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ほんとの空

「意識と人権」~あなたの思いを わたしのものに~

 高齢者や外国人に対する排除、不利益な扱い、同和問題や原発事故に伴う風評被害の問題、これら多くの人権課題に共通する根っこの部分は、私たちの誤った考え方や思い込み、偏見という「意識」です。
 誰もが他者の排除や差別がよくないことは理解しています。その一方で、私たちは自分や身近な人に関わる出来事には敏感に反応するけれど、それ以外のことには他人事のように感じたりします。また、私たちは、自分や家族の生活を守るために、あるいは誤解や偏見に気づかずに、他者を排除したり、傷つけたりしがちです。
 このドラマの主人公・弓枝もそんな一人です。弓枝の心を揺さぶったのは、息子である輝の友だちを想う純粋な気持ちと、同じ集合住宅に他国から引っ越してきた隣人です。
 誤解や偏見に気づき人と深く向き合うこと、他者の気持ちを我がごととして思うこと。すべての人権課題を自分に関わることとして捉え、日常の行動につなげてもらうために、このドラマを制作しました。

企画:兵庫県・公益財団法人兵庫県人権啓発協会
企画協力:兵庫県教育委員会
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