シリーズ映像でみる人権の歴史(第9巻) 芸能と差別 -文化を生み育てた人々- 画像

シリーズ映像でみる人権の歴史(第9巻)
芸能と差別 -文化を生み育てた人々-

 日本の伝統的な芸能である能や狂言、歌舞伎、文楽、舞踊、漫才、落語、講談、獅子舞、猿回し、曲芸などなど…。それらはいったいどのようにして生み出され、今に伝わってきたのでしょうか。
 室町時代に活躍した観阿弥・世阿弥親子が洗練させた能は、狂言も加えて民衆の心を捉え、広い支持を得ていましたが、彼らは言われなく差別されていました。しかし、将軍や大名たちの保護を広く受け、武士から庶民にまで愛される日本の代表的な芸能の地位を獲得しました。その後の歌舞伎や人形浄瑠璃などの芸能も、被差別民によって担われていましたが、多くの人たちの人気を博していくと、差別を乗り越えた交流が広がっていきました。
 このDVDでは、室町時代から江戸後期に至るまでの「能」「歌舞伎」「人形浄瑠璃」などを取り上げつつ、現代にも伝わる徳島県の「門付け芸」や富山県の「おわら風の盆」などを実際に取材し、消えかかった芸能を保存・継承してきた方々へのインタビューを取り入れ、いかに芸能が差別を乗り越えた民衆によって支えられ発展し、現在まで継承されているかを学ぶ教材としました。

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価格 66,000円(税込72,600円)
学校特別価格 18,180円(税込19,998円)
予告編
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