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テレビ

BATTLE-14
未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ(後編)

2010年9月5日(日)あさ6:30~

あらすじ

 タイムレンジャーとゴーゴーファイブをバラバラにして過去に吹き飛ばし、彼らの消えた現代の日本でやりたい放題の略奪を繰り広げるロンダーズの前に、6人目のレンジャー・タイムファイヤーが立ちふさがる。
 一方飛ばされた先のそれぞれの時代では、二大戦隊を亡き者にしようとロンダーズの囚人たちが現れ、襲ってくる。戦士たちはそれぞれの時代で、それまでのわだかまりを解き、力を合わせて対抗するが、それでも変身機能を奪われたままではどこまで戦えるかわからぬ、ギリギリのピンチ。
 さらに現代のタイムファイヤーもたった一人では、大量過ぎる敵を相手にさすがに分が悪い。21世紀を前にして世界はこのままロンダースの蹂躙するところとなってしまうのか……
 その時、20世紀の天才オヤジ・巽博士の頭脳の閃きと、30世紀の最先端情報メカ・タックの知識が合わさり、事態を解決するための一つの可能性が見つかる。
 果たして二大戦隊は無事に現代に戻ってこれるのか?20世紀最後の年の平和を守れ、タイムレンジャー、ゴーゴーファイブ!

みどころ

 前編いかがだったでしょう。深刻な状況の中にも、様々な戦隊らしい楽しさが詰め込まれた、ワクワクする話ですね。先週書いたようにこのワクワクは、スーパー戦隊の楽しさを知りつくした佛田監督のセンスで作り出されたと言っていいものです。ワクワクは後半さらにパワーアップするので、楽しみにして下さい。
 特撮監督が本業の佛田さんは、東映のテレビ作品の特撮を一手に引き受けつつさらに、数々の劇場映画のSFXを担当している多忙な方なわけですが、それでもこの作品が作られた年くらいまでは、本業の合間を無理やり縫って頂き、ドラマ本編の監督をやって貰ったりしてました。で、タイムレンジャーではテレビシリーズのエピソードを撮って頂いただけでなく、Vシネマまで撮って頂けるという幸運に恵まれました。
 ただ翌年以後、東映のヒーロー番組の制作は一気に忙しさを増し、特撮部分でも、それまで巨大メカは9月前半(早ければ8月)までには全て登場していたのが、最後の巨大メカの登場が後ろにずれて10月登場が当たり前のようになり……さらに映画でも大作には特撮がつきもの、みたいな風潮も合わさって、比較的時間が空いてた筈の秋にも佛田さんは本業フル稼働状態、ドラマの監督をお願いする暇も無くなったのは残念に思ってました。それだけに、2008年のゴーオンジャーで久々に、奇跡的にドラマ演出をして頂く時間を貰えたのは、非常に嬉しかったものです。今後もそんな楽しい機会があることを願ってます。

 てなところで今回は後編を楽しむため、になるかどうか判らない、恒例!…でなく…気まぐれ!ワード解説いっときます。
【スーパー戦隊の時空スリップ試練】 戦隊ヒーローがバラバラな時代に飛ばされて、それぞれの時代で苦労する……弊社のヒーロー作品でも時々見られるお話ではありますが、その趣向が「タイムvsゴーゴー」ほどうまくハマった作品は、他に知りません。タイムレンジャーの時空を超える世界観との馴染み具合、各時代のメンバーが全て同じカラーの戦士コンビで成立する美しさ、各時代の特色を生かしたアクションの楽しさ……改めて観て感心しました。これ以後のスーパー戦隊でも同様の趣向の物語(マジレンジャーのTVエピソードや、シンケンvsゴーオンの劇場版など)が作られる際には、この「タイムvsゴーゴー」で得たノウハウが大きく寄与しているに違いない……と自画自賛ぎみになってみたり(^^;)
【特撮ヒーローブーム】 タイムレンジャーが放送された2000年は、「仮面ライダークウガ」が放送された年でもありました。新しいライダーを提示し「平成ライダー」の第一作となったクウガの衝撃は大きかったのですが、そこへ持って来て同じ年のタイムレンジャーの(先週書いたような)高年齢向け要素、さらには「イケメンヒーロー」という言葉が生まれるキッカケにもなった、今や多くの作品で主役を張る「オダギリ・ジョー」「永井マサル(現・永井大)」の主役二人の魅力……そういったものが合わさって、特撮ヒーローに注目する視聴者が一気に増大するキッカケになったのがこの年です。翌2001年、夏の戦隊ライダー2本立て映画(上で書いた、佛田さんが翌年から忙しくなった原因の一つは実はこれ)や番組終了後のキャストによる全国ライブツアーが始まり、取材メディアの数や関連書籍の出版が激増し……といったムーブメントの根っこを作ったのは、前年の2作品だったとも言えるんじゃないでしょうか。
【高岩成二】 ジャパンアクションエンタープライズ所属の俳優、スタントマン、スーツアクター。埼玉県出身、実は高所恐怖症(?)。最近では主に仮面ライダーのスーツアクターとして熱烈ファンも多い高岩さんですが、2000年当時はギンガレッド・ゴーレッド・タイムレッドと3代連続でレッドを務めてくれたバリバリの戦隊ヒーローアクターさんでした。その後は殆ど仮面ライダーで活躍する中、マジレンジャーではまたレッド役も演じてくれましたが、将来もまたいつか高岩レッド観てみたいものですね。……で、実は高岩さん、タイムレンジャーでは巨大ロボも演じてくれていました。後編に登場する「ブイレックス」は高岩さんの体にピッタリ合わせて作った恐竜スーツ、そのしなやかかつ迫力ある演技にも注目してみてください。

 ということで、後編、お楽しみに。
 あ!ゴセイジャーとダブルの映画も早く観ないと、夏休み終わっちゃいますよー!


データ

【未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ】
2001年リリース http://shop.toei-video.co.jp/shop/ProductDetail.do?pid=DSTD02014
脚本:山口亮太/監督:佛田洋

【未来戦隊タイムレンジャー】
初回放送:2000年2月~2001年2月 テレビ朝日系列にて
出演:永井マサル・勝村美香・城戸裕次・小泉朋英・倉貫匡弘・笠原紳司、ほか

【救急戦隊ゴーゴーファイブ】
初回放送:1999年2月~2000年2月 テレビ朝日系列にて
出演:西岡竜一朗・谷口賢志・原田篤・柴田賢志・坂口望二香・宮村優子・マイク眞木、ほか


(文責:日笠淳)

リンク

> テレビ朝日公式サイト
> 東映AG スーパー戦隊ネット
> 東映 天装戦隊ゴセイジャー

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