2025.08.05

映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』
特報・ティザービジュアル 解禁!!

映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』 特報・ティザービジュアル 解禁!! 映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』 特報・ティザービジュアル 解禁!!

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心優しい漫画家志望の主人公・田丸均(たまる ひとし)を板垣李光人、頼れる相棒・吉敷佳助(よしき けいすけ)を中村倫也が演じることが決定。確かな演技力で話題作への出演が絶えない2名が、過酷な戦場を生き抜こうとする若き兵士を熱く演じる。
主演の板垣はアフレコ前に実際に物語の舞台となったパラオ・ペリリュー島を訪れ、島の各地に点在する戦跡を周った。未だ生々しく残るそれらに、時には言葉を失いながらも当時の若者たちが生き延びようとした痕跡と事実に向き合いアフレコに挑む。
南国の美しい島で相次ぐ戦闘、飢えや渇き、伝染病――家族を想い、故郷を想いながら、若き兵士が次々と命を落としてゆく。そんな壮絶な世界を田丸と吉敷は必至で生き抜こうとする。自決も許されない持久戦、1万人中最後まで生き残ったのは僅か34人だった地獄のような戦場、ペリリュー島で若者たちは何を想い、生きたのか。
観る者の感情を揺さぶる、壮絶な世界で紡がれた戦火の友情物語が、終戦80年の冬に公開する。

終戦80年に届ける、史実に基づく、戦火の友情物語 特報解禁!
「お母さん、お元気ですか?ぼくは死んだ仲間の雄姿を伝える功績係をしています」主人公・田丸(CV.板垣李光人)の台詞から始まる『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』特報を解禁。1944年パラオ南西部ペリリュー島での激戦の中に踏み込んだかのような銃撃戦の音。3頭身のキャラクターデザインからは想像できないほど、戦争のリアルが描かれた本作の一部を垣間見ることができる特報となった。「過酷ですが、きっと日本に帰ります」田丸の力強い一言に続いて「生き残ろうぜ、田丸!」と手を差し伸べるのは吉敷佳助(CV.中村倫也)だ。お互いに手を取り合い、戦火を潜り抜ける二人の兵士を演じた板垣、中村それぞれからはコメントも到着。

<板垣李光人 コメント>
終戦80年という節目の年にこの作品に携わり、田丸均という役に命を吹き込むことができる運命には、非常に大きな意味と責任を感じています。
田丸は、遺族に向けて戦場での仲間の最期を記す「功績係」を担っています。
自分もいつ死ぬかわからない状況の中、ついさっきまで言葉を交わしていた仲間の最期を綴る残酷さ。
そしてそんな残酷な現実を時には、愛する人を待つ家族のために美しく仕立てなければならない。
そんな田丸なりの、激しくも繊細な葛藤や感情を大切に描いていきたいです。
この作品に携わるにあたって、舞台となったペリリュー島にも伺いました。

そこには教科書やテレビ、ネットからは感じることのできない、まさしくここで確かに苛烈な戦いが繰り広げられており、たくさんの方々が様々な想いと共に命を落とされたのだと、強く実感しました。
その中には、自分とも歳が近い二十代の若者たちも沢山いたはずです。
彼らの青春や人生に想いを馳せると、とても他人事とは思えません。
80年前も 、2025年の今も、そしてこれからも。

命の尊さは平等でありその尊厳は普遍的であると、そしてそれを我々は自分たちで大切にしていかなければならないのだと、この作品を観て少しでも感じていただけたら嬉しいです。

<中村倫也 コメント>
太平洋戦争後の様々な場所で、終戦を知らず、潜伏を続けていた日本兵がいたことを僕は知っていました。しかし原作に触れて、こんなにも生々しくその日々を感じたことはありませんでした。
またこれまでの人生で出会ってきた作品の中で、こんなにも「生きてくれ」と強く願った登場人物はいませんでした。
知ることから始まる、ということを、僕は知っています。そして学びは、それを肌で感じられた時により深く生まれます。
終戦80年。当時を伝えられる人も減ってきている中で、この作品を通して多くの方がペリリュー島の日々を感じてもらうことはとても意義のあることだと思います。戦争という混乱の先に今生きている僕らが感じるべきことは何なのか。ぜひ劇場で、歴史の1日1日を体感してください。

併せてティザービジュアルも解禁!
ペリリュー島のジャングルの中でノートに島の美しい自然を描き記す田丸と、その隣で田丸に楽しそうに語り掛ける吉敷。二人の周囲を今もペリリュー島に残る傷だらけのゼロ戦や戦車が囲む。過酷な戦地で相棒となる2人の、度重なる戦いの中のつかの間の休息が描かれている。
終戦80年に届ける史実に基づく物語、1万人中最後まで生き残ったのはたった34人という激戦地で若き兵士たちが見たものは―?続報にぜひご注目ください。

作品情報
キャスト:板垣李光人 / 中村倫也
天野宏郷 藤井雄太 茂木たかまさ 三上瑛士

原作:武田一義「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:久慈悟郎 脚本:西村ジュンジ・武田一義
キャラクターデザイン・総作画監督:中森良治 プロップデザイン:岩畑剛一 鈴木典孝 メカニックデザイン:神菊薫
美術設定:中島美佳 猿谷勝己(スタジオMAO) コンセプトボード:益城貴昌・竹田悠介(Bamboo) 
美術監督:岩谷邦子 加藤浩・坂上裕文(ととにゃん)
色彩設計:渡辺亜紀・長谷川一美(スタジオ・トイズ) 撮影監督:五十嵐慎一(スタジオトゥインクル)
3DCG監督:中野哲也(GEMBA) 髙橋慎一郎(STUDIOカチューシャ) 編集:小島俊彦(岡安プロモーション) 考証:鈴木貴昭
音響監督:横田知加子 音響制作:HALF H•P STUDIO
音楽:川井憲次
制作:シンエイ動画 × 冨嶽 配給:東映

公式HP:https://peleliu-movie.jp/
公式SNSアカウント 
X:@peleliu_movie
Instagram:peleliu_movie  
TikTok:@peleliu_movie

12 月5日(金)全国公開!!