

そんなの気にしない
―同和問題―
人権問題は難しい問題ととらえられがちですが、実は身近な生活のなかにひそんでいます。日常の、なにげない一言や行動の中にその芽があります。人権の基本は、相手を思いやり大切にすること、そして、自分の尊厳も守り大切にすることです。こうしたことは、「人権」だとあらためて考えなくても、私たちの日常生活や社会生活・職業生活の上で意識していきたいものです。このシリーズは、テーマごとの人権課題をとりあげ、その人権課題をドラマで掘り下げていくことで、そこにある人権を意識し、気づき、そして、視聴者それぞれが明日の自分のために一歩ふみだせるよう工夫し構成したものです。
この作品は、二人の友だち同士が主人公です。タイトルの「そんなの気にしない」は、親友に自分が同和地区出身だということを告白したときに返ってきた言葉です。告白したほうは、相手にもっと知って欲しかった。告白されたほうは相手が、そのままの相手で何も変わらないことを伝えたかった。しかし、その一言がきっかけで二人はすれ違っていきます。プラスのイメージを持っていることに、人は「気にしない」とは言いません。「気にしない」という言葉の底には、そのことをマイナスに見る意識があるのかもしれません。私たちが普段なにげなく使う言葉や態度のなかには、相手を傷つけるものがあるかもしれない。そして、壁を乗り越えるのもまた、相手を信じる力だということを作品で伝えたいと思います。
この作品は、二人の友だち同士が主人公です。タイトルの「そんなの気にしない」は、親友に自分が同和地区出身だということを告白したときに返ってきた言葉です。告白したほうは、相手にもっと知って欲しかった。告白されたほうは相手が、そのままの相手で何も変わらないことを伝えたかった。しかし、その一言がきっかけで二人はすれ違っていきます。プラスのイメージを持っていることに、人は「気にしない」とは言いません。「気にしない」という言葉の底には、そのことをマイナスに見る意識があるのかもしれません。私たちが普段なにげなく使う言葉や態度のなかには、相手を傷つけるものがあるかもしれない。そして、壁を乗り越えるのもまた、相手を信じる力だということを作品で伝えたいと思います。
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価格 | 66,000円(税込72,600円) |
学校特別価格 | 33,000円(税込36,300円) |
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