王様戦隊キングオージャー

第7話 神の怒り

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第7話:神の怒り
脚本:高野水登 監督:山口恭平

キングオージャーを使うことができないギラは、ゴッドスコーピオンの力を借りてバグナラクを撃退する。
しかし、ラクレスが動かしたキングオージャーをゴッドスコーピオンが攻撃してしまったことで、ギラは再び国家反逆の罪人となってしまう。
ラクレスはなぜキングオージャーを動かすことができたのか…?
ヤンマとヒメノはゴッドスコーピオンの毒に侵されたシュゴッドたちを治すために、自国の技術を競わせながら復旧にあたるが、バグナラクの侵攻は勢いを増していき…!

(文責 久慈麗人)


「俺様が世界を支配する!!」

シュゴッダムへと帰ったギラは、再び「邪悪の王」として高らかに宣言!

それに呼応するように、三大守護神・ゴットスコーピオンは覚醒しました。

王子として迎え入れられる訳がない。ラクレスを目の前にして黙っている訳がない。
「やっぱり、ギラはこうでなくっちゃ!」と思えるような6話でしたね!

そして、ゴッドスコーピオンの覚醒と共に衝撃展開だった、

「黒いゴッドクワガタ」の存在。

今までベールに包まれていたラクレスの力の一端が垣間見えましたね。

ラクレスとギラの闘いはどう展開していくのか、目が離せません。


続く7話のタイトルは「神の怒り」。

聖書の一節にも出てくるこの言葉が意味するものとは?

そして次回は、ヒメノの過去に焦点を当てた回となっています。

2000年前に5人の英雄がバグナラクを討ち倒して、5体のシュゴッドと共に生まれた5王国。

もちろん今の5人の王様の前にも王様もいました。

5人の王様にはそれぞれの過去があり、過去があるからこそ背負っているものがそれぞれにあります。

人の過去が描かれるという事は、その人がどういう人かが浮き彫りになるという事です。

5話までは、どちらかというと「王様然」とした5人の姿が描かれてきましたが、これからは「一人の人間」としての5人の姿が見えてきます。

脚本家・高野水登によって綿密につくりあげられた『王様戦隊キングオージャー』の真価が発揮されていくのです!

ぜひお楽しみに。

(文責 髙橋諒平)

【第6話の裏側】

第6話ご視聴ありがとうございました!


ギラによる5か国を巡る旅も終わり、舞台はシュゴッダムへと戻ってきました。

パイロットの上堀内監督に続き、6話からの監督を務めたのはこの方。


『仮面ライダー』シリーズでは数多くの作品の監督を務め、戦隊監督デビューを果たした『魔進戦隊キラメイジャー』ではパイロット監督も務めた実力派・山口恭平監督!

シリーズの中で、監督がローテーションするのも戦隊シリーズの醍醐味の一つ!

監督が違えば、演出方法も画づくりも全く異なる。
山口監督にしかなせない業で『王様戦隊キングオージャー』の世界観を見事に表現してくださいました!


また、1話の舞台であるシュゴッダムに再び回帰した6話でしたが、日中のデイシーンのみだった1話に比べると、夕景やナイトシーンが多かったのが6話の特徴。


1話とは異なるシュゴッダムの景色はいかがでしたか?


背景のアセットと照明などによって、日中・夕景・夜景全てを自由自在に操れるのも、CGアセットやバーチャルプロダクションを取り入れた本作の強みの一つ!

日没してしまうとデイシーンが撮れなくなったり、限られた時間の中でしか夕景カットが撮れなかったりと、一般的な撮影だと「時間的な制限」がありますが、ほぼ全てをセットで撮影する本作にはそれが無いのです!!



前置きはこれぐらいに。それではさっそく6話を振り返って参りましょう!


シュゴッダムへ戻るや否や、国民たちに胴上げされるギラ。




胴上げされる事なんかもちろん普段はないので、なんだか嬉しそうな酒井君。


シュゴッダム国民の中でひと際存在感を放っていたのはこの男。名をゴローゲと言います。


役柄的にはシュゴッダムの声がでかい代表市民ですが、衣装合わせの時に山口監督と演出部の皆様から「レレレのおじさん」のような存在にしたいという事で、急遽ほうきを持つにいたりました。

演じるのは八木光太郎さん

普段は舞台俳優として活動する事が多い八木さんですが、舞台で培った声量とコミカルな演技で、圧倒的な存在感を放っていました。


ギラが歓迎されるも束の間、バグナラクの間の手が再び忍び寄ります。

なんと、シュゴッダムに超巨大な「繭」が出現!
解き放たれれば超巨大なバグナラクが人々を蹂躙するという、チキューを恐怖の底に陥れる計画を始動。


▲繭のデザイン資料
怪人などのデザインを担当している企画者104さんのデザインになります。



そんな危機が迫る裏で、ギラは因縁のラクレスとついに対峙します。

5王国が集まる神聖な場。もちろん、ギラの剣はリタとカグラギによって阻まれてしまう。


こういった剣を使ったお芝居の時は、毎回アクション監督である渡辺淳さんの指導が入ります。
剣を振るう所作一つとっても、「カッコよく」見せるのはなかなか難しいものなのです。



再び捕らえられてしまったギラは「クワゴン」に助けを求め、ピンチを脱します。

(こちらは全て合成カットです。)


第2話ぶりに登場した「キングスピーダー」。



このキングスピーダーは実はゴッドクワガタの一部です。

(第2話参照)



ちなみにこちらのデザインはロボやヒーローのデザインを担当しているPLEXさんによるものです!

メカメカしくてカッコいい…


続く等身大のアクションシーン!

実はこの一連アクションシーンは、ロケーション撮影とLEDウォールスタジオでの撮影を織り交ぜてつくられております。

LEDウォールやグリーンバックを背景にすると、早い動きに対応できなかったり、広い画を撮りづらいなどのデメリットがあるのですが、ロケでのアクションと組み合わせる事によって、しっかりとアクションとしての見せ場をつくっています。

一連のシーンで違和感なく見せるのは難しいですが、ここはアクション監督と山口監督の腕の見せ所!
カラーグレーディングや繋ぎ方を工夫して見せることで、見事に同じシュゴッダムの地で戦っているように演出されています!


ゴッドスコーピオンのシュゴッドソウルを奪ったギラにより、ゴッドスコーピオンが覚醒!



「邪悪の王」到来を告げるような日没のカット演出。

そして、「シュゴッダムを奪ってやろう」というセリフ回し。痺れました!!



このシーンで流れるギラ=クワガタオージャーのアクション・ソング、NANOさんの「INFERNO」も最高でしたね!

なんとキングオージャーでは各キャラクターのアクションを表現するためのイメージソングが用意されているのです!

2~5話にもそれぞれの王様が活躍する最高のタイミングで入れられています。

そんな各国のイメージソングとOPを収録したCDが発売&配信中!詳しくはお知らせ欄にて!



そして、6話のラスト。衝撃展開を迎えます。
ラクレスの持つ金色のオージャカリバーによって、「ゴッドクワガタZERO」が解き放たれます。


ラクレスの力とは?そして、黒いゴットクワガタの正体とは?

次回もまたお見逃しなく!

【おまけ】

6話の撮影の期間中にドゥーガ役・森岡豊さんとボシマール役・福澤重文さんのお誕生日が、ラクレス様によって祝われました。おめでとうございました!!!


(文責 髙橋諒平)

【イシャバーナのアセット編】


前回のつづきです。
第3話でメインの舞台となったイシャバーナですが、実はアセット上で建国されたのは5ヶ国のうち最後でした。そのため、イシャバーナの作り方は他の国と少しだけ違っていて、アセット制作のBlack Flameさんがシュゴッダムやンコソパ建国に取り組んでいる間、イシャバーナ特有の建造物やプロップの3Dモデリングを作る作業を先行させていました。世界を作るための景観ではなく、ディテールから入ったわけです。これもコンセプトアートがあって初めて成せる技。それだけ、コンセプトアートが偉大だということです。ディテールが形作られたあと、Black Flameさんが猛烈なスピードでアセットを組み合わせ、世界そのものを組み立てていきます。


この短いストロークで、表現が難しい「水」が存在するアセット制作に挑めたのは、シュゴッダムとンコソパという、全くイメージの違うユニーク過ぎる国々を作り上げたチームのプライドだったのかもしれません。

さて、「アセット制作といえば(コンセプトアート編でご紹介したような)イメージは既にできているので、あとはそれを3D化するだけ」と思ったら大間違いです! 実際にアセットを背景にして人物がその前で動くという“その世界に確かにいる”という感覚を表現するためには、さらに世界観の奥行きが必要になります。

そのため、特にイシャバーナではコンセプトアートとは別にプロップなどのアートデザインをしていただくアーティストさんを立てて、イシャバーナのイメージの後押しを手伝っていただきました。

皆さんにも既に馴染みがあるかもしれませが、イシャバーナの遠隔手術マシーンとそのユニットは最たる例かもしれません。世界観と医者という設定から生み出されたこのマシーンを始め、アニメーションの監督も務められる渋谷亮介さんに様々なデザインワークをお願いしました。


というわけで、少しだけ横道に入りますが、次回はアセットの一部でもあり、国作りの上で重要な要素でもあるアートデザインを紹介していきます!

つづく

(文責 大森敬仁)

1.『王様戦隊キングオージャー』が期間限定無料配信中!各種配信サービスでも見逃し配信スタート!!


<TVer><ABEMA>で見逃し配信スタート!
※放送終了後から一週間限定での無料見逃し配信となります。
最新話まで全話を何度でも楽しみたい場合はこれまで通り、<東映特撮ファンクラブ><TELASA><Amazon Prime Video>でチェック!


〈TVer〉〈ABEMA〉 
【配信期間】 各話放送終了後1週間
【配信プラットフォーム】
王様戦隊キングオージャー
◆TVer: https://tver.jp/series/sr17j7kjb5
◆ABEMA: https://abema.tv/video/title/87-1652


<東映特撮ファンクラブ><TELASA><Amazon Prime Video>
◆東映特撮ファンクラブ: https://tokusatsu-fc.jp/
◆TELASA:https://www.telasa.jp/series/13332
◆Amazon Prime Video:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BX3WH6Y1
(毎週水曜 午前10時~)

さらに、〈YouTube〉でも期間限定で第1話・第2話・第3話を無料配信中!!

https://www.youtube.com/@TTYO

【期間・話数】
(3月5日~4月15日配信)   第1話 「我は王なり」
(3月12日~4月15日配信)  第2話 「誰がための王」
(3月19日~4月15日配信)  第3話 「我がままを捧ぐ」
【料金】 無料

2.ラクレス王、オオクワガタオージャーに王鎧武装!!
スピンオフ作品「王様戦隊キングオージャー ラクレス王の秘密」の公開が決定!


「王様戦隊キングオージャー」で、矢野聖人演じるシュゴッダム国王/ラクレス・ハスティーを主人公に据えたスピンオフの公開が決定!

ラクレスが「オオクワガタオージャー」に王鎧武装し、自身の覇道のために暗躍する姿が描かれる!

「王様戦隊キングオージャー ラクレス王の秘密」は4月23日10時より、東映特撮YouTubeオフィシャルにて無料公開・配信開始予定。



3.【「全力キング」をキングが全力で踊ってみた!】YouTubeにて公開スタート!


『キングオージャー』のキングが全力でダンスする動画が日本コロムビア 公式YouTubeチャンネルにて公開!
ダンスの振付は『魔進戦隊キラメイジャー』(2020)のEDテーマ「キラフル ミラクル キラメイジャー」を歌唱担当した出口たかしが担当しました。

ダンス動画には、キングオージャーのキングたちが出演しそれぞれのキャラクターの個性を活かしたポーズが要所要所に組み込まれています。ギラの熱さ、ヤンマのヤンキーっぽさ、ヒメノの優雅さ、リタの不動、そしてカグラギの和というそれぞれのキングらしいポーズにも注目してみんなで踊ろう!

【ダンス出演】
酒井大成(ギラ / クワガタオージャー)
渡辺碧斗(ヤンマ・ガスト / トンボオージャー)
村上愛花(ヒメノ・ラン / カマキリオージャー)
平川結月(リタ・カニスカ / パピヨンオージャー)
佳久創(カグラギ・ディボウスキ / ハチオージャー)
伊藤茂騎、森博嗣、坂梨由芽、蜂須賀祐一、寺本翔悟

【ダンス振り付け】出口たかし

4.王様戦隊キングオージャー「変身講座」「合体講座」をYouTubeで無料配信中!!


〇変身講座


〇合体講座



王様たちの変身とキングオージャーの合体を何度も見れます!!

5.キングオージャーのアクションの魅力に迫る!『東映特撮アクションクラブ』配信スタート!


5人のレギュラーキャストとそれぞれのスーツアクターによるトークバラエティ!
その名も、『東映特撮アクションクラブ』が「TTFC(東映特撮ファンクラブ)」と「東映特撮 YouTube Official」で配信開始!


素面を演じるキャストと変身後を演じるスーツアクターは表裏一体!お互いのコンビネーションはもちろん抜群!!
だがしかし!最高にクールに仕上げられたアクションシーンの裏側は・・・実は、知らないことだらけ!?
アクションを生み出すには欠かせない超貴重な映像<Vコンテ>と関連する「キングオージャー」の本編シーンを交えて、渡辺淳アクション監督とスーツアクターがキャストに知られざるアクションシーンの舞台裏を披露しちゃいます!!
Vコンテと「王様戦隊キングオージャー」の本編映像の一部は東映特撮ファンクラブ(TTFC)でのみお楽しみ頂けます。


第一回はギラ・ハスティー役酒井大成×クワガタオージャーのスーツアクター・伊藤茂騎。渡辺淳AC監督と伊藤茂騎さんのアクション解説を聞いて酒井大成がアクションに目覚める!?


東映特撮アクションクラブ第1回「クワガタオージャー編」がTTFCとTTYOで配信開始!!

6.キャストの素顔を特別公開!!「The Talking Kings」TTFC独占配信中!!


東映特撮ファンクラブ(TTFC)では、毎週日曜午前9時30分よりテレビ朝日系にて放送中
「王様戦隊キングオージャー」のキャストの魅力に迫る新企画「The Talking Kings」を配信中です。


5人のキャストの趣味や特技、ここでしか聞けないマル秘裏話など、劇中の姿とは違ったキャストの魅力が詰まっています!

第1弾…酒井大成 第2弾…渡辺碧斗 第3弾…村上愛花
第4弾…佳久創 第5弾…平川結月


いつもの役の顔とは違う、素のキャストの魅力が満載!
『The Talking Kings』はTTFC独占配信です。
他キャストも順次配信予定!お楽しみに!

◆東映特撮ファンクラブ: https://tokusatsu-fc.jp/

7.王様戦隊キングオージャーOP『全力キング』ノンクレジット版 配信スタート!


大反響御礼!!
アップテンポなナンバーで『キングオージャー』のスケールをより一層大きく魅せる主題歌「全力キング」!!
YouTubeにてノンクレジット版を無料で配信中!
全力で聞いて!全力で見て!全力で歌おう!


さらに、「王様戦隊キングオージャー主題歌CD」4/5(水)より発売開始!!


オープニングテーマ「全力キング」だけではなく、各国のテーマソングも全て収録!

1.「全力キング」 歌/古川貴之
『王様戦隊キングオージャー』オープニングテーマ
2.「INFERNO」 歌/ナノ
シュゴッダム テーマソング
3.「Try & Fight」 歌/鎌田章吾
ンコソパ テーマソング
4.「World Is Mine!」 歌/Machico
イシャバーナ テーマソング
5.「Ignorantia juris nocet」 歌/ゴッカンクワイア
ゴッカン テーマソング
6.「宴じゃオージャー!」 歌/高橋秀幸&伊勢大貴
トウフ テーマソング

早期購入者には特典として、「王様戦隊キングオージャー クワガタオージャー/ゴッドクワガタ キングカード」をプレゼント!