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科捜研の女 Season21

DATA
2021年10月14日~2022年4月7日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第10話 新春かくし芸鑑定
2022年1月20日放送

山中で、鼓(つづみ)を持った男の遺体が発見された。
さらに男の頭部には、5本の爪の痕が。
熊に襲われたのかもしれない。
臨場したマリコ(演・沢口靖子)たちの頭の中には、疑問符が渦巻く。
鼓を持って熊に襲われるとは、いったいどういう状況なのだろう。

鑑定の結果、被害者の頭部の傷は、熊ではなく、
5本の鋭利な切っ先を持つ何らかの凶器によってつけられたことが判明。
他殺の線で捜査が進む中、鼓の出所を探っていた土門刑事(演・内藤剛志)は、
副業として太神楽(だいかぐら)芸をたしなむ、高安警部補(演・林家正蔵)にたどり着く。

被害者との関わりについて、のらりくらりと質問をかわす高安警部補。
一筋縄ではいかない強敵を前に、マリコはとんでもない鑑定を思いつく。
その鑑定のためには、科捜研メンバーたちが、
傘回し、皿回し、獅子舞、曲毬、五階茶碗という、5種類の太神楽芸をマスターしなければならないというが――


脚本 櫻井武晴

監督 兼﨑涼介

ゲスト

林家正蔵
高橋かおり
吉住
伊庭 剛
小堀正博
満腹 満
三宅唯真

ほか




みどころ

「こんな映像が観てみたい!」
というプロデューサーサイドの発想で脚本作りがスタートすることは時々ありますが、
まさか誰も「着物を着た科捜研メンバーが傘回し、皿回し、獅子舞、曲毬、五階茶碗に興じる」
という映像を観たいなんて、思いつきませんでしたし、
仮に思いついたとしても、それが「鑑定」の文脈で実現するなんて思いませんでした。
1月クールの平場の初回。
「なんかお正月らしい画(え)がいいよね」
という脚本家櫻井さんの一言に「あ、そういうのうれしいです」
と答えた時ですら、まさかここまでサービス精神満点、破壊力満点の展開を考えてくださるとは、
思いもよりませんでした。

だって、マリコが獅子舞をするんです。
宇佐見が、傘回しをするんです。
それも、鑑定のために。
無茶苦茶ですが、最高です。
脚本も、演出も、豪腕です。

さらに飯テロ回としても秀逸。
胃の内容物
「ワカメ」「明太子」「ポテト」
この謎の組み合わせは、はたしてどんなメニューのお料理なのか?
櫻井さんオリジナルレシピが、食欲をそそります。

太神楽芸も、飯テロも無いシーンが、たくさんあります。
でもワンシーンワンシーンが個性的なのは、
脚本に濃縮してこめられていた個性を、
兼﨑監督が還元し、華やかにふくらませたからだと思います。
(ワンシーンしか出ない役の方も、皆さん人間味を感じるのです)

とにかく、アイディアとユーモアが大渋滞。
おもちゃ箱のような素敵な一篇です。お楽しみに。




【マリコの衝撃的ワンカット】

獅子がパクっと口を開ける仕草。
獅子舞の先生に舞を見せていただいたとき、
この仕草を見た監督が「獅子が口を開けたらマリコの顔がのぞくカットを撮りたい!」と。
由緒正しい獅子頭(ししがしら)をお借りして、
威厳ある獅子の立派な金の歯の間から、
可憐なマリコさんのお顔が覗く、とても縁起のよさそうなカットが撮れました。

(文責・東映プロデューサー 中尾亜由子)





スペシャル放送 こぼれ話

さて、皆様、新春一発目のスペシャル放送、いかがでしたでしょうか!?
長嶋一茂さんはじめ、小島梨里杏さん、大林素子さんほか、今回科捜研初参加の華々しいゲストの方々に加え、
なつかしの宮前元所長(演・山崎一さん)がマリコの無茶ぶりの"被害"を受けるのも、
このページを読んでくださるファンの皆様には微笑ましく見届けていただけたかと存じます!
何度もご出演いただいている宮本真希さんは、意外にも医師役は今回が初めてだそう。でも白衣、お似合いでしたよ!

今回演出された児玉監督は、沢口さん主演の「警視庁機動捜査隊216」や内藤さん主演の「警視庁強行犯 樋口顕」、そして若村さん主演の「警部補 五条聖子」等を手掛けてこられた業界きってのベテラン! 科捜研では、シーズン19・第10・11話以来、2度目の登板をお願いいたしました。

そして、脚本櫻井さんの「汚染」(コンタミネーション)で冒頭からラストまでを通した硬派な脚本、その一見コワモテな科学尽くしのストーリーにふんだんに盛り込まれるマリコの私生活ギャグと、撮影も楽しい1話となりました!

楽しいと言えば、児玉監督には現場の”クッキングパパ”とお呼びすべき隠れた才能が! シーズン19の時はコロナ前でしたので、バーベキュー会場を借りきって自らシェフとして料理の腕を振るってくださったのでした。
蒲原刑事役の石井さんは、今回児玉組の冒頭何日か、監督と会うたびに「あの時 のステーキの味、忘れられません」と、つぶらな瞳で何かを訴えたとか、、、笑
今回はもちろんそのようなことは叶わぬご時世でしたが、
いつか再び、楽しい撮影の後に楽しい打ち上げが待っている日が来ますように!

 * * *

そして、まだ今後に放送を残している回もあるのですが、
撮影順としては、実は今回のスペシャルをもって、
最長シリーズ助監督・玉木さんが勇退されました。
そう、キスマイ特番など数々のメディアで「ミスター科捜研」の名を博した(?)あの人です。
シーズン17・第16話以来、なんと丸4年、テレビ67本(!)、劇場版1本という前人未到の道のり。
今後は監督を目指して現場の助監督に戻られます。
今回玉木さんは、鑑定のキモとなる近畿各県で異なるDNA分析装置の手配に東奔西走してくださり、
怒涛の量の鑑定シーンを残してくださいました。
まさに玉木さんの花道にこれ以上ないぴったりの脚本でしたね!(鬼)
これまでバリスティックゼリーがなかなか固まらなかった時も、
復顔の型がなかなか取れなかった時も、
夜の木屋町で帰り道が判らなくなった時も……
いろんな苦労がありましたが、玉木さんの汗と涙があって今があります!
どうもありがとうございました。

 * * *

さて来週のマリコさんは!
お屠蘇気分を脱するのはまだ早い!
新春かくし芸鑑定×飯テロ×社会派!?
科捜研史上初の鑑定に、色とりどり五色の着物をまとった研究員たちが挑みます!
自分でも何を書いているかよくわかりませんが、
豪華ゲストと共にお送りする兼﨑監督×櫻井脚本の自信作(問題作?)をお楽しみに!

(文責・東映プロデューサー 谷中寿成)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊󠄀マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

佐伯志信 ……… 西田 健

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映)

【監 督】田﨑竜太、兼﨑涼介、森本浩史 ほか

【脚 本】戸田山雅司、櫻井武晴 ほか

【制 作】テレビ朝日/東映

LINK テレビ朝日公式サイト

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