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第4話 夢想 ・ワイルドブルー

2008年2月17日O.A.

第4話 夢想 ・ワイルドブルー

Episode Guide

 2008── 父=音也の被害者たちに会い、母から聞いていた父親像を壊された渡。理想の父親像である名護に相談にいくのだが… 
 一方、キバが現われたことを知った名護は、チームのトップである嶋に対し、キバ撃退の許可を求めていた。
 1986── 相変わらずデタラメな生き方を続けている音也。ゆりはそんな彼の調査報告書を嶋に提出して…

 心清く、誠実で真面目で、曲がったことが大嫌いな純粋な人… これまで渡にとっての理想の男性は父親=音也でしたが、その正体(ていうか母親、美化し過ぎ)を知り、出会ったばかりの一人の男・名護啓介に変わります。しかし、名護は恵と同じファンガイアハンターの一員で、どうやらキバも敵視している様子。互いが互いを知らぬまま、交友が始まりますが、果たして?
 あれ、キバの色がちょっと違う(^^;

 脚本:井上敏樹 監督:石田秀範

Cast Information



 今回、スマートな口調とクールな眼差しで音也の過去に迫るやり手弁護士・夏川綾を演じてくださるのは橘実里さんです。多数のテレビドラマや映画などで活躍してきた橘さんも特撮ものに参加するのはキバが初めて。3話では、音也の過去の粗相を発見して落ち込んでいく渡に対してのあくまで冷静な態度が印象的でした。しかし、実はこの綾という役はバランスが凄く難しい役なのです。その全貌は次回明らかになりますが、沈着冷静なそのキャラクターが少しずつ動き始める微妙な心情の変化を見事に表現していただきました。今まで彼女が参加した作品のどこにもない、キバにおける橘さんのお芝居にも是非ご注目ください。



 現実世界では時間軸は変化しませんが、ドラマや映画のなかで時間軸が変化するのはよくあることです。わかり易い例としては回想シーン。それまでの時間軸とは全然別の時間軸が始まり、終わると再び時間軸が移動します。
 キバには元々二つの時間軸が存在しますが、回想シーンが挟み込まれても基本問題はありません、当り前ですが。ただ、現在篇で22年前(平行して描いている時間軸)を回想する場合のみ、検討する余地があるかもしれない…
 だったら逆に、というのが今回の石田組の脚本。「色々やり方はあるんだよ」と脚本・井上さんが一つ目の引出しを開けてくれました。しかも、今回の手法は、別の意味で我々が頭を悩ませている件を、脚本の段階で解決しているのです。お気付きの方もいると思いますが…
 両時間軸に「人間」のゲストが登場する場合、現在篇と過去篇では22歳の年齢の開きがあります。現在篇で30代くらいならば時間軸で役者を変えても(二人一役)違和感は少ないですが、40代・50代と年齢が上がるにつれ判断が難しくなってきます。役者を変えるか、衣裳やメイクで表現するか(逆に80代くらいまで上がれば、同一役者でも違和感は少ない)。結局のところ、やってみなけりゃわからない。もちろん、これは我々の都合であって、井上さんには関係ありません。
 しかし、石田組の脚本では、回想シーンをゲストの主観に徹することによって、平行時間軸で描くと登場させざるを得ない22年前のゲストを出さなくて済むようにしているのです。どうです、まさに一粒で二度美味しい。井上さん、二つ目、三つ目の引出しも期待してますよ。



田﨑組 2008 side
田﨑組クランクイン! これから1年間の長い撮影の始まりです。帽子にゴーグルにマスクの瀬戸くんはヘアメイクの必要なし。

実際のバイオリン工房としても使える自慢のセットです。そして、お風呂場もセット。入浴シーンは撮影部も入浴です。

アクションも始まりました。竹田AC監督はライダーシリーズ(テレビ)には初参戦。だからこその新しいライダーアクションに大期待。やはり1・2話ということで大仕掛け、特機率が高いですね。
変身シーンで顔がにやけちゃってという瀬戸くん。男の子なら誰でもわかる気持ちです。
でも変身する瀬戸くんより、変身しないななちゃんのほうが大変だったりします。もちろん、一番大変なのは高岩さんなんですけど…

1986 side
運命の出会い? 指の合間から覗く航平くんの顔を見て、優ちゃん笑いを押さえられません。
梅宮さんもバイオリンの洗礼を…  あらゆるところでプレイバック(音楽を流しながらの撮影)の嵐です。

喫茶店「マル・ダムール」のセット。デザイナーの男・大嶋さんは世界で一番「喫茶店」を作るのが上手いといわれています。ちなみに、22年前の体脂肪率はこんな風にして計っていたそうです。

過去篇のアクションも熱いです。まずはトライアルバイクでのアクション。信じられないくらい自由自在に動きます。
窓ガラス越しの姜くんと竹田さん。お互いの意思疎通が早いのでホント助かりました。
兇悪3連コンボ(冬・ナイター・水濡れ)をくらう優ちゃん。しかも噴水の音で声が通りません、まさに修羅場。見てるだけで凍える撮影を耐え、スタッフから賞賛されます。
とにかく芝居に貪欲な航平くん、監督の評価も高いです。実は彼も下半身がずぶ濡れだったんですけどね… 大丈夫、我々は知っているぞ。


(文責・宇都宮孝明、大森敬仁)

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