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科捜研の女 season19

DATA
2019年4月18日~2020年3月19日放送
放送は終了しました。ご視聴ありがとうございました。

EPISODE GUIDE

第24話 土門刑事の選択
2019年12月12日放送
警察学校への異動を打診されている土門刑事(演・内藤剛志)は、
死んだはずの元刑事・火浦義正(演・升毅)と電撃的な再対面を果たす。
火浦こそ、土門刑事と元妻の有雨子(演・早霧せいな)の別れの原因となった人物だった。
そんな折、絞殺事件に2人目の被害者が出る。
連続絞殺事件の謎を解く鍵もまた、土門刑事の別れのきっかけとなった、
20年前の大晦日の学生集団自殺事件にある――。
マリコ(演・沢口靖子)と解剖医の風丘早月(演・若村麻由美)は
20年前に死んだ学生の死因を再鑑定することで、
捜査の過程で、ある「殺人」が隠蔽されていたことを突き止める。
隠蔽を指揮したと思われる当時の府警本部警備部長・古河大儀(演・辻󠄀萬長)は、
現在では京都選出の国会議員となっていた。
20年の時を経て交錯する2つの事件の真相が明らかになる時、
連続絞殺魔の驚くべき殺人計画が浮かび上がる!
マリコたちは20年越しの悲劇を食い止められるのか!?

そして――土門が自らの刑事人生に決着を着ける時が来た!
 
 
脚本 戸田山雅司
 
監督 森本浩史

ゲスト

升毅
早霧せいな
辻󠄀萬長
大河内浩
森下じんせい
中村凜太郎
大八木凱斗
ほか

(文責・東映プロデューサー 谷中 寿成)



みどころ

今シーズンの「科捜研の女」のポスターのキャッチコピーは、
「あなたはまだ、榊マリコを知らない」
ですが、
私たちはまだ「土門薫を知らない」のだなと思うほどに心をゆさぶられる第23話でした。
特にラストシーンの墓地。
20年ぶりに再会を果たした火浦(演・升毅)と、いったいどんな言葉を交わしたら、あんな苦しげな表情になるのでしょうか。

今回の第24話では、そのとき交わされた会話が、そこで語られた重要なキーワードが、明らかになります。
明かされていないことといえば、土門夫婦の話もあります。
土門が有雨子を病院に訪ねたとき、ふたりは何を話したのでしょうか。
そして、ミレニアム集団自殺に隠された新たな真実とは?土門が見つめていた謎の議員のポスターの意味とは?

立ち止まりながら、振り返りながら進んでいく土門に対して、我らがマリコさんは、ぶれません。
ただひたすら、真実を見据えて、かなり早歩きで!進んでいきます。
でもその姿がまた、土門の支えになっているようで。
ふたりはやはり、ベストバディなのだと、改めて痛感する20周年です。

さて、今回は「解決編」ではありますが、そう簡単には解決させてもらえません。
すべての謎が解けかけたとき、また新たな事件が始まります。
1999年の大晦日から、2019年のクリスマスの季節へ。
マリコは全速力で走ります。

そして、すべてが終わったとき、
土門は、どこに向かって歩いていくのでしょうか――

「最終回のつもりで演じました」という沢口さんの言葉通り、ひとつの節目となる回になりました。

(文責・東映プロデューサー 中尾 亜由子)



【マリコの衝撃的ワンカット】

ラスト5分の衝撃

↑パニック映画の予告編のような見出しですが、
嘘いつわりはございません。
『科捜研の女』のラスト5分といえば、
真犯人と土門刑事が対峙する「取調室」、
そしてマリコと土門刑事の「屋上」。
これらのシーンを楽しみにしてくださっている方も多いのではと思います。
今回、そのどちらのシーンにも、
沢口さん、内藤さんが20年間で初めて見せる表情が詰まっています。
そして……土門「刑事」のラスト・メッセージを、どうかお見逃しなく。

(文責・東映プロデューサー 谷中 寿成)





第23話 こぼれ話

科捜研の女season19 第23話、いかがでしたでしょうか?
徐々に明らかになっていく20年前の真実が纏わり付くように交錯して進むストーリーライン。そしてそれは、ある刑事の旅立ちを予感させます。。

土門薫(演・内藤剛志)という刑事は、泥臭く事件の真相を追い込み、どんな危機に瀕しても必ず復活を遂げる、かなり「強い」キャラクターとして描かれています。
しかし今回のケースで土門は、触れたくない、あるいは触れられたくない過去を背負い、それが明るみになっていくことに対して脆く、繊細で、ある意味「弱い」部分が表出していたように思います。
強さの中に弱さがあり、また弱さの中にひときわの強さがある、今回はそんな土門薫という刑事にスポットを当てました。一人の記者が死亡し、ある世紀末の出来事が20年の時を超えて土門やマリコたちの前に立ちはだかります。

森本組の撮影初日は回想シーンを中心にスケジューリングし、まずは土門薫と火浦義正が刑事の職を拝命する一幕の撮影から始まりました。

火浦義正を演じてくださったのは、升毅さんです。ハンサムで気品のある升さんは、泥臭く直感的な土門に比して冷静でクレバーな火浦をスマートに表現してくださいました。
土門とは対照的なキャラクター設計ですが、警察官としてのスピリットは共鳴するふたりなのでしょうか。土門と火浦を八条中央署時代の部下としてよく知る警察OBで居酒屋の店主・大西(演・西園寺章雄)も「競い合うなってほうが無理だからな」と懐かしそうに振り返る仲で、互いが互いをベストバディとして認め合っていたのではないかと容易に想像できます。

20年前、そんな二人の間に何があったのか――それは物語の後編を見なければ分かりませんが、どんな結末になるにせよ、20年続く「科捜研の女」シリーズの歴史に残るものになることは間違いありません。

そして、放送前のニュースリリースでも話題になっておりました「土門刑事の妻」は、早霧せいなさんが演じてくださいました!個人的には宝塚時代から好きで、卒業公演となった「幕末太陽傳」も見に行かせていただいていたので、谷中Pからのキャスティング提案で早霧さんのお名前が挙がった際には「最高です!是非!」と推させていただきました(笑)

役の「真柴有雨子」というお名前、すごく素敵ですよね。「雨」という字は、内藤さんからの「よくある響きで目を引く漢字が一文字あると印象に残る。土門の妻の名前がそうなれば嬉しい」というご提案から脚本・戸田山さんが生み出したネーミングです!雨というと、切なさや物憂げな情景が連想されますが、早霧さんが演じてくださった有雨子というキャラクターからは、大地に降り注ぐ光のような生き生きとした歓びも感じられました。

晴れ男として有名な内藤さんですが、今回の土門編では妻・有雨子の名前に因んで、「切なくなるようなシーンで、雨の要素を取り入れたい」とのオーダーが!!ロケセットもスタジオも雨降らしできる場所がなくどうしようかと案じていると、回想を中心に組んだ初日にまさかの雨が!ついに内藤さん、晴ればかりか雨までもコントロールできるようになってしまったようです(笑)

土門と有雨子、得体の知れぬ何かをきっかけに壊れていくふたりの関係。その最後の邂逅となったのは、土門美貴(演・加藤貴子)に連れられて行った有雨子の病室でした。映像では感じにくいかもしれませんが、この現場で、窓の外に雨が降り注いでおります。病室内でのふたりの会話は後編で明らかになりますので、内藤さんと早霧さんの表現の中に見え隠れする、切ない雨の要素にも是非ご注目ください!

「お兄ちゃんが列車に轢かれたのにピンピンしてた時以来」の登場となった土門の妹・美貴さん!加藤貴子さんは、私個人としては現場でご一緒するのは初めてでしたが、明るく気さくに話しかけてくださり、何よりも活力に満ち溢れている印象でした。沢口さん曰く、加藤さんは「ラーメンライスのひと」だそうですが(笑)、スリムなのによく食べることであの元気は生まれるのだろうなと妙に納得してしまいました。

美貴から初めて聞かされる土門さんと奥さんの有雨子さんのことに戸惑いながらも、土門さんを助けたい、土門さんと事件の捜査がしたい、そんな思いを持って今回のマリコは動いていますと沢口さんは現場中におっしゃっていました。後編に登場する、「科捜研の女」シリーズにとっては特別な場所のひとつである“京都府警本部・屋上”でのふたりのやりとりには特にその思いが表れていたように思います。トップ写真に場面写真を掲載させていただきました。

さて、冒頭より登場し、今回のお話のキーロケーションともなっている京都タワー。もちろん先方様にご了承をいただいた架空のイベントなのですが、1999年から2000年へと西暦が変わる特別な夜、こんなイベントがあったら楽しそうですよね。みなさんはあの日、どこで何をされていましたでしょうか。。

撮影当日は、夜10時からの展望室のイベントセット建込と並行して、展望室以外の場所での撮影を終えたのち、いよいよカウントダウンイベントのシーンへと移行する段取りで遂行しました。
DJ役は、実際にラジオのパーソナリティもされている三嶋真路さんにお願いし、フロアを盛り上げていただきました。

森本監督含め演出部チームが「LOVEマシーン」の振り付けをマスターし(笑)、夜を徹しての撮影にもかかわらず盛大に踊り狂っていただいたエキストラのみなさんのおかげでカウントダウンの高揚感が表現できたのではないかと思います。翌朝4時前に撮影終了・現場撤収となり、ご協力いただいたエキストラのみなさんには感謝しかありませんでした。。


さて、次回は第24話。謎に包まれた「楡井敏秋」という学生、土門の前に現れ再び消えた「火浦義正」、何かを必死に押し殺していた「有雨子」、物語の鍵を握る「京都タワー」。。。
マリコが科捜研に赴任した1999年、その大晦日から日付が変わった2000年元日未明に起きた集団服毒死と今回のライター殺害との間に隠された真実とは?!そして下される「土門刑事の選択」とは!? 是非、ご視聴ください。

(文責・東映プロデューサー補 山﨑 雅人)

PAST EPISODE 過去のエピソード

INFORMATION 番組情報

CAST
榊󠄀マリコ ……… 沢口靖子

土門 薫 ……… 内藤剛志

風丘早月 ……… 若村麻由美

宇佐見裕也 …… 風間トオル

藤倉甚一 ……… 金田明夫

日野和正 ……… 斉藤 暁

佐伯志信 ……… 西田 健

橋口呂太 ……… 渡部 秀

涌田亜美 ……… 山本ひかる

蒲原勇樹 ……… 石井一彰

STAFF
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)

【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日) 中尾亜由子(東映) 谷中寿成(東映)
【プロデューサー補】山﨑雅人(東映)

【脚 本】戸田山雅司 櫻井武晴 ほか

【音 楽】川井憲次

【監 督】森本浩史 田﨑竜太 ほか

【制 作】テレビ朝日 東映

LINK テレビ朝日公式サイト

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