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仮面ライダーアマゾンズ

DATA
BS朝日 7/3スタート毎週日曜 深夜1時から
TOKYO MX 7/6スタート毎週水曜 22時30分から
テレビ放送は終了いたしました。Amazonプライム・ビデオにて 絶賛配信中

EPISODE GUIDE

Episode11 KILLING DAY
9月11日放送(BS朝日 深夜1:00~)
9月14日放送(TOKYO MX 22:30~)

瀕死の悠は、野座間製薬本社へと運ばれる。緊急のオペが施されるが…。
 
アマゾンズ達を一掃する作戦、トラロックは明日にも決行となっていた。
その阻止を企む、国際営業戦略本部の橘。野座間内でも、それぞれの思惑が交錯する。
それに仁も巻き込まれ、再びシグマVSアルファの決戦が始まり、駆除班、悠も駆けつけて……!
 
 
脚本:小林靖子
 
監督:田﨑竜太

(文責・武部直美)

先日、映画『ジャングル・ブック』を拝見しました。

『仮面ライダーアマゾン』の元ネタっぽい『ターザン』の元ネタっぽい作品の実写化ということで、大きく言えば、『アマゾンズ』の遠い親戚といえたりいえなかったり。

年がいもなく、感動の涙にくれてしまいました。
他社他国の作品なので、忸怩たる思いも正直ありますが、ここは素直に認めざるをえません。

さて、その遠い親戚といえたりいえなかったりするアマゾンズ。「感動」にはほど遠い作品に仕上がっているのはご存じのとおり───
と、見せかけつつ、シリーズ屈指の感動作なのが、今回の Episode 11。
メインキャラはもちろんのこと、令華の秘書の加納にいたるまで、ぐっとさせてくれます。
 
 
KILLING DAY 当日。
悠や仁、令華や橘、駆除班の面々やシグマ前原───みんな思惑がちがいます。が、そうした立場を越えて、それぞれのハートが問われる Episode 11。
「シグマ編」の最終章でもあり、アクション面の見せ場も盛りだくさん。アマゾンズならではの(変形)ダブルライダーキックも初披露。
お楽しみに!
 
 
そして……。
 
ラストの1分間は誰にも話さないでください……。

(文責・白倉伸一郎)

◆宮原華音さんHAPPY BIRTHDAY(4月8日)

田﨑組・撮影期間中に、高井役・宮原華音さんがお誕生日を迎えられました!ケーキのプレゼンターは、まさかの復活を遂げた同い年の朝日奈寛さん。お好きな食べ物は【いちご】ということで、いちご尽くしのケーキをご用意しました!
(右)「なんで淳からなんだよ!(笑)」と照れる宮原さん。



◆藤田富さんHAPPY BIRTHDAY(4月14日)

田﨑組・撮影期間中に、本作の主役である水澤悠役・藤田富さんもお誕生日を迎えられました!リーダー・俊藤さんよりケーキをお渡しいただき、集合写真も撮影。こうして並ぶと駆除班の制服も、チーム駆除班としても、すっかり馴染んでいる藤田富さん。
(右)ケーキのアマゾンオメガと、同じポーズを取ってくれました!



◆ドローン撮影

アマゾンシグマと対決するシーンでは、ドローンによる空撮を敢行。
ダイナミックで、臨場感溢れる映像はこうして生まれました!! 実機の影が映り込むため、撮影現場では神経をつかう繊細な行程でした。

<TV版放送記念!キャストインタビュー>
作品の魅力をより多くの方に伝えるべくキャストの皆さんにインタビューを敢行中!!
他では聞けないエピソード満載の本インタビューをお見逃しなく!

↓これまでのインタビューはこちらから!↓
第一回:藤田富さん(水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガ役)
第二回:谷口賢志さん(鷹山仁/仮面ライダーアルファ役)
第三回:武田玲奈さん(水澤美月役)
第四回:東 亜優さん(泉 七羽役)
第五回:俊藤光利さん(志藤真役)
第六回:小林亮太さん(マモル/モグラアマゾン役)
第七回:宮原華音さん(高井望役)
第八回:勝也さん(三崎一也役)
第九回:田邊和也さん(福田耕太役)

◆第十回:朝日奈寛さん(前原淳/仮面ライダーアマゾンシグマ役)インタビュー

 仮面ライダーは、目標のひとつでもありましたし、どんな役であれ、出演したいと思っていました 

――出演が決まったときはいかがでしたか?

朝日奈 オーディションは年齢層が高くて、なんで呼ばれたのかな……と(笑)。
僕は志藤さん(演:俊藤光利さん)と三崎さん(演:勝也さん)と、もう一方と一緒でした。僕だけ10代で、浮いていたのではないかと思います。

数日後、役が決まったという連絡を受けたときは、とても嬉しかったですね。

仮面ライダーに出演するのは、役者をやっていて、目標のひとつでもありましたし、どんな役であれ、出演したいと思っていました。
最初から2話目で死ぬという話は聞いていたのですが、台本を読んで、やりがいのある良い役をいただけたと思いました。




――駆除班との初顔合わせはいかがでしたか?

朝日奈 オーディションで一緒だったお二方とはすぐに打ち解けられましたが、望(演:宮原華音さん)とは、僕は人見知りするので、話すきっかけが難しくて……(笑)。
どうしようと悩んでいたのですが、共通の友人がいることがわかってからは、徐々に仲良くなれました。
最初の撮影は準備も含め、約1か月ぐらいでしたが、キャスト・スタッフの皆様と仲良くさせていただき、居心地の良い撮影現場でした。




 特に「味がない」という言葉は印象的でした 

――実際の撮影はいかがでしたか?

朝日奈 <巨匠>と呼ばれる石田監督とご一緒できたのは、光栄でした。

監督からは、愛のある言葉を数多くいただき、特に「味がない」という言葉は印象的でした。
今までどの撮影でも、「味がない」なんて言われたことがなかったので、言葉の意味と真剣に向き合いました。

最初はあまりピンときてませんでしたが、2話の撮影が終わって、完成した映像を見て、こういう演技を求めていらっしゃったのかと理解できました。竜介さん(演:馬場良馬さん)の居場所を特定して、「志藤さん、見つけました」(Episode 2)と僕が言うシーンなのですが、もともとは別のセリフでした。でも監督は、前原としての感情をすごく優先してくれて、「お前自身が思うように言え」とおっしゃっていました。
※ 台本上のセリフは「発信場所特定」。




 アマゾンズの世界に仮面ライダーとして復活できて、さらにその仮面ライダーがめちゃくちゃ強いって……
 こんなに幸せなことないですよね  

――Episode 9 で復活すると聞いたときはいかがでしたか?

朝日奈 復活するという噂は耳には入っていたのですが、極力期待しないようにしていました(笑)。なので、決まったときは、本当に嬉しかったです。

また駆除班の皆さんとご一緒できると思って台本を見たら……まさかの敵で(笑)。しかもご一緒するシーンも少なかったので、寂しかったですね。
心のどこかには必ず駆除班がいたので、駆除班から離れて、さらに敵として戦わなくてはいけないのは、心情が難しかったです。




――台本をお渡ししたときが印象的でした(笑)。

朝日奈 「あれ? 駆除班のところに名前がない!」って。

後ろのページに<元・駆除班>で、さらに<アマゾンシグマ>と書いてあって。変身するって聞いてなかったので、頭の中が真っ白になりました(笑)。「決まってどうだった?」と聞かれることが多いですが、<言葉にならない>感じでした。
仮面ライダー45年の歴史に、名前を刻むことの意味だったり、仮面ライダーを演じる難しさなど、いろいろ悩みました。




――最初にシグマをご覧になったとき、感想はいかがでしたか?

朝日奈 カッコイイな……って(笑)。

アマゾンズの世界に仮面ライダーとして復活できて、さらにその仮面ライダーがめちゃくちゃ強いって……こんなに幸せなことないですよね。同時に、ちゃんと期待に応える演技をしないとという不安もありました。




――荒川真さん(シグマ役)とは、撮影中にどんなお話をされておられましたか?

朝日奈 現場でいろいろご相談させていただきました。
前原のちょっとひねくれた感じを出したくて、「5手で詰む」というセリフにあわせて、実際に指を折って表現していただきました。




 クランクアップしたとき、<終わった>という達成感よりも、<終わっちゃった>という寂しさしかなかったですね。 

――アフレコはいかがでしたか?

朝日奈 想像以上に大変でした。
仮面ライダーという作品の世界観で、攻撃をしたり、受けたりするときに、どんな声を出せばいいのか、これまで意識して観ていなかったので、隣で谷口(賢志)さんが声をあてているのを見て、勉強しました。
反省することは多いですが、そのときにできる最大限を尽くしました。




――作品を通してなにか収穫はありましたか?

朝日奈 台本を深く読み込んで、セリフの意味を考えるようになりました。今までの演技は表面的にしかとらえられてなくて……石田監督の演技指導のなかで、大きく考えが変わったと思います。

この作品が印象的だったのは、現場の居心地が良かったことです。クランクアップしたときに、<終わった>という達成感よりも、<終わっちゃった>という寂しさしかなかったですね。

3話でクランクアップしたときは、駆除班の皆さんで送り出していただき、9〜11話のときも、志藤さん・フクさん・三崎さんお三方が、わざわざ残ってくれてて……。1人での撮影シーンが最後のカットだったので、アップは1人で迎えることになるのかなっと思っていたので、びっくりしました。
花束もいただき、動揺してしまって、ただ一言「ありがとうございました」としか言えなかったです。本当は、もっと気の利いたこと言うべきですよね(笑)。




――石田監督(Episode 1・2)、田﨑監督(Episode 9-11)は、それぞれ印象はいかがでしたか?

朝日奈 撮影の進め方が全然違うので、驚きました。

石田監督はリアル志向で、僕も演技は泥臭くやろうと決めていたので、計算せず人間らしさを追求しようと思っていました。田﨑監督は逆に、緻密な計算で構成されていて、具体的で分かりやすかったです。

対照的ではありましたが、どちらの現場も、今後演技をしていく上で、勉強になることが多かったです。




――印象的なシーンはありますか?

朝日奈 竜介さんを駆除するために向かうバンの中です(Episode 2)。
現場で志藤さんとフクさんのやりとりを聞いていたら、仲間を失う実感がわいてきて、映像には写っていませんが、自然と涙が出てきました。




 支えていただいたキャストの皆さんにお礼を言いたいです 

――キャストの方に一言贈るとしたら、どなたにどんな言葉を送りますか?

朝日奈 支えていただいたキャストの皆さんにお礼を言いたいです。

視聴者の皆さんも期待する第三の仮面ライダーであることは、僕自身が強く感じていたので、不安でいっぱいでした。そんなときに話を聞いてくださったり、アドバイスをいただけて、吹っ切ることができました。
視聴者の目線は気にせず、<僕の目線で仮面ライダーアマゾンシグマを演じ切ろう>と決意できました。

駆除班年上組(志藤、福田、三崎)のお三方には、大変お世話になりました。

志藤さんには、最初から最後まで気にかけていただいてて、「お前は感受性豊かだから、良い監督と仕事をしたら、良い俳優になるよ。たとえ監督が厳しくても、頑張れよ」という言葉をいただいて、泣いてしまいまして……(笑)。
この撮影を通して、キャストの皆さんから4回は泣かされてますね。
僕が自信ないことを見抜いてて、気にかけてくださっていたのだと思います。自信にもなりましたし、救われた気持ちになりました。

フクさんは変わった方で……。<宇宙人>と現場で呼ばれることもあったぐらいで(笑)。
フクさんのおかげで、撮影現場ではずっと笑っていることができました。ムードメーカーでもあり、役者としても芯が一本通った、熱い方なんです。

勝也さんも、フクさんと一緒にふざけながらも、励ましてくださることが多くて……。
シグマでの出演が決まってから、ご飯をご一緒する機会があったときも、暖かく迎えてくださいましたし、そのお二方の安心感に、それまで張っていた緊張の糸が思わず緩んで、泣いてしまっても優しい言葉をかけてくださいました。

他の駆除班メンバーにも感謝しています。
兄貴分として終始僕をリードしてくれた竜介さん。過ごす時間は短かったけど、いろんな話をしてくれたマモル(演:小林亮太さん)。同い年で、撮影以外の休憩時間も気がねなく一緒に過ごせた望。

僕は経験不足で、未熟な部分が多いと自覚してはいるんですけど、そんな僕を見放さず、一緒にいてくれた駆除班に感謝の言葉しかないです。
復活したあとは、衣装がスーツだったので、皆さんには「シグマ先輩」とイジられましたけど、嬉しかったですね。


それから、仁さんにも感謝を伝えたいです。
「変身の仕方に違いをつけたいんです」と相談したところ、「こうしたらもっと面白いよね」と親身になって、いろいろお話をしてくださいました。




 個性豊かな登場人物が数多くいるので、それぞれの表情や感情を深く観察してみるのも楽しいと思います 

――最後に、視聴者の皆さまに向けて『仮面ライダーアマゾンズ』の魅力をお願いします!

朝日奈 プロデューサーの白倉さんが会見で言っていたとおり、牙のある尖った作品になっています。

<生きる>ということを改めて考えさせられる作品で、僕自身も何度も考えました。登場人物に、自身を重ね合わせて、どう<生きる>のかを、視聴者の皆さんも考えていただく良いきっかけになると思います。
13話の中で、個性豊かな登場人物が数多くいるので、それぞれの表情や感情を深く観察してみるのも楽しいと思います。

できれば配信オリジナル版でご覧いただき、余すことなくアマゾンズを楽しんでいただきたいです。主題歌「Armour Zone」のかかるタイミングが、どの話数も絶妙で、カッコイイんです。ぜひ一度、ご覧いただければと思います。


番組公式HP( amazons.jp )ではノーカット版のインタビュー記事を掲載中。こちらは全13話お楽しみ頂いた方向けの内容が含まれております。配信オリジナル版ですでにご覧になった方、インタビューの続きが気になる!という方、是非こちらもご覧ください!!

(文責・坂航太)

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INFORMATION 番組情報

CAST
水澤 悠:仮面ライダーアマゾンオメガ/藤田 富
鷹山 仁:仮面ライダーアマゾンアルファ/谷口賢志
水澤美月/武田玲奈
泉 七羽/東 亜優

志藤 真/俊藤光利
マモル:モグラアマゾン/小林亮太
大滝竜介/馬場良馬
高井 望/宮原華音
前原 淳/朝日奈 寛
三崎一也/勝也
福田耕太/田邊和也

橘 雄悟/神尾 佑
加納省吾/小松利昌
水澤令華/加藤貴子
天条隆顕/藤木 孝

STAFF
原作:石森章太郎

脚本:小林靖子

監督:石田秀範/田﨑竜太/金田 治(ジャパンアクションエンタープライズ)

音楽:蓜島邦明

主題歌:「Armour Zone」歌/小林太郎

アクション監督:田渕景也(Gocoo)

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