シリーズ映像でみる人権の歴史(第7巻) 水平社を立ちあげた人々 ―人間は尊敬すべきものだ― 画像

シリーズ映像でみる人権の歴史(第7巻)
水平社を立ちあげた人々 ―人間は尊敬すべきものだ―

 1922年3月3日、京都の岡崎公会堂に差別されてきた人々が集まり「人間は、差別するものでなく、尊敬すべきものだ」と宣言し、「全国水平社」を結成しました。
 この中心人物の一人で宣言の起草に関わったのは西光万吉でした。当時、差別は当たり前のように行われており、万吉も学校でひどいいじめを受け、悩み苦しみました。しかし、支えてくれた仲間たちと「差別をなくすには、自分たち自身が立ち上がらなければ」と、水平社の創立を呼びかけました。呼びかけに応えて九州、四国、関東などからもたくさんの青年が創立大会に参加しました。その中には、当時まだ16歳だった山田孝野次郎もいました。彼もまた病気と闘いながら各地へでかけ「泣いていてはだめだ」と命の限り訴え続けました。
 このDVDでは、日本の人権の歴史を大きく変えた水平社創立の背景や、創立大会の様子、そこに参加した人々の想いを、現地や関係者を訪ねて取材し、明らかにしました。自分たちの力で差別をなくそうと立ち上がった人々の姿から学ぶことにより、「差別」や「いじめ」を根絶するため、いま何をなすべきか問いかけます。

関連情報

INFORMATION

価格 66,000円(税込72,600円)
学校特別価格 18,180円(税込19,998円)
予告編
教育DVDの購入・お問い合わせはこちら