2026.10.13
東映×タイ・13 Studioの国際共同製作 『首吊り気球』(原作:伊藤潤二)がタイで映画化へ
東映株式会社(以下、東映)は、 タイのThirteen Studio Co., Ltd. (以下、13 Studio)とタイ語による長編映画『首吊り気球』(原作:伊藤潤二)の共同開発契約を締結したことをお知らせいたします。
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タウィーワット・ワンター監督 |
©ジェイアイ/朝日新聞出版 |
本作は、米国の権威ある漫画賞「アイズナー賞」を複数回受賞するなど国内外で高い評価を受けるホラー漫画家・伊藤潤二(代表作:『富江』『うずまき』等)が、1994年に『月刊ハロウィン』(朝日ソノラマ)にて発表した短編ホラー漫画『首吊り気球』を原作としています。自分と同じ顔の巨大な気球が突如として空に現れ、首から垂れ下がる縄で本人の命を狙うという不条理な恐怖を描いた同作は、2000年に映画化、2023年にNetflix配信シリーズ「伊藤潤二『マニアック』」にてアニメ化されました。
監督は、2024年のタイ映画年間興行収入第1位及び、タイ映画史上歴代2位を記録した大ヒット作『Death Whisperer 2』を手掛けたタウィーワット・ワンター(Taweewat Wantha)が務めます。
東映とともに共同開発を手がける13 Studioは、近年より大規模なタイ発のジャンル映画製作を推進してきた新鋭のプロダクションです。近年の同国において数々のヒット作を手掛け、同社史上最大規模の製作費を投じたタウィーワット監督のアクション・ホラー映画『Dawn of Soengsang』の公開が控えています。『首吊り気球』はタウィーワット監督と13 Studio にとって、これまで取り組んできた野心的なジャンル映画制作の方向性をさらに発展させ、国際的に知られた日本のホラー漫画を、タイ映画の視点から新たに捉えるプロジェクトとなります。
本プロジェクトは、物語の舞台をタイへと移し、原作が持つ不気味な世界観を尊重しながら新たな解釈のもとで映像化を行います。東映が培ってきた映画製作およびIP展開のノウハウと、タイにおけるジャンル映画の開発に注力してきた13 Studioが持つ同国の文化や観客に根差したクリエイティブの知見を融合し、日本を代表するホラーIPを世界に向けて発信する国際共同プロジェクトとして展開してまいります。 キャスティング、製作および公開スケジュール、海外配給などの詳細は続報をお待ちください。
東映株式会社 国際企画戦略部 企画室長 髙田志織より
この唯一無二の作品を映像化するにあたり、現在のタイ映画界においてホラージャンルを牽引するタウィーワット・ワンター監督、および13 Studioとパートナーシップを結べたことを大変嬉しく思います。
彼らの鋭い感性と伊藤氏の卓越した想像力が融合することで、タイのみならずアジア中の観客に驚きをもたらす、これまでにない映画体験が生まれると確信しています。この共同プロジェクトを通じて、新たな次元の恐怖を世界へとお届けいたします。
監督:タウィーワット・ワンター (13 Studio CEO) 氏より
ついにその機会が現実のものとなった今、ファンの方々が愛する原作の恐怖や世界観を大切にしながらも、物語をより深く掘り下げ、私たち独自の視点から作品の新たな魅力を引き出したいと考えています。私にとってこの作品は、映画監督として心から情熱を注ぐ特別なプロジェクトです。
タイ語の「幽霊(ผี)」に見立てた「13」をスタジオ名に掲げる、タイの映像プロダクション。ホラーやスリラー領域における「独自性(Uniqueness)」の追求を掲げ、同国でのホラー映画制作体制の強化に取り組んでいる。近年では、大規模なVFX技術を駆使した映画『Dawn of Soengsang』の劇場公開を控えるなど、同ジャンルにおいて新たな映像表現に挑戦し続けている。