

シリーズ映像でみる人権の歴史(第5巻)
渋染一揆を闘いぬいた人々
江戸時代も末期を迎えると幕府や藩の財政は苦しくなり、経済の引締めが相次いで行われました。「身分相応の暮らし」を命じる政策は、崩れかけていた身分制度を改めて強化することになりました。岡山藩では、庶民に出した倹約令を徹底するため、被差別身分の人々に、「柄のない渋染か藍染以外の着物の着用を許さない」というさらに厳しい御触れを出します。あからさまなこの「分け隔て」の「差別」を認めるわけにはいかないと藩内53ケ村の人々は、のちに「渋染一揆」と呼ばれる大規模な抵抗運動を起こしました。人々は、知恵を出し合って「嘆願書」を作成し抗議しますが、それが突き返されたことから1500名もの人々が「強訴」に立ち上がり、整然とした闘いでこの「特別の(別段)御触書き」を取り消させました。さらに、その責任者として入牢させられた12名を助け出すために「赦免」を求めて闘い続けました。
このDVDでは、地元の方々の協力を得て現地を取材し、原典資料を詳細に分析し、この渋染一揆の経過を丁寧に追いかけました。人としての尊厳をかけ、社会情勢を見抜き、知恵と力を合わせて戦った人々から、いま学ぶべきことは何かを問いかけます。
このDVDでは、地元の方々の協力を得て現地を取材し、原典資料を詳細に分析し、この渋染一揆の経過を丁寧に追いかけました。人としての尊厳をかけ、社会情勢を見抜き、知恵と力を合わせて戦った人々から、いま学ぶべきことは何かを問いかけます。
関連情報
INFORMATION
価格 | 66,000円(税込72,600円) |
学校特別価格 | 18,180円(税込19,998円) |
予告編 |
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