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epic20 フォーリンラブ・ゴセイジャー

2010年6月27日O.A

ガッチャ☆ストーリー

 望のすすめもあり、ゴセイジャーは恋に悩む少年・拓也の恋のキューピッド役をかってでる。恋愛についてはあまりピンとこない5人だが、天知博士の「恋は戦いです」という言葉をヒントに様々なアドバイスで拓也を勇気づける。感化された拓也は次々とアタックを繰り返していく。一方、幽魔獣は恋心を腐らせ食べてしまうケサランパサランのペサラン挫(ザ)を甦らせる。ペサラン挫が街の人々の恋心を助長させたことで、次々と異常な行動に走る人々。そして、うま~く発酵した恋心を次々と食べてしまう。そんなペサラン挫の術がついに拓也にも及ぶ。発酵し始める拓也の恋心。ゴセイジャーたちも拓也のもとに急ぐが、そこには恋愛に失望し肩を落とした拓也の姿があって―――。護星天使たちは、果たして本当の意味で拓也の恋のキューピッドになれるのか?

 脚本:下山健人  監督:竹本 昇

フォーカス☆みどころ

 ゴセイジャーも早くも20話に突入です。皆さんお忘れではないでしょうか? 実はゴセイジャーは地上研修中の身であることを。まだまだ見習い護星天使なので、アラタが逆上がりのことを知らなかったように、彼らには「恋とは何か?」 ということがイマイチ分かりません。今回、「恋=戦い」に置き換えて、護星天使が真っ向からロマンスに挑みます。性格の違いもあって、恋のアドバイスはバラバラ。ただ拓也の恋を誠実に応援する、可愛らしささえある護星天使たちの姿は必見です。
 拓也を演じてくれたのは吉原拓弥くん。役名と同じ、たくやくんです。ゴセイジャーに振り回されてる感が否めない拓也を、表情豊かに演じてくれています。また、表情豊かといえば次回は天知博士の学生時代の恋模様が描かれ、その回想に耽る天知博士にも味わいがあります。最近、「ゴセイジャー」においては、なんだか天文研究者とは違う役割を担っている感じもある天知博士。その変幻自在な彼の行く末にもご期待ください。


激辛カレーは初恋の味

若松「最近暑いねー」
大森「まあ東京も梅雨入りしたし、気温も上がっているから蒸し暑いですよね」
若松「大森、暑気払いをしたくないか?」
大森「え、どうやって?」
 若松、小箱を取り出す。
若松「じゃーん」
大森「これ何ですか」
若松「決まってるだろ、俺がレトルトのカレーで一番好きな、某店から販売している×××××カレーだ」
大森「……またカレーですか」
若松「いや、これ強力なんだよ。いわゆるシャバシャバ、水分の多いタイプなんだけど、ものっすごい辛いの。びっくりするくらい」
大森「俺、食べられますかね」
若松「大丈夫だと思うよ。辛いだけじゃなく、すごく美味いから。具が入ってないから保存料も多分少な目なんだろうし、店で食べるものと味があまり変わらないんだ。自分で具を炒めて、そこへ温めたルーをかけて食べるのだ」
大森「へえ」
若松「で、こないだこれをゴセイジャー5人にプレゼントした。髭男爵のお2人にも、トークライブの差し入れとしてお渡しした」
大森「ええっ? そんな辛いのをみんなに?」
若松「一応リサーチして、アグリ・マオが辛いものが苦手と聞いたから、彼にはマイルドな味のものを渡したけど」
大森「で、評判はどうだったんですか」
若松「ひぐち君さんは、何の予備知識もなく食べてしまって、口から火を吹くくらい辛かった、と言ってた。山田さんもぶわっと汗が全身から噴き出てずぶ濡れになったって」
大森「おなか壊したんじゃないですか」
若松「俺もそれ心配して、牛乳を先に飲んで胃の粘膜を保護して、とか、無理して全部召し上がらなくてもいいですからね、とは言ったよ。でも、その辛さを超えて美味しかった、とお2人は言ってくれたのだ」
大森「で、ゴセイジャー5人は?」
若松「カレー好きと聞いていたモネ・みっきーはさすが、『普通に食べられました。美味しかったです』と言ってくれたよ。他のみんなにも好評だった。でも、意外だったのはハイド・健斗だった」
大森「どうしたんですか? まさか体調不良になったとか」
若松「いや、いたく気に入ったらしく、自分で探して、同じメーカーのカレーをいくつか買って、食べ比べているんだって。ご家族と週に一回は」
大森「へええっ。……なんだかとても“ハイド”ですね」
若松「そう、真面目で研究熱心なハイドそのものだ。なんか嬉しかった。やはりカレーは偉大である」
大森「は?」
若松「だって、辛いカレーを食べてもらうだけで、各人の個性とか性格が少し分かったりしたわけだろ? 俺はこれからもカレー道を究めます」
大森「もう、カレー風呂とかに入ったらどうですか」
若松「え、俺、具?」
大森「あ、なんか画を想像したら嫌な気分になってきた。気分を変えて、次回の見どころは?」
若松「ラブですよ、LOVE。こないだも砂浜に木の枝でLOVEと書いたら、それが一瞬にして波に消えたよ……」
大森「……また訳分からないこと言い始めた」
若松「護星天使が、若者の“初恋”と向き合うわけです。ゴセイジャー初の、“学園もの”風のお話です。画も新鮮で、爽やか。大人の視聴者の皆様にも、懐かしく甘酸っぱい思いでとともに、ご覧いただけるのではないでしょうか」
大森「『甘酸っぱい思い』って、経験あるんですか?」
若松「実はそれがよく分からないんだけどね」
大森「ええっ、何で?」
若松「何故なら、俺は昔から女性に好かれるばかりで、こっちから告白とかしたことなどな…(大森、若松の首筋を後ろからチョップ一撃)あぴゃっ」
 若松、気絶する。
大森「さあ皆さん、次回はゴセイジャーと一緒に、“フォーリンラブ”!」
若松「カレー!」


多分続きます。




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(文責:若松豪、大森敬仁)

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