土曜ワイド劇場『おみやさんスペシャル2』10月15日(土)放送
- 2016.09.30

土曜ワイド劇場『おみやさんスペシャル2』を、10月15日(土) よる9時よりテレビ朝日系にて放送いたします。
人気ミステリー『おみやさん』最新作!!
折り紙のバラ、そして京都の風物詩“五山の送り火”が結びつける
過去と現在の事件とは…!?
渡瀬恒彦×貫地谷しほりの名コンビが難事件に挑む!
あらすじ
過去の捜査資料から事件を紐解く窓際警察官“おみやさん”こと鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)が、刑事企画課資料係の係長として京都府警本部に異動してきて、半年――。膨大な過去の捜査資料と共に、いまだ捜査一課の小会議室に間借りしている。
京都市内の神社で男性の刺殺体が発見され、神尾ちず(貫地谷しほり)ら捜査一課の刑事たちが捜査を開始した。現場からは細かく破られた紙片が見つかり、そのうちの1枚に『蛇』という文字が記されていた。犯人が現場でメモを破り捨てたのだろうか…!?
まもなく被害者は、詐欺グループの番頭格、三木秀介(阿部丈二)と判明。調べたところ、三木は最近、高校生の少年・新垣隼人(前田旺志郎)をグループに引き入れていたことがわかった。また、破り捨てられたメモの一片が新たに見つかり、そこには『破滅』の2文字が記されていた。三木には『スネーク』の異名があったことから、『蛇』を『破滅』させろ、つまり三木殺害を命じた、詐欺グループトップからの指令メモと考えられた。
そんな中、鳥居はちずが捜査から持ち帰ったあるものに目を留める。それは、隼人の母・さやか(加藤貴子)が折り紙で作ったバラの花だった。それを見た鳥居は12年前、京都市内で起きた資産家殺人事件を思い出す。その未解決事件の凶器発見現場からも、よく似たバラの折り紙が見つかっていたのだ…。
さらにメモの紙片を分析した結果、ある大学のオリジナルノート用紙だと判明。3年前、その大学の学生が詐欺グループに加担した事件を思い出した鳥居は、逮捕された学生が所属していた哲学科の教授・朝比奈拓郎(佐野史郎)を訪ねる。朝比奈は何を聞かれても「知らない」と答えるだけだったが、鳥居は朝比奈のデスクに折り紙のバラが飾られていたのを見逃さなかった…。
その頃、捜査一課の刑事たちは、三木が死の直前に連絡を取った男を訪ねていた。その男、真壁礼司(神尾佑)は三木の不良時代の先輩で、現在は実業家として成功を遂げていた。刑事たちは真壁こそが三木殺害を命じた詐欺グループのトップではと疑うが、彼は余裕の笑みで事件への関与を否定した上、「ここから大文字の送り火がよく見えるんですよ」と、意味深に五山の送り火の一つを眺めるのだった。
捜査が難航する中、思いがけない事態が起きる。なんとインターネットの掲示板に、『まもなく二匹目の蛇が破滅する』と、第二の犯行予告が書き込まれたのだ! はたして鳥居たちは第二の事件を防ぐことができるのか…!? そして折り紙のバラに秘められた意味、『蛇』と『破滅』が示す真のメッセージとは…!? 京都の夏の風物詩『五山の送り火』が、バラバラに見えた事件を一つに結んでいく!
キャスト
鳥居勘三郎・・・・・・ 渡瀬恒彦
神尾ちず・・・・・・・・・貫地谷しほり
朝比奈拓郎・・・・・・ 佐野史郎
すず・・・・・・・・・・・・ 鷲尾真知子
堀内洋介・・・・・・・・・長谷川朝晴
柳原長太郎・・・・・・ 菅原大吉
新垣さやか・・・・・・ 加藤貴子
真壁礼司・・・・・・・・・神尾 佑
田村翔一・・・・・・・・・三浦涼介
中江美也子・・・・・・ 黒川芽以
ほか
スタッフ
【原 作】石 ノ森章太郎
【脚 本】岩下悠子
【音 楽】大島ミチル
【監 督】和泉聖治
【チーフプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、榎本美華(東映)、丸山真哉(東映)
【制 作】テレビ朝日、東映