2026.11.02
『存在のすべてを』追加キャスト解禁!!
本作の新キャストに、佐藤浩市、高橋一生、木村文乃、鈴木杏の4名の出演が決定!
本作の舞台は、1991年秋に神奈川で起きた前代未聞の「二児同時誘拐事件」。同じ夜に姿を消した二人の少年のうち、一人は保護されたものの、もう一人の少年・内藤亮は行方不明のまま3年の月日が流れる。ある朝突然祖父母の元へ帰ってきた亮だったが、「空白の3年間」について固く口を閉ざしたまま、事件は未解決で時効を迎えた。30年後、新聞記者・門田次郎(西島秀俊)は旧知の元刑事の死をきっかけに再取材を開始。やがて、写実画家となった亮(志尊淳)や、彼を想い続ける同級生・土屋里穂(広瀬すず)らの過去が交錯し、隠された“色鮮やかな記憶”が静かに浮かび上がっていく——。
この度解禁されたのは、本作の物語の深層にさらなる奥行きを与える4名の実力派キャスト。
『64‐ロクヨン‐』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、『春に散る』(2023)でも瀬々監督とタッグを組んだ、日本映画界を代表する名優・佐藤浩市が演じるのは、謎多き天才写実画家・如月脩(きさらぎ しゅう)を支援する銀座の老舗画廊「六花」(りっか)の店主・岸 朔之介(きし さくのすけ)役。強い信頼関係にある瀬々監督との撮影について佐藤は、「演じる役の『立ち位置』について、監督とお互いの経験値からくる『暗黙知』で認識をすり合わせながら撮影に臨みました」と現場での充実した日々を述懐。
『嘘を愛する女』『空飛ぶタイヤ』(2018)などで第31回日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞、その後もドラマ、舞台でも数々の賞を受賞し第一線を走り続ける高橋一生が演じるのは、朔之介(佐藤浩市)に比類なき才能を見出されていたものの、消息不明となった写実画家・野本貴彦(のもと たかひこ)役。
今回、本作への絵画提供と監修を担当する、内閣総理大臣賞の受賞歴を持ち、日本の写実絵画界を代表する画家・大畑稔浩氏のもとで絵画指導を受けて役に挑んだ高橋は、「『写実とは何か』を教わった時、僕が目指しているお芝居の感覚にすごく近いものを感じて、それがとても衝撃的で写実画にのめり込んでいきました。多くの方に共感していただける素敵な登場人物たちの「人間らしさ」に触れて、皆さんに楽しんでいただけることを願っています。」と、本作での確かな手応えを語っている。
NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(2012)や映画『ザ・ファブル』シリーズ(2019, 2021)、さらに高橋一生が主演を務めた『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023)など話題作に多数出演し、ナチュラルな佇まいと存在感で魅了する木村文乃が演じるのは、写実画家・野本貴彦(高橋一生)の婚約者である木原優美(きはら ゆみ)役。高橋とともに愛おしくも切ない本作に挑んだ木村は、「『人生は辛いことや悲しいことばかりではない』と観てくださる方にそっと寄り添えるような存在でいたいと思いながら撮影に臨んでいました」と作品に込めた想いを明かす。
『リターナー』(2002)で日本アカデミー賞新人俳優賞、舞台では第28回読売演劇大賞優秀女優賞・大賞を受賞するなど、確かな演技力で作品ごとに異彩を放つ鈴木杏が演じるのは、門田(西島秀俊)の取材に応じる中で、30年間誰にも明かさなかった“ある手紙”の存在を告白する、被害児童・内藤亮の実母・内藤瞳(ないとう ひとみ)役。複雑な心情を抱える難役に挑んだ鈴木は、「無気力でどこかアンバランスな、自分の人生に抗えなかった彼女の内面の揺らぎを、私なりに大切に汲み取りながら演じました。皆さんがどう受け取ってくださるのか、とても楽しみです」と決意と期待を語っている。
4
名が演じるキャラクターたちのソロカットも同時解禁!
“
空白の3年間”に秘められた、記憶、秘密、そして運命。複雑に交錯するそれぞれの想いとは――。
併せて解禁となった各キャラクターのソロカットでは、画廊で深みのある重厚な佇まいを見せる朔之介(佐藤)、アトリエで穏やかながらもどこか切ない表情を浮かべる貴彦(高橋)、木漏れ日の中で優しく微笑みかける優美(木村)、そして壁に背をもたれながら物憂げな眼差しを向ける瞳(鈴木)の姿が収められている。それぞれのキャラクターが抱くドラマや葛藤、交錯する記憶とは。濃密な余韻を漂わせるビジュアルに、期待が高まること請け合いだ。
◆佐藤浩市/岸 朔之介(きし さくのすけ)役 コメント全文◆
瀬々監督とは何度もタッグを組んできた仲ですが、昭和の映画作りの良さと今の時代との折り合いをつけるのが非常にうまい方です。今回演じる岸朔之介という人物の「立ち位置」について、監督とお互いの経験値からくる「暗黙知」で認識をすり合わせながら撮影に臨みました。本作でキーとなる写実画について、僕自身これまであまり深い馴染みがありませんでした。絵画の面白さはまた違ったところにあると思っていたんです。それが現場を経験して、逆に「写実の世界の奥深さ」のようなものを改めて認識させられたと感じています。
この映画は、自分の置かれた状況だけでなく、物事を多角的に見つめる目線を与えてくれる作品です。
自分自身の立場や子供との距離感など、様々なことを思い浮かべながらじっくり鑑賞していただけたらと思います。
ぜひ劇場でご覧ください。
◆高橋一生/野本貴彦(のもと たかひこ)役 コメント全文◆
瀬々組には初めての参加でしたが、誠実に作品に向き合う方ばかりで、僕自身もこれからの自分の在り方を見つめ直すような、とても良い経験ができたと感じています。今回、役へのアプローチの軸になったのは「絵」でした。絵画の指導をしていただいた大畑稔浩さんから「写実とは何か」を教わった時、僕が目指しているお芝居の感覚にすごく近いものを感じて、それがとても衝撃的で写実画にのめり込んでいきました。
現代で失いかけてしまっているかもしれない「人間の根源」というテーマとともに、都合や合理性だけではない、人間の愚かさや美しさが内包されている作品になっていると思います。多くの方に共感していただける素敵な登場人物たちの「人間らしさ」に触れて、皆さんに楽しんでいただけることを願っています。
◆木村文乃/木原優美(きはら ゆみ)役 コメント全文◆
初めての瀬々組は、お芝居にじっくり向き合える「これぞ映画の現場」という非常に贅沢な環境でした。
時間に追われるのではなく、「今撮れるベストを尽くそう」という現場の熱量に、この世界に入りたての頃に抱いた「映画人の方々に交じって映画を作っている」という原点のような嬉しい感覚が蘇り、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。
私が演じた木原優美という役を通して、「人生は辛いことや悲しいことばかりではない」と観てくださる方にそっと寄り添えるような存在でいたいと思いながら撮影に臨んでいました。
悲しみの中にも温かな「希望」を感じていただける作品になっていますので、ぜひ気負わずに劇場で受け取っていただけたら嬉しいです。
◆鈴木杏/内藤 瞳(ないとう ひとみ)役 コメント全文◆
瀬々監督と20年以上ぶりにご一緒でき、また瀬々組に参加できるんだということがすごく嬉しかったです。
初めて脚本を読んだとき、私自身「この壮大なスケールの物語がどう映像化されるんだろう」とワクワクしましたし、同時に、役者の表現によって「深めがいのある作品」だと感じました。
私が演じた内藤瞳は、端から見れば「ひどい親」という記号的な存在かもしれません。でも、ただの分かりやすい人物にはしたくなかった。無気力でどこかアンバランスな、自分の人生に抗えなかった彼女の内面の揺らぎを、私なりに大切に汲み取りながら演じました。
観る時の立場、環境、年齢によって共感する人物が変わるような、色々な視点で楽しめる映画です。皆さんがどう受け取ってくださるのか、とても楽しみです。
2027年2月5日(金) 全国公開
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