2024.12.18

『奪われた命と未来 ~交通事故被害者・加害者の声~』2025年1月より販売開始!

『奪われた命と未来 ~交通事故被害者・加害者の声~』2025年1月より販売開始! 『奪われた命と未来 ~交通事故被害者・加害者の声~』2025年1月より販売開始!

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教育映像部にて運転者講習用交通安全映像教材の新作『奪われた命と未来 ~交通事故被害者・加害者の声~』を2025年1月より販売開始いたします!

企画内容
 交通事故は依然として多くの命を奪い、家族や関係者に深い傷を残しています。本教材では、交通事故の被害者遺族、後遺症を抱える被害者、そして加害者のインタビューで構成し、それぞれの立場から語られる生の声を通じて、交通事故が人生に及ぼす深刻な影響を伝えます。
 また、なぜその事故が起こったのかのポイントを解説し、二度と痛ましい事故が起きることがないよう、ハンドルを握る者、従業員に運転をさせる運行管理の者など、運転にかかわるすべての人が今一度、安全運転について考えることをめざした映像教材です。

商品・チャプター概要

◆ながら運転 〜亡くなった娘は帰らない~
 タクシーに乗車し帰宅中だった重田玲菜さんは、交差点でトラックに衝突され、命を奪われました。加害側のトラックドライバーは携帯電話を手に持ち、通話しながら運転をしていたのです。一瞬にして未来を奪われた玲菜さんの父 直樹さんが、一件でも事故を減らすために「ながら運転」の危険性と安全運転への願いを伝えます。

◆信号無視 〜生涯続く後遺症の苦しみ~
 信号無視による事故に巻き込まれた大鳥浩二さんは高次脳機能障害を負い、今なお後遺症に苦しめられています。交通事故による後遺症は本人だけでなく家族にも大きな負担を与えます。大鳥さんは「車は危険な鉄の塊」であり、ドライバーはその危険性を理解し、交通ルールを守る責任があると強く訴えます。

◆ずさんな運行管理 〜運転する者・させる者の意識~
 バス事故で複数の教え子を失った尾木直樹さんは、ドライバーはもとより運行管理者や経営者など、運転を支える周囲の環境においても安全最優先の意識徹底の重要性を訴えます。また、尾木さん自身も家族の助言によって免許を返納しました。命の重さを理解し、運転する者、させる者、すべての人が安全運転の責任を自覚する必要があると語ります。

◆スピード違反 ~交通事故加害者の悔恨~
 速度超過によって交通事故を起こした加害者が、事故に対する後悔や被害者への罪の意識、そして再発防止のための想いを語ります。また、受刑者の手記を通じて警察官が交通事故の根絶をめざす取り組みを紹介し、ドライバー自身の油断や慢心によって「いつでも自分が加害者になり得る」という警笛を鳴らします。


◆映像特典[事故の全国的な傾向 〜そして交通事故を起こさないために~]
 日々、交通安全に取り組む警察官による、交通事故の全国的な概況や『飲酒運転』『あおり運転』『信号無視』『スピード違反』といった危険で悪質な違反運転の傾向とその解説です。



 この教材を通じてドライバーやその家族、職場の人々が交通安全に対する意識を新たにし、一件でも多くの交通事故が減ることを願っています。

2025年1月6日(月) 発売