爆上戦隊ブンブンジャー

バクアゲ7 調達屋のブレーキ

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~BAKUAGE EPISODE GUIDE~

監督:加藤弘之 脚本:森地夏美

「お困りのようだねえ」

正体不明の悩みに喘ぐブンドリオ。
そんな彼を解き放つため、未来と錠は街へと繰り出す。

しかしその出先に苦魔獣が出現。
大也、射士郎も駆けつけ戦闘を開始するが、
割り込むようにマッドレックスが襲来する。

荒れる戦いに苦しめられるブンブンジャーの4人。
いつものように手助けをしようと現れた玄蕃だったが、
その目に映る4人は華麗に連携をとり、道を切り開いていく。

出る幕のない玄蕃の前にそびえ立つ壁、
越えるべきか砕くべきか、はたまた──。

(文責 : 吉川史樹)

~BAKUAGE TOPICS~



バクアゲ6、ご視聴ありがとうございます!

OPテーマの映像が4人ver.になっております…!
パイロットでOP映像の打合せをした際に、中澤監督から「久慈さんはどういうのが好みですか?」
と聞かれたので、
「話に合わせてメンバーが増えていくのが好みです」
とお願いしちゃいました。

本作では、主題歌部分も含めて毎週楽しんで頂きたいので、OPもEDも映像が変わるパートがあるのがちょっとしたこだわりです。


そういえば!
OPテーマとEDテーマの主題歌CDが発売されましたね!
本当に良い曲なので、どちらもフルサイズで聞いていただきたい…!
歌詞も良いんだよなぁ…。
今まさに曲を聞きながらこの記事を書いていますが、気分ブンブン、バクアゲがとまりません!


さて、第6話では「レッド不在のブンブンジャーはどうなる?」というシチュエーションを試してみたわけなのですが……こうなっちゃいましたね(笑)

これまでは、話の展開の中心に大也がいる印象が強かったので、各キャラがそれぞれきちんと機能するかを確かめようと思ってのことでしたが、予想以上に面白く転がってくれました。
ライター樋口さんと加藤監督の転がし方…お見事です!


次回は、ついにあの人物がチェンジします!
オレンジ色の戦士! 建機タイプのブンブンカー!
活躍が待ち遠しすぎてお困りのみなさん、お待たせしました。ようやくこのバクアゲ回をお届けできます。

バクアゲ7の脚本を担当されたのは、森地夏美さん!
時代を捉えるビビッドな感性をブンブンジャーに持ち込んでくれています!
その森地さんの発想から生まれた新キャラクターも早速登場…!?


次回もさらに加速して爆上がっていただきタイヤー!


(文責 : 久慈麗人)

~BAKUAGE REPORT~


6話「シロとクロ」ご視聴ありがとうございました。

今回から加藤監督が登板してくださっています。

加藤監督は前作『王様戦隊キングオージャー』では
最終回のようなド派手な回を担当された超敏腕監督。
最終3話の直前も手がけており、
46話「命の美しさを知れ」なんかもう、爆上げでした。

そんな加藤監督に手がけていただいた今回は、
新入りを尾行するスパイ、その表裏を見極めるというお話。
キングオージャーとはかなり違うテイストですが…。

さて、「シロとクロ」。
改めて振り返っていきましょう。

ん?

“表の顔と裏の顔”という意味であれば漢字で「白と黒」で良いじゃん?

いえ、このサブタイトルにはもう一つの意味があります。
「(シャー)シロとクロ(い戦士)」。←座布団1枚。


シロとクロの2人が通じ合い、
ついでにミラとも通じ合い、


大也不在の中でトイレグルマーを倒す。
そしてその裏では大也とマッドレックスがタイマンを張っている…。


カオスもカオス。
そんな衝撃回の脚本を担当してくださったのは樋口達人さん。
東映系では風都探偵の脚本もご担当されており、
ハードボイルド(ハーフボイルド)からスーパー戦隊に初登板。
前回の山口さんと同じく樋口さんも特撮への造詣が深く、とにかく打ち合わせが超楽しい。まさにアイディアの宝庫。

だってトイレとシャーシロが大騒ぎしている裏で
男同士の決闘を描いているんですよ、並の脚本家さんでは無理な話です。

一体何を観せられたのか分からなかった皆様、
バクレポでゆっくり咀嚼していってください。
かくいう私も若干整理がついておりませんが…。

■そのスパイ、爆上につき

「真面目すぎるほど真面目な警察屋など……俺は信じない」


いや、それ前話の最後で言ってたのあなたですよ。

「ヤツの裏の顔……必ずあばく」
ということで敏腕スパイによる尾行スタートです。

横にいるのは(勝手に)助手のミラ。

彼女は面白そうだからついていきます、勝手に。

仕事を終え先輩警官に引き継ぎをし、帰路に着く錠。


あれ、この先輩警官、なんか見覚えあんなぁ。


そうです、Mr.ニチアサ警察官の高田将司さんです。
台本に警官という役が記載されていた時点で
全スタッフの頭に高田さんの顔が浮かんでいたと思います。

Mr.ニチアサ警察官の歴史は古く、
遡ると仮面ライダーWの頃から警官服に身を包んでいます。
(気になる人は2話を観てね)

近年で言うと、パトレンジャーの圭一郎が憧れた警察官


ゼンカイジャーで介人を取り調べる刑事


ドンブラザーズで翼を追う警察官


ギーツで行方不明の景和を捜索する警察官…。


今回の錠の先輩は、冒頭のセリフから「朝田先輩」と名が明かされております。
そしてドンブラの警察官は朝田刑輔さん…もしかして…?

長年続くシリーズだからこその遊び心、
今後も警察官が出た時はご注目くださいね。
今回もナイス先輩警官でした、高田さん!


さて、商店街を通り帰る錠、
サイクロン式掃除機の如く人が寄ってきます。


玄関直したり、草野球でホームラン打ったり、
マッチョにアドバイスをしたり…色々市民のために頑張っているようで大人気!

錠というキャラクターの初期の設定資料には
「ご近所のおばあちゃん達とちびっ子だけにはモテる」と書かれており
その要素がよく出たシーンとなりました。

ちなみに錠の真っ直ぐさが演者の齋藤くんにカブるなんて話もありましたが、市民にモテるこの設定も齋藤くんは
「俺もそうかも!卒業式ではお母様方と写真撮ってました!」なんて。

そんな錠をジッと見つめるスパイ。
「本当にお母様方に人気だったのか…?」

と、500円を拾い上げる錠。


これは、天使と悪魔が戦うやつ!!
(戦っちゃダメです、すぐに交番に届けましょう)

果たして錠の行動は…!!

ちゃ〜んと朝田先輩のもとに届けにいきました。

真面目すぎるほど真面目ですね〜、これは裏表なんかないのでは?

そんな尾行劇の中、今回の苦魔獣が登場です。
その名も“トイレグルマー”。


手に持っている武器はシュラバラバー。
修羅場+ラバーカップ。
後述のトイレグルマーの攻撃はまさに修羅場を産むもの。
今回もさすがです104さん。

さて、こちらはイターシャではなくマッドレックスがイグニッションした苦魔獣(男子トイレ)。
トイレが怪人になったのってもしかして特撮初?
ウエディングドレスとかサウナもなかなか珍しいですが…。

にしても、トイレなのになんかカッコ良さまであるんだよな、さすが島本先生。

そんなこんなで現れたトイレグルマーは必殺水を人々にぶっかけます。

ああっ、天ぷら屋の女将!肉屋の大将!!

ぬわっ、マッチョ1!マッチョ2!!

こ、これは一体どうなっちゃうんだ…!!

わ〜!
市民の方々がタテマエを“洗い流され”
ホンネを“垂れ流し”喧嘩を始めてしまいました!!(本当にどういうこと?)


洗い流したり垂れ流させたり…。
トイレグルマーの能力、そういうことなんだ…。

実は脚本会議では「トイレグルマーの攻撃方法」という議題で激論が繰り広げられました。

トイレを封印して人々の排泄を妨害する?とか、
トイレットペーパーで縛りあげる?とか…。
でもトイレグルマーだからと言って
そんな映像を日曜の朝から流せませんからね。

そこから生まれた本性を洗い出す攻撃。

この“修羅場“、整えなくては!

大也不在でいけるのか?という一抹の不安もよぎりますが、

「「「ブンブンチェンジ!」」」

「気分ブンブンぶん回せ!」
「「「爆上戦隊ブンブンジャー!」」」

あ、「ぶん回せ!」のところ、シャーシロが言うんだ。
名乗り、今まであんなに恥ずかしがってたのに。
大也不在なら俺が…!ってことですね?
まぁいいか。

ところでシャーシロ、戦闘中も錠の本性を暴こうと抜け目ない。
そこになんたるタイミング、敵は本性を洗い出すトイレグルマーです。


頭脳派のシャーシロがこの機会を逃すわけはありません!

錠があの水を浴びれば…!!

「町の人も、ブンブンジャーも……俺が守る!」


爆速で浴びてくれました。
よしよし、これで錠の本性が…。

「町の人も、ブンブンジャーも……俺が守る!」


!!
言っていることが一字一句変わりませんでした。

何が起こったのか…。
ミラ曰く、「あれが彼の本音ってことじゃない?」

錠は裏表などなく、全てが表で真っ直ぐ漢。
正真正銘“真面目すぎるほど真面目な警察屋”だったのです。

それを受けて戸惑うシャーシロ。

うっかりトイレグルマーの攻撃を受けてしまいます。
果たしてシャーシロの本性はと言うと…。

「う…う…疑ってェェェ、悪かったァァァッ!」
(ミラ、ポカーン)

「裏と表で出来ている世の中で、熱く、真っ直ぐな、真面目すぎるほど真面目な警察屋! 世界で一番真っ白なブラックだったァ!!」
(ミラ、ポカーン)

「尾行などした俺を、ゆるしてくれぇぇぇっ!」
(ミラ、ポカーン)

シャーシロがおかしくなってしまいました、とんだバクアゲ漢です。

内に秘めたるアツさは錠と同等、もしくはそれ以上?
そんな激アツコンビがトイレグルマーに怒涛の連撃を叩き込みます。


ミラも加わりあっという間に撃破すると
いつものようにトイレグルマーは巨大化。

シャーシロは「お前の運転は誰よりも爆アゲだ!」と、
ミラにブンブントレーラーの運転を任せます。

な〜んだ、本心では認めてたんだ!

一方巨大トイレグルマーは

「流すべきか、流さざるべきか……」と考える人のポーズ。
絶対に、流してください。

トイレットペーパー攻撃に苦しめられますが、


公務執行妨害ということで蜂の巣にしてしまいました。

シャーシロ、これはもう言い逃れできないよ…。


■斬込隊長マッドレックス、襲来。

シャーシロのバクアゲ劇場の裏でも色々ありました。

調さんにUSBを届ける大也。


ISAの衛生監視システムに組み込むことで
宇宙から飛来する物体を検知できるようになります。

と、起動した途端に鳴り響く警報音。

何者かが地球に…?


場面変わりまして、のんびり昼間の流れ星に願い事を言うサンシーター。


この人たち、本当に地球を侵略する気あるのかしら…。
そんなほのぼのシーンかと思いきや、
流れ星はサンシーター目がけて落ちてきます。


現れたのは…

ハシリヤン斬込隊長・マッドレックス!
サンシーターの上司が地球に襲来です!!

今までディスプレイに声だけでの登場をしておりましたがついに姿を表しました。
声を担当されるのはご存知、神谷浩史さん。

荒々しい見た目とイケメンなボイスが絶妙なハーモニーを奏で、
「こいつは確実にやばい」と我々の魂に訴えかけます。
きっとサンシーターも心臓を捧げてるはず。

そんなマッドレックスが地球にやってきてグダグダやってる部下どもに喝!


太ももにいる謎の犬に導かれ、トイレをイグニッション!!
(この犬もCVは神谷さんです)

「パラリラパラリラ」
名前はハシリ犬(けん)。
ハシリヤンの犬だから、ハシリ犬。安直とか言わないで。

さぁ!勢いのまま街へ繰り出すハシリヤン!
これはいいギャーソリンが集まりそうです。

そこに颯爽と駆けつけたのは我らが大也。

1人でも怯むことなくブンブンチェンジ!

パワハラ上司はブンレッドを自分の獲物と息巻いており、
サンシーターとトイレグルマーには別行動を命令。

「楽しませてもらおうじゃねえか、スピードの向こう側までよぉ!」
これこれ、こういうセリフが聞きたいの!
を、提供するのがブンブンジャー、あゝ耳に良い。

そしてついに始まるブンレッドvsマッドレックス。

このマッドレックスが強いんだまた。
もう名前からして強そうですもんね。
名前の由来?
…マッド◯ックス。


切り替えていきましょう。
流石の大也も今回ばかりは若干押され気味。


危うしタイヤ人間!!
激しすぎる戦い、手に汗握っちゃいます。

「やるじゃねえか、気に入ったぜ。テメェにはとっておきの走りをみせてやる!」
戦闘狂のマッドレックスのボルテージは最高潮に!!

「吼えろ!怒りのデスロッドォォォ!」

…怒りのデスロ◯ド!?
す、すげ〜強そう!!
大也、無事か!?

…無事でした!
玄蕃が「お困りのようだったのでね」とマンホールの調達。

なんとか攻撃を凌ぐことができました。

マンホールの調達って、玄蕃は何者なの…?

まだまだ続くかと思われたマッドレックス戦ですが、
「パラリラパラリラ」

ハシリ犬が散歩の時間だということで
マッドレックスは引き上げていきました。

大也を認めたマッドレックス、去り際に名前を尋ねます。


「テメェ、名前は」

「ブーンレッド!」なぜか名乗る大也。
「ブーンレッド……次のコースで会おうぜ」

あれ、ブンレッドではなくブーンレッドと覚えられてしまいました。
これは『仮面ライダーV3』のドクトルGが
V3を「仮面ラーイダV3」と呼ぶことへのオマージュ。
好敵手の誕生です。

この因縁、そう簡単には水に流せそうもないな…。

そんな2人を眺め「マッドレックス……」と呟く玄蕃。

ん〜、玄蕃は本当に何者なの!?


そんなこんなで集結するブンブンジャーの面々。

シャーシロは本性を丸裸にされて意気消沈しております。
ミラにゴリゴリにいじられておりますが、
言い返す元気もないシャーシロ、カワイイ。

挙句シャーシロのことを“シャー・シロ”だと思っていた錠、
そこは流石にツッコミを入れました。


そんな彼らを見て「こっちも大変だったんだけど…」と苦笑いの大也。


楽しそうで良いチームになってきましたね。

でも今日もここにいない人が1人。
そう、謎の多い玄蕃です。

来週はそんな玄蕃に焦点を当てた物語。


玄蕃推しの人は必見!
毎回1シーンしか出てこないキャラでしたが、たっぷり観られます。

さて、調達屋としてサポートに徹する彼の心のブレーキは一体なんなのでしょうか…。

See you Bakuagain.

(ブン責 : 吉川史樹)

~BAKUAGE INFORMATION~


その1!
「バクアゲ5 警察屋はくじけない」4月13日(土)まで配信中!
https://youtu.be/5xRNqtF7Kqg?si=AqkGC2sR5H79QlWg


アツアツな展開に心が揺さぶられること間違いなし!
ブンブラック爆誕の瞬間を見逃すな!




その2!
TTFCにてキャストの素顔に迫る
『The Boon Identity』も要チェック!



既に「範道大也/井内悠陽」編・「鳴田射士郎/葉山侑樹」編・「志布戸未来/鈴木美羽」編・「阿久瀬錠/齋藤璃佑」編の4人は配信中!


「振騎玄蕃/相馬理」編は来週4月14日(日)朝10時公開予定です!!

あんな特技やこんな特技、人生のモットーなど、いろんな素顔がみられます。
ブンブンジャーとは違う顔をみたらもっと好きになっちゃうかも??
https://tokusatsu-fc.jp/


その3!
4月3日(水) OPテーマとEDテーマを収録した主題歌CD発売!
同時に、各種サブスクでの配信もスタートしました!
https://lnk.to/BoonBoomger


OPテーマ「爆上戦隊ブンブンジャー」歌:遠藤正明。
EDテーマ「コツコツ-PON-PON」歌:ブンドリオ・ブンデラス(CV:松本梨香)。
以上2曲+それぞれのオリジナルカラオケが収録されたCDです。

キャラクターソングがEDテーマに採用されたのは、スーパー戦隊シリーズ史上初!
車の中で座ったままでも一緒に踊れるバクアゲなダンスの振り付けは、コリオグラファーのSmile紗季さんが担当いたしました。
みなさま、ぜひ一緒に踊ってくださいね!!

【タイトル】爆上戦隊ブンブンジャー 主題歌
【発売日】2024/4/3(水)
【価格】¥1,430-(税込) 
【収録内容】
1. 爆上戦隊ブンブンジャー <『爆上戦隊ブンブンジャー』オープニング・テーマ>
歌:遠藤正明 作詩・作曲:武田将弥 編曲:白戸佑輔
2. コツコツ-PON-PON < 『爆上戦隊ブンブンジャー』エンディング・テーマ>
歌:ブンドリオ・ブンデラス(CV:松本梨香) 作詩・作曲・編曲:園田健太郎
3. 爆上戦隊ブンブンジャー(オリジナル・カラオケ)
4. コツコツ-PON-PON (オリジナル・カラオケ)


それだけではありません!


EDのブンブンダンス動画が、2本立てで公開!!!

ブンブンジャー5人バージョン
「みんなで踊ろう!ブンブンダンス!【公式】「爆上戦隊ブンブンジャー」エンディング」
https://youtu.be/za0OMm17Q-4


もちろんタイヤ人間バージョンも!
「みんなで踊ろう!ブンブンダンス!(ブンブンチェンジver.)【公式】「爆上戦隊ブンブンジャー」エンディング」
https://youtu.be/trT0d8BkCgg


動画をたくさん見て、練習して、あなたもご一緒にさあ!
踊っちゃいましょう〜!!



その4!

ブンブンジャーキャストによるネットバラエティ
「THE BUNBUNZ」(ザ・ブンブンズ)始動!!

5人がなんと、ユニット活動開始!?
一体どんなバクアゲ企画が始まるのでしょう?

YouTubeではショートバージョン、
https://youtu.be/l_qvk3sGBK8

TTFCではロングバージョンをご覧いただけます!
https://tokusatsu-fc.jp/

本日4月7日(日)から配信スタート!
みなさまお見逃しなく!!