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小日向文世が《厄介だけど憎めない名刑事》を演じるミステリー第2弾!
ドラマスペシャル『欠点だらけの刑事』
9月22日(水)よる8時放送

DATA
2021.09.21

ドラマスペシャル『欠点だらけの刑事』を、2021年9月22日(水)よる8時よりテレビ朝日系にて放送いたします。

テレビ朝日公式ページ

「実際の僕とは全然違います(笑)
でももしかしてこういう人!?と思ってくれたら本望!」

小日向文世=欠点だらけ!?
でも、どこか憎めなくて愛らしい!!
“超変わり者”刑事が謎に挑む
新ジャンルミステリー第2弾!
工藤阿須加との凸凹コンビ誕生!!


 潔癖にして神経質、こだわりが強くて人間嫌い、トラウマだらけで臆病者、自分の興味がないことにはまったくの無関心…そんな《欠点》ばかりの主人公・百野冬美男(ひゃくの・ふみお)が帰って来る――!

この『欠点だらけの刑事』は、話題作に引っ張りだこの名バイプレーヤー・小日向文世が、《世間の常識から見るとマイナスだらけの不器用な刑事》を演じるスペシャルドラマ。2018年2月に第1弾を放送したところ、百野が弱点を生かした独特な観察眼で事件の核心を見抜いていくさまが大反響! 《欠点称賛ミステリー》ともいうべき、新ジャンルを開拓しました。
「どうしようもない不器用さが人間くさくて魅力的」「偏屈な百野刑事がなぜか忘れられない!」――そんな声にお応えして、唯一無二のミステリーが約3年ぶりに復活します。
工藤阿須加演じる新人刑事が加入! 思わず笑っちゃう凸凹コンビ誕生!!
第2弾となる本作で百野が挑むのは、人気収納家・長谷川凛子(原沙知絵)の自宅から見知らぬ男の遺体が見つかった事件。凛子の留守中、空き巣に入った2人組が仲間割れの果てに殺人を引き起こしたものと思われましたが、細かいところが気になって仕方がない百野は現場のあちこちに疑問を抱いてしまい…というストーリーです。
また、これまでのパートナーだった万城目千鶴(森口瑤子)が刑事課長に昇進したため、今回、百野は新たに“令和感”満載の体育会系新人刑事・一ノ瀬貴一(工藤阿須加)と、コンビを組むことに…! 《偏屈なのに愛らしい超変わり者刑事》と、これまた《別の意味でマイペースな新人刑事》という凸凹コンビのやりとりはちぐはぐ極まりなく、思わず笑みがこぼれてしまうことは間違いありません。
やがて、百野は真相究明のため自らのトラウマをどうしても克服せざるをえない極限状況に追い込まれます。はたして百野はトラウマを乗り越え、真犯人を暴くことができるのか!? 事件解決に向けて奮闘する《欠点男》の姿は滑稽だけど愛らしく…必ずや見た人の胸を打つことでしょう。
《ありそうでいないキャラ》にリアリティーを与えるべく、膨大なセリフと格闘!
約3年ぶりに百野役に挑んだ小日向は、「こういうキャラクターはありそうでないですから、とにかくリアリティーを持たせることに力を入れました。“小日向さんってもしかしてこういう人?”なんて思わせることができたら本望ですね。実際の僕とは全然違いますけど…(笑)」と、第1弾に引き続き、徹底的に《変わり者キャラ》を作り込んだことを告白!
また、「前作よりセリフが多かったので、そこは大変でした。百野は言葉が口からパーッとよどみなく出るタイプなので…(笑)。しかも、監督がとにかくにぎやかな人で…。ずーっと大声で喋りまくるもんだからセリフ覚えに集中できなくて、“集中させてくれ!”って思ってました(笑)」と、前作からさらに増量された百野のセリフと格闘した秘話も明かしました。
工藤阿須加とは現在、木曜ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜 午後9:00~9:54)で共演中ですが、がっつりコンビを組んだ本作では会話を交わす場面も多く、「撮影の待ち時間にいろいろな話をしましたが、楽しかったですね。まさかお父さん(=福岡ソフトバンクホークス・工藤公康監督)のしつけがあんなにも厳しいとは! よくぞねじ曲がらず、素直な青年に育ったなと感心しました(笑)」と、工藤のさわやかでひたむきな人柄を絶賛していました。
さらに、小日向は「刑事ドラマにはなかなかいない変わったキャラクターなので、ほかにはないミステリードラマを楽しんでほしいですね。」と、本作のユニークさを猛アピール! 小日向の言葉どおり、『欠点だらけの刑事』は、《欠点》という視点から謎に迫る展開が新鮮なミステリーです。第1弾を見た方も、初めて本作に触れる方も、偏屈だけど憎めない男・百野にきっと魅了されてしまうはず。ぜひ、9月22日(水)の放送をお見逃しなく!

あらすじ

 百野冬美男(小日向文世)は神経質で臆病者、トラウマだらけ…と不器用で“欠点”ばかりの男だが、刑事としては至極優秀。これまでペアを組んでいた万城目千鶴(森口瑤子)が刑事課長に昇進したため、新たに新人刑事・一ノ瀬貴一(工藤阿須加)と捜査に当たるよう命じられるが、もともと他人と行動を共にするのが苦手な百野にとっては苦痛でしかない…。
そんなある日、今、大人気の収納家・長谷川凛子(原沙知絵)の自宅兼仕事場で空き巣事件が発生。室内はひどく荒らされていたが、臨場した百野は細かすぎる性格ゆえ、床下収納のふたが逆に閉まっていることが気になってしまう。我慢できず直そうとすると――なんと膝を曲げて収納されている男の遺体を発見、現場は騒然となる。
その直後、仕事で外出していた凛子が帰宅し、遺体の男には面識がないと証言。金品を盗まれていること、現場から2人分の男の下足痕が見つかっていることから、2人組の空き巣犯が仲間割れの果てに殺人を引き起こし、床下に遺体を隠して逃走したものと考えられた。
だが、現場のあちこちに気になるところを見つけた百野は、空き巣は偽装ではないかという疑いを抱き、独自の捜査を開始。その後、何を考えたのか、百野は独身寮に引っ越したばかりの自身の部屋の収納を凛子に依頼するのだが…!?

キャスト

百野冬美男 ……… 小日向文世
南葉署刑事。他人にルーティーンを乱されたり、パーソナルスペースに侵入されたりすることを心底嫌がるのに、自分はズバズバと思ったことを口にして相手をカチンとさせてしまう、人付き合いの才能ゼロな男。説明すればするほど嫌な人物のようだが、実際は不器用ながら必死に生きている、愛すべき男。以前は元妻・紗代が現夫・岳太郎と営む居酒屋の2階に住んでいたが、最近、独身寮に引っ越した。

一ノ瀬貴一 ……… 工藤阿須加
百野とコンビを組むことになった新人刑事。パーソナルスペースをきっちり守ってほしい百野とは正反対で、どちらかというと相手との距離が近い、人懐っこい体育会系キャラクター。
よくしゃべり、よく食べ、よく眠る。悪くいえば単純で、よくいえば太陽のような明るさを持つ青年。

九十九健作 ……… 林家正蔵
南葉署の副署長。以前は百野の部下だった。百野のこだわりと奇行にあきれることも多いが、彼のおかげで出世できたこともあり、百野の才能に理解を示している。

橋本紗代 ……… 西尾まり
百野の元妻。再婚して夫・岳太郎と居酒屋を営んでいたが、店をたたんで警察官の独身寮の寮母として働いている。百野の欠点は熟知しており、ひたすら面倒な男だと思っているが、姿を見ないと心配になったりもする。

橋本岳太郎 ……… 大谷亮介
百野の元妻・紗代の再婚相手で、百野とは幼なじみ。現在は警察官向け独身寮で料理長を務めている。妻の元夫という事情はさておいて、百野のことを一周まわってかわいそうな男だと思っており、何かと気にかけている。

万城目千鶴 ……… 森口瑤子
南葉署の刑事課長。第1弾では百野とペアを組んでいた。大雑把で肝っ玉母さん的な性格で、細かいところにこだわる百野に辟易していたが、百野の手柄で出世することができた。百野とコンビを組む一ノ瀬に同情し、元パートナーの“取り扱い”について伝授する。

長谷川凛子 ……… 原 沙知絵
メディアで大人気の収納家。思い出に縛られるなんてナンセンス、不用品は潔く捨てるべきというセオリーを提唱している。キャッチフレーズは「収納すっきりで、あなたの人生すーいすい」。

亀田亜希恵 ……… 安藤玉恵
凛子のライバルの収納家。凛子とは“真逆”の理念を持ち、モノを無理に捨てる必要はないと主張。思い出とともに生きる収納を目指している。

スタッフ

【脚本】櫻井 剛
【監督】近藤一彦
【ゼネラルプロデューサー】関 拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】都築 歩(テレビ朝日) 榎本美華(東映)
【制作】テレビ朝日 東映

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