2024.07.10
『第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭』 企画ピッチングプログラム「NAFF It Project」 にてTAICCA AWARDを受賞!
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7月9日、韓国で開催のアジア最大級のジャンル映画祭『第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭』(開催期間:2024年7月4日~7月14日)における映画マーケット『BIFAN+』の各賞表彰式が開催され、国際共同製作や資金調達を目的とする企画ピッチングプログラム「NAFF It Project」で、当社の
髙橋直也プロデューサーと吉田大八監督による『BAIT』がTAICCA AWARDを受賞
しました。
「NAFF It Project」とは
世界から招待された出資者や映画祭プログラマーのほか、プラットフォーマー、配給会社、プロデューサーなどに向けた国際共同製作および資金調達のための企画ピッチングプログラムです。
今年は日本、韓国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、バングラディッシュ、ネパール、などアジア各国をはじめアメリカやカナダ、オランダ、ベルギー、イタリアから合作含む17カ国23組のピッチングが行われ、日本からは3組が参加しました。
「TAICCA AWARD」とは
台湾のコンテンツ産業のグローバル展開を促進する独立行政法人・TAICCA(台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシー)が提供する賞で、1万ドルの賞金を獲得しました。
『BAIT』作品概要
港区でグルメインフルエンサーとして活躍していた女性が、とあるきっかけで北海道のヤクザが支配する密漁グループに巻き込まれる。そこで、彼女は自身の隠れた潜水の才能を開花させ、裏社会で成り上がっていくクライムサスペンス。
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当社は2022年に中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE 2033」を発表しており、今後の成長ドライバーを海外展開と位置付けております。そのための人材育成として、映像産業振興機構(VIPO)と国際共同製作に向けたプロデューサートレーニングを独自に行いました。
そのトレーニングを経て、髙橋プロデューサーは今回「NAFF It Project」に挑戦し、見事受賞することができました。
今後とも、本作のみならず実写・特撮またアニメの国際共同製作をはじめとした海外展開を行うべく様々な取り組みを行ってまいります。
髙橋直也プロデューサー コメント
今回、日本に対してアニメだけでなく、実写映画の海外進出を期待している国が予想以上に多かったことに驚きました。
映画祭に参加して一番良かったのは、各国のプロデューサーやバイヤーと本音ベースで話せたことです。表に出ていないリアルな内情や投資基準、市場の肌感について知ることができました。また、日々変化する各国の助成金制度や誘致制度を整理できた点も非常に有益でした。
今後、このようなネットワークを積み上げることで、より魅力的で国際競争力のある作品を生み出す近道になると感じています。