跡の返答が。

渡りに船とはまさにこのこと。
ありがたいことにその収録に便乗させていただき
大也を起こすための『にじ』を
ギター・バイオリン・ピアノの3楽器のみで収録していただきました。

色々な奇跡が重なり『にじ』の使用が決定。
そうして撮影された、緑に囲まれキラキラした思い出のシーン。
大也の初恋はこうして生まれ、ギター少年を生んだのです。

そんな経緯で心を開いた大也が大人になり、
かつて通っていた学童でそのギターを介して他人と笑顔を生み出している。

素敵な話じゃあありませんか…。

そうなると気になってくるのがまひろ先生の現在ですよね。
ミラもビュンディーも「会ってみたい！」とテンションが上がります。

しかし話に加わっていた大也の顔は曇り、
「遠くに、行っちゃったんだ」と苦笑い。

“遠く”とは転勤や引っ越しではありません、大人の皆様は察していただければと思います。
当番組はお子様が多く観る番組ですので
実際にそういった境遇のお子様もいると想定して言い換えていますが、
大也にとっては一つの悲しい思い出があったということです。

そう考えると、卒業してから何年も経っている上、
初恋の人はもういない学童に足を運び、
そこで覚えたギターを披露する大也は
普段の完璧超人というイメージの裏にかなり人間臭い部分があるということ。

そしてその色々が詰まった一言の
「遠くに行っちゃったんだ」をあの顔で言う井内くん、なかなか末恐ろしい男です。

そしてやや気まずい空気が流れると、シャーシロがすかさず
「そろそろ公園遊びの時間じゃないか」とフォローを入れます。

こんな事態になってなければシャーシロの口から飛び出さない言葉ランキング12位「公園遊び」。
でも、ナイスだぜシャーシロ。

と思ったのも束の間。

「まだ滑るのか…」と子供にクレームを入れるシャーシロ。

と、そこに現れるギターグルマー。

お声を担当されたのは東京卍リベンジャーズの
マイキー役でおなじみの林勇さん。
歌がとても上手いので、
ギターグルマー特有の歌い上げるような発声が最高にハマりました。

そんなギターグルマーから逃げ出す子供たちを
庇うように立ちはだかる大也と先斗。

なんとギターグルマーの五線譜攻撃が直撃し
昏い眠りの中へと落ちていってしまいました。
戸惑うブンブンジャーたちでしたが、
シャーシロが飛び出し、他の面々に大也たちを託します。

これはどうしたもんかというところ、調達屋が仕事を。

タンバリン、メガホン、リコーダー、マラカス…。

他にもパフパフとかモフモフとか。

これほどのアイテムをもってしても起きないとは…ギターグルマー手強し！
ミラたちもかなり心配していることでしょう。

(してないかも…！！)

一向に目を覚さない大也と先斗から立ち上るギャーソリン。
この昏睡は一体どんな攻撃なのでしょう。

幼い頃の先斗が出てきました。
これは初めてビュンディーに出会い宇宙へ飛び出さんとする瞬間です。
自身の体験を第三者として見ている先斗。

ここまでは10歳の頃の記憶通りの状況です。
しかしそこに唯一の友人であったカケルが登場。

宇宙に行っても何も変わらないという言葉をかけ、
先斗をこの場に留まらせようと誘惑します。

なんとも言えない表情でカケルの言葉に耳を貸す先斗でしたが…

「悪いな」と、今まで聞いたことのないような
優しい声でカケルに言葉を返します。
後にザワくんは「一度カケルとちゃんと向き合った方が良いと思った」と言っていました。
たしかに、唯一の友人であったにも関わらず何も言わずに宇宙に飛び立ったのです。一つ言葉をかけて清算したかったのかもしれませんね、それがギターグルマーが生み出した幻だとしても。

そして続く言葉は、
「俺はあの時選んだ道を間違いだとは思わねえ」

そう残し現実世界へと帰っていきました。

先斗は宇宙へ行って揉まれ生き残ってきた人生を微塵も悔んでいません。
そんな苦難の日々を越えてきたからこそ大也たちとも出会い、
友情に近い感情を持てる仲間もできました。
と、この話はまた来週…。

先斗は夢から目覚めるヒントをミラたちに残すとビュンビュンチェンジ！

ギターグルマーを倒しに行きました。

さて、まだ目が覚めない大也はどんな夢を見ているのでしょうか。

冒頭、大也が居眠りしていた時と同じ風景が広がっています。

大也少年とまひろ先生。
初恋の人に再び会えたことで
大也少年は幻に丸め込まれそうになってしまいます。

現実世界では、大也がこちらに戻ってこられる助力ができないかあれこれ思案しています。
そこでシャーシロの頭に一つのアイディアが。

歌です。
大也と学童の結びつきを象徴する『にじ』を耳に届ければ
何かおかしいことが起こっていると察知し、自らその幻を破れるのではないか。

子供たちにも頼み、みんなで合唱。

裏では先斗が懸命にギターグルマーと戦っています。

話は変わりますが、音楽を奏でるシーンが
戦闘シーンとカットバックで進んでいくの大好きなんですよね。
仮面ライダー555の8話とかまさに。
ギターの演奏と戦闘が交互に映る演出、最高です。未視聴の人は7・8話だけでも観て…！
今回のブンブン24話もそれに通ずるものを感じると言いますか、
音楽ってやはりすごいなーと、分かりきったことを改めて感じさせられます。


そんな風に、シャーシロたちや先斗、子供たちや藤井先生まで
大也を取り戻すために多くの人が一つになって頑張る今回のお話。
今まで大也が誰かを助けることは多かったですが、
こうして色んな人が大也のために動くのは少し珍しいですよね。
他人との関わりを避けていた少年時代からは考えられない。

やがて夢の中の大也にその歌声が届きます。
大也はこれが夢だと気づき、まひろ先生も幻だと気づきます。

夢の中では甘い言葉で大也を幻に縛ろうとしていたまひろ先生。

しかし大也は覚えていました。
「あの時先生が届けてくれた言葉は…」
冒頭のシーンで途中で目が覚めたので聞き取れなかったあの言葉。

「自分と違う色を持った人が一緒だと、世界はカラフルでもっともっと面白くなるよ」

スーパー戦隊シリーズを象徴するような言葉です。
言葉の通り、スーパー戦隊は色とりどりの戦士が手を取り、時にはぶつかり合う、カラフルで面白い世界です。そしてこれは現実世界でも同じこと。
ED曲にもあるように、みんな違ってみんな良い。世界は十人十色だからこそ面白い！

夢の世界から去ろうとする大也、その腕を掴むまひろ先生。

大也は切ない笑顔で「今、すっごく面白いよ」と一言。

初恋とはシンプルな言葉ですが、
大也にとってまひろ先生は、そんな単純な人ではないんです。
引っ込み思案だった自分を変えてくれて、カラフルな世界を開いてくれた人。
いわば人生を変えてくれた恩人で、初恋なんて言葉じゃきっと表せないでしょう。

ちなみに、先斗がカケルに対して目線を合わせたのに対し大也は一度も振り返りません。
井内くんは振り返るパターンも試したのですが、ここは葉山監督がまっすぐ前だけを見ていてほしいとオーダー。
大也は「今、すっごく面白い」ので幻は振り返らないということです。

まひろ先生、それを受けて手を離します。
その時、まひろ先生はどんな顔をしていたのか。
それは演出として映しませんでしたが…想像にお任せいたします…！


大也が目を開けるとそこには仲間や子供たちの姿が。

これもどうしても描きたかったシーンです。
大也が倒れた時にこれだけの人が心配してくれる、素敵なカットです！
ちなみに大也が立ち上がるとブンブンが手を差し伸べるのですが、
先斗が起きてすぐに駆け寄ったのはビュンディーでした。
かなり良い対比になっているので配信等で是非ご確認ください。

みんなに礼を言い、いざギターグルマーと対決です！

ギターグルマーはというと、

「盛り上がってねえ奴いる〜？ いねーよなぁ！！」と会場を煽っています。
な、なんか聞き覚えのあるセリフ…！？
いやちょっと違うか…気のせいでしょう。
ちなみにこのセリフの裏にかかるSEが
ギターグルマーなのに何故かバイクのエンジン音。
しかもそのエンジン音はHONDA HAWK CB250T、通称バブの音らしい。
音響効果の桑原さん、これは偶然でしょうか！！
いや、絶対に何も意図はないと信じて…。

いけ！ブンブン卍リベンジャーズ！
眠らされた仮を返す時です！！

華麗に敵を薙ぎ倒していくカラフルな戦士たち。

大也と先斗のコンビネーションで
この抗争も無事ブンブンジャー一派に軍配が上がりました。

色々な感情が渦巻いているとは思いますが、
必殺技を決めた大也の頭上には虹がかかっていました。憎い演出！

巨大戦に入ると、なんとギターグルマーが赤信号を大量に発生させます。

車の戦隊にとっては最大の危機！

しかしそこは大也の機転で乗り切ります。

ブンブンレオレスキューを出動させ緊急車両として赤信号を突破！！

見事ギターグルマーを撃破しました。


一件落着し、学童に戻るブンブンジャーの面々。

まひろ先生からギターを教わった園庭で
大也が一人切なげにギターを弾いています。

するとそこに集まってくる仲間たち。

顔を上げる大也。

先斗たちも遠巻きにそれを眺めています。
彼もこの空間が居心地良くなってきたんですね。
大也も先斗ももう一人ではありません。

大也の顔に笑みが戻りました。
カラフルでバクアゲな仲間たち！！

最後に職員室にあるブーケが映ります。

これは冒頭で大也が藤井先生に渡していた届け物。
薔薇の花の色は「青、ピンク、黒、オレンジ、紫」。
包装とリボンは赤と白、これはきっとブンドリオ。

大也はまひろ先生に「今、すっごく面白いよ」というメッセージを届けにきていたのでしょう。
そして5本の薔薇の花言葉は「あなたに出会えてよかった」。
これは台本にも明記されているメッセージです。
この言葉は仲間たちに贈ったのか、はたまたまひろ先生に贈ったのか。
それは大也しか知らないことですね。

あ、そうそう。
今回『にじ』を聴いてええ曲やなと思ったそこのあなたに朗報です。
大也たちが歌っている『にじ』が収録された
EP vol.3が9月24日に発売しますのでお楽しみに！
私も歌の収録に立ち会ったのですが、
スタジオからの帰路で井内くんが「東京タワーや！」と、京都生まれ全開の喜びを見せてくれました。

確かに綺麗だったのですが、東京に染まってしまった私には井内くんの方がキラキラして見えました、いつか登れると良いですね笑


さて、キャノンボーグ相手に心を一つにしてきた2nd LAPもいよいよ大詰め。
来週は宇宙からやってきたムラサキの始末屋が地球での答えを一つ出します。
サブタイトルは『六輪の花火』です。
タイヤも花も数える時の単位は“輪”。
きっと素敵な花火が爆上がることと思います！！

それでは来週もお楽しみに！

その1！
『爆上戦隊ブンブンジャー　劇場BOON！　プロミス・ザ・サーキット』全国の映画館でブンブンブンブン上映中！！！

7月26日(金)に公開した映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON︕ プロミス・ザ・サーキット』、全国の映画館で上映中！

上映劇場はこちら！
https://toei-screeninginfo.azurewebsites.net/theaterlist/02962

応援屋のみなさまのご来場、心よりお待ちしております！！！
夏は映画館でバクアゲだー！！！

【あらすじ】
大也が購入したサーキット場で、HIKAKINとコラボ撮影を行うブンブンジャー。
そこへ突如逃げ込んできた“惑星トリクル”の王女をきっかけに、ブンブンジャーは地球の平和を揺るがす大事件に巻き込まれていく…！？

第 ２ 弾入場者特典配布決定！！
「ライドケミートレカ（THE SUMMER MOVIE 2024 Ver.Ⅱ）」を全国合計15万枚パック限定で配布することが決定！

仮面ライダーガッチャードデイブレイクの強化フォーム、仮面ライダーガッチャードシャイニングデイブレイクが登場する際に進化した「シャイニングホッパー1」、今作で仮面ライダーディケイド・門矢士との念願の邂逅を果たし、変身に使用するカードの装いも変化した「仮面ライダーレジェンド」、CVを諸星すみれが務めることでも話題を呼び、今作でも「ハシリヤン」の構成員として敵ながら憎めない「ヤイヤイ・ヤルカー」。まさにこの映画の象徴でもある豪華3種になっております。第1弾に続き、劇場を訪れた人だけが手にできる、特別感満載な入場者特典で、この夏最高の“バクアゲ”をしっかり“ガッチャ”してください！
8 月9日(金)より、先着順にて15万パック限定で配布予定となります。

その2！
仮面ライダー ×スーパー戦隊　 W ヒーロー夏祭り2024
開催中！！！

仮面ライダーとスーパー戦隊、2大ヒーローが集結する夏の一大イベント「Wヒーロー夏祭り」が開催中です！

今年は6つのスペシャルプログラムをお届け！
本イベント初となる「ヒーロー×音楽　アーティストSUMMER LIVE」、市岡元気先生監修による錬金術実験など、盛りだくさんの内容となっています！

夏も、ヒーローたちと爆上げよう！！！

〈イベント概要〉
▌日時
2024年8月7日(水)～2024年8月14 日(水) 計8日間
第1部：9:30～13:00
第2部：13:30～17:00
※最終入場は閉場の 30 分前までです。
▌会場
東京ドームシティ プリズムホール (東京都文京区後楽 1 丁目 3−61)
アクセス：JR・都営三田線「水道橋駅」、東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」、都営大江戸線「春日駅」下車
▌イベント公式 X・公式 HP
・イベント公式 HP：https://at-raku.com/w-hero/
・イベント公式 X：https://twitter.com/W_HeroSummer

▌ チケット料金
・大人 ：￥2,900
・子ども ：￥1,900
※購入枚数制限6枚
※全て税込み
※3歳以上はチケットが必要。
※大人＝中学生以上。こども＝3歳～小学生まで。
※いずれの券種も【完全日時指定制】となります。
※ご購入された枠の時間に限り、再入場可能です。
※ご購入後の返金、及び振替は、公演中止の場合を除きお受けできませんので、予めご了承ください。
※会場での当日券につきましては、当日の空き枠がある場合のみ販売いたします。
▌ 販売サイト
国内向け：チケットぴあ (P コード：653-580)
https://w.pia.jp/t/whero2024/
※チケットをお求めの際は公式 HP 掲載の【注意事項】をよくお読みの上、ご購入下さい。
インバウンド向け：KKday
英語：https://www.kkday.com/en/product/173196?cid=19033&ud1=officialsite
繁体字：https://www.kkday.com/zh-tw/product/173196?cid=19033&ud1=officialsite
韓国語：https://www.kkday.com/ko/product/173196?cid=19033&ud1=officialsite
▌ 開催名義 主 催：テレビ朝日・東京ドーム・ＡＤＫ ＥＭ・東映ＡＧ・東映
企画制作：東映
▌ 問い合わせ 一 般：（東京ドームシティわくわくダイヤル）03-5800-9999 (10:00-17:00)
プレス・取材：（東映 事業推進部 イベント事業室）03-3535-7555

その３！
映画公開記念！
『仮面ライダーガッチャード』デイブレイク登場エピソード＆
『爆上戦隊ブンブンジャー』メンバー加入エピソード
期間限定無料配信中！！

『爆上戦隊ブンブンジャー　劇場BOON！　プロミス・ザ・サーキット』7月26日(金)公開を記念して、『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ１・バクアゲ２、バクアゲ５、バクアゲ７、バクアゲ１８をYouTubeで期間限定無料配信！

今一度、チーム「ブンブンジャー」のバクアゲなメンバー加入シーンを再チェックしてください！

バクアゲ１配信期間：７月２０日（土）0:00～８月３１日（土）23:59
バクアゲ２配信期間：７月２０日（土）0:00～８月３１日（土）23:59
バクアゲ５配信期間：７月２７日（土）0:00～８月３１日（土）23:59
バクアゲ７配信期間：８月３日（土）0:00～８月３１日（土）23:59
バクアゲ18配信期間：８月１０日（土）0:00～８月３１日（土）23:59

その4！
「爆上戦隊ブンブンジャー　EP vol.3」　9月24日(水)に発売決定！

本日放送のバクアゲ24で使用された、ブンブンジャー5人が歌う「にじ」の収録が決定。
保育の現場や小学校などで歌われ続けている新沢としひこ作詩・中川ひろたか作曲の名曲が、大也の思い出の楽曲として劇中で取り上げられました。

さらに、バクアゲ21で初登場したブンレッド119のテーマソング、吉田達彦が歌う「RESCUE TIME 119」の収録も決定いたしました。「ルパンレンジャーVSパトレンジャー」を担当した吉田達彦氏がスーパー戦隊シリーズの楽曲に携わるのは、「スーパー戦隊ヒーローゲッター 〜テン・ゴーカイジャーver.〜」以来となります。


【タイトル】爆上戦隊ブンブンジャー EP vol.3
【発売日】2024/9/25(水)
【価格】￥1,980-(税込)　【品番】COCX-42332
【収録内容】
01. 爆上戦隊ブンブンジャー
歌：遠藤正明
作詩・作曲：武田将弥　編曲：白戸佑輔
02. RESCUE TIME 119
歌：吉田達彦
作詩：横関公太　作曲・編曲：池田善哉
03. にじ
歌：ブンレッド／範道大也（井内悠陽）、ブンブルー／鳴田射士郎（葉山侑樹）、ブンピンク／志布戸未来（鈴木美羽）、ブンブラック／阿久瀬錠（齋藤璃佑）、ブンオレンジ／振騎玄蕃（相馬 理）　コーラス：さくらキッズ
作詩：新沢としひこ　作曲：中川ひろたか　編曲：森 悠也
04. コツコツ-PON-PON
歌：ブンドリオ・ブンデラス（CV：松本梨香）
作詩・作曲・編曲：園田健太郎
05. RESCUE TIME 119（オリジナル・カラオケ）
06. にじ（オリジナル・カラオケ）

【購入者特典】
『爆上戦隊ブンブンジャー EP vol.3』をお買上げの方に特典をプレゼント!!
爆上戦隊ブンブンジャー コレクションカード(4)

「爆上戦隊ブンブンジャー Music Collection vol.2」も配信中！
絶賛公開中の映画『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON！ プロミス・ザ・サーキット』のBGM25曲にOPとEDの映画使用サイズを収録した「Music Collection vol.2」がストリーミング/ダウンロード配信中!!

【タイトル】爆上戦隊ブンブンジャー Music Collection vol.2
【価格】バンドル：￥2,200(税込)　単曲：￥263(税)
【配信URL】https://boonboomger.lnk.to/MusicCollection-2
iTunes Store、レコチョクなど国内主要ダウンロード配信サイトにてご購入頂けます。またApple Music、LINE MUSIC、 Spotifyなど国内主要ストリーミング配信サイトでもお楽しみ頂けます。

【収録内容】
01.ブンブンハローブンブンジャー！
02.再生苦魔獣軍団
03.爆上戦隊ブンブンジャー（Movieサイズ）　歌/遠藤正明
04.惑星トリクルからの逃亡者
05.二コーラ姫
06.緊急の依頼とは
07.新たなる幹部の影
08.決められない自分
09.サンダーイグニッションの威力
10.ハシリヤン捕物隊長デイモンサンダー
11.超音速の攻撃
12.サーキットグルマー爆誕！
13.カーチェイス！
14.間一髪！始末屋の登場
15.未来の願い
16.自分が握るハンドルは自分だけのもの
17.ブンレッドVSデイモンサンダー
18.ピットインが一番
19.二コーラ姫の決意
20.惑星大破壊大ミサイル発射！
21.ミサイルは落ちない
22.ブンブンチェンジ！
23.爆上戦隊ブンブンジャー　劇場BOON！
24.二コーラ姫の笑顔
25.惑星トリクルの女王として
26.さて、どうしようかな？
27.コツコツ-PON-PON（TVサイズ）　歌/ブンドリオ・ブンデラス(CV:松本梨香)

その5！
夏だ！仮面ライダー×スーパー戦隊の映画の季節だ！ということで
『ガッチャVSブンブン　あっち向いてホイ野球ドリームマッチ』配信開始！！
『仮面ライダーガッチャード』『爆上戦隊ブンブンジャー』のキャスト同士が、野球ゲーム『あっち向いてホイ野球』で真剣勝負！

勝負は3回まで！
勝つのは果たしてどっちだ…！？

ショート版は以下のリンクから！
https://youtu.be/WB1R8y169fY
完全版はTTFCで！
https://tokusatsu-fc.jp/