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第17話 おばあちゃん味の道

2009年5月17日O.A.

Episode Guide

お兄ちゃん?!

変身を解いた仮面ライダーザビー=弟切ソウの姿を見て、マユは叫んだ。
だが、ソウがマユの兄だとしたら、なぜマユの危機を気にもとめなかったのか?
疑念がうずまく士(つかさ)の中で、徐々に事件の全貌が像を結びはじめる。

一方、カブト捕獲作戦を進めるソウ。ZECT は《クロックダウンシステム》を開発した。これを使い、クロックアップをつづけるカブトを捕獲しようというのだ。
また、クロックアップをお宝として狙う大樹も、カブトに目を付けた。

カブトにかけられた網が、せばめられていく。そんな中、マユとおばあちゃんの知られざる一面が、士をも変えていく。
そして、あきらかになるカブトの正体とは?!



クロックアップに、どう対抗すれば……?

それは、打倒カブトを誓うソウ=ザビーのみならず、《カブト編》に挑む私たちの裏テーマでもありました。

ファイズ・アクセルフォームは鉄板としても、それ以外に策はないのか……。
超感覚にすぐれたクウガ・ペガサスフォームなら、敵の動きを察知できないか? アタックライド「INVISIBLE」で姿を消せば、勝てないまでも負けないのでは?

クロックアップ最強! かと思いきや、意外と手はあるもので。
アタックライド「ORE SANJOU!」はどうかと思いますけど。(^^;

というわけで、次回17話も、あの手この手でクロックアップを破ろうとするディケイド&ディエンド。
もうコーカサスを敵に回しても怖くない?!

 脚本:古怒田健志 監督:田村直己

Cast Information

ディエンド役戸谷公人君誕生日

 5月7日は仮面ライダーディエンド=海東大樹役の戸谷公人君の19歳の誕生日!ということで、現場でお祝いしました。撮影終了…のはずなのに「大樹ちょっと…」と現場に呼び戻される戸谷くん。「え、何?」と戸惑っているところで、スタッフ全員が隠し持っていたクラッカーを鳴らし、ケーキと花束を贈呈!普段は役柄通りクールな戸谷君ですが、この時ばかりは相当驚いてました(音に相当ビックリしたとのこと)。
 19歳とは思えないほど堂々としている戸谷君。これからの活躍にご期待下さい!

Happy Birthday! 井上君、村井君、カンナちゃん、田﨑監督と


『超・電王&ディケイド』超ヒット!

GW中に40万人突破! 本当にありがとうございます。

満員で入れなかった方。申しわけありません。すでにご覧になった方も、男性はユウの視点で、女性はトキの視点で、もう一度見直してみると、かならず新しい発見があるはず。
GWを越え、行きやすくなっていると思います。ぜひ!
何より嬉しかったのは、劇場でお子さんの熱気の高さを実感できたこと。誰よりお子さんに観ていただきたい映画です。

「影絵」のシーンのトキ(南明奈さん)。実際に弓を射ってもらいました。 シルエットにしても絵になる奇跡のスタイル。 田崎監督の指示までシルエット。
このシーンでオールアップ。トキからアッキーナに戻った瞬間。 血みどろ(?)のシーンもあり。女優さんとしての根性にスタッフが唸っていました。 「キッズムービー」としての使命を一身に担った沢木ルカさん。
戦艦のモリにぶち抜かれたデンライナー。
壁は破る、水浸しにする……でもこの2日後にはディケイド電王編の撮影が。美術スタッフはまたしても不眠不休。
「うわったたた!」のMディケイド。
ともに凶暴番組。互いに浸食しあうコラボ感が、まさに『電王&ディケイド』です。
着ぐるみの大群の中でも、存在感で負けない我らが士。さすが!


首都圏外郭放水路!

16話クライマックス。転戦するディケイド VS ザビーは、巨大な柱が林立する、神殿のような荘厳な空間に……。
この場所はどこ?

合成前。広大な空間です。
踊る助監督たち。
舞うガレキのサンプルです。左・杉原が掲げる白い玉も、光の当たり方を合成チームに示すもの。
田村監督の積年の悲願が通じ、《首都圏外郭放水路》でのロケがようやく実現しました。
ライダーシリーズでは、『555』最終回や『THE FIRST』のショッカー基地など、何回か使わせていただいておなじみではありますが、じつは望んで撮影できる場所ではなかったり。

というのは。

2002年に完成したこの施設。
中小河川の洪水を取り込み、地底50m・総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の地下放水路です。
ヤマタノオロチ退治は治水工事のメタファとされるほど、神話時代から洪水に悩まされてきた日本。首都圏で「洪水」という言葉をあまり聞かなくなったのは、こうした現代のスサノオのおかげ。
とくに、中川・綾瀬川流域の被害は、浸水面積114ha → 完成後・2ha と、大幅に軽減されたとか。

ひとたび雨が降れば、たちまち大活躍───ということは、しばらく雨が降ってない状況でないと、撮影などには使えないわけ。

田村監督がなかなか撮影できなかったということは、それだけこの施設が本来の目的で活躍しているということ。
流域の暮らしや首都機能の安心・安全を守る、文字どおり縁の下の力持ち。感謝! です。



『あしたをつかめ』再々放送

平成若者仕事図鑑 あしたをつかめ』伊藤教人編、再々放送決定!
5月12日(火)23:30~ NHK教育です。

柳沢慎吾さんが変身するシルバラ(銀ライダー)のスーツアクターに抜擢された、伊藤教人さんにスポットを当てた番組。
現実から目をそらすことなく、それでも夢を見すえる若者の目線を、きっちり切り取っています。

業界内視聴率が異様に高かった番組でもあり。「アクション俳優」、みんな、じつは気になっているのだなあと。

今日も現場でがんばってます! で、何やってるの? サカナ台(キック素材専用台)を補助。全身全霊! ディケイドから導入されたサカナ台。
なぜ「サカナ台」?……といったことは、またあらためて。


(文責・白倉伸一郎、郷田龍一)

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