2025.02.13
結束、その先へ~侍たちの苦悩と希望~
完成披露舞台挨拶 オフィシャルレポート到着!
完成披露舞台挨拶が2月11日(火・祝)に都内にて開催されました。
ユニホームを着たファンの割れんばかりの拍手と声援を受けて、井端弘和監督と三木慎太郎監督が登壇した。「井端コール」も場内に響き渡る中、驚きの表情を見せた井端監督だったが、「これだけたくさんのお客さんに来ていただいて嬉しいです」と安堵の表情を見せファンの歓声に応えた。
三木監督から映画化の話を聞いた時は、「勝たないといけないし、発言にも気をつけないと」と苦笑交じりに当時を振り返る井端監督だったが、三木監督に撮らせないために敢えて三木監督に話しかけていたという。「『そうですよね、三木さん』と何か発言した後につければカットになるのでよく言ってました」と、会場の笑いを誘った。
メガホンを執った三木監督は映画を作るにあたって、「やっぱり負けを描かないといけないので難しかった」と撮影を振り返りつつ、「でも次に進むために必要だった」と未来を見据えた作品に仕上げた。
三木監督は井端監督について、「選手ととても距離が近いし、アンダーの代表監督も経験している。子どもたちに対しても真摯に接する姿が印象的だった。次世代を想う野球愛がある」と絶賛。井端監督は「アンダーでの代表監督の経験が今に活きている」と語る一方で、「初めて一人で寝る子もいましたね。『寝れないので一緒に寝てください』と言われて一緒に寝ました笑」と子どもたちとの距離の近さを感じる微笑ましいエピソードも飛び出した。
また井端監督は、「自分が任された大会以外も、次の大会やさらにその次の大会ことも見据えた上で若手の選手も見ていきたい」と侍ジャパンの未来にもしっかりと目を向けていた。
映画の見どころを聞かれた三木監督は「アンダー15を経験して代表に選ばれた五十幡亮汰選手(現北海道日本ハムファイターズ)と藤平尚真選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)に注目して欲しい」と期待の若き侍を挙げた。
MCのDJケチャップ氏から次回のWBCのことを聞かれると井端監督は「アメリカ組も考えています。どれだけ来てくれるかですね。少しずつ動き始めてはいますよ」と来年に向けての意気込みを語った。
最後に井端監督から「この映画は侍ジャパンの前編に過ぎません。後編である来年のWBCに期待してください!頑張ります!!」と締めると、場内からは歓声が沸き起こり大盛り上がりの中舞台挨拶が終了した。
2月21日(金)~3月13日(木)
※3週間限定ロードショー予定!!
©World Baseball Softball Confederation