殺人容疑で逮捕された夏海。
関係者がライダーとなり、バトルで判決を決める《仮面ライダー裁判》。だが、部外者のはずのレン=ナイトが、なぜバトルに参加している? レンが真犯人ではないかと疑うシンジ=龍騎は、夏海を解放し、裁判のやり直しをすることを提案する。
だが、「ダメだ!」と突っぱねるユウスケ。
このまま裁判バトルをつづけ、真犯人をあぶり出す───それがユウスケの作戦。ただしそのためには、ディケイドはバトルに勝ちつづけなければならない。
はたして真犯人は! トリックは? 動機は?!
士(つかさ)とユウスケの、一世一代の大作戦がはじまった。
おとり捜査ならぬ、おとり裁判(?)で真犯人をあばこうとする士とユウスケ。
こちらの2人が信頼で結ばれつつあるのに対し、かつてチームとして名を馳せながら、袂を分かったシンジとレン。刻まれた溝は深く、なかなか埋まりそうもありません。
生まれつつあるチームと、失われたチーム。
2組の男たちが熱いドラマを織りなしながら、事件は予想もつかない展開を見せていきます。
脚本:會川昇 監督:長石多可男