このたび中国で製作された『百円の恋』のリメイク作品のタイトルは、『热辣滚烫』（英語タイトル：『YOLO』＝You only live once.）。東映および東映ビデオが中国サイドよりオファーを受け実現に至りました。

　作品開発にはオリジナル作品の脚本：足立紳、監督：武正晴、プロデューサー：佐藤現が監修を行い、中国を代表するコメディエンヌである女優ジャー・リン(JIA Ling)が主演を務め、彼女自身が監督も務めています。なお、同じくジャー・リンが主演及び監督を務めた前作『こんにちは、私のお母さん（你好、李煥英/Hi，Mom）』(2021年公開)の興行収入は54億1300万元（約900億円）で、中国映画市場における興行収入歴代3位を記録しています。

　2月10日（土）に中国国内の劇場で公開され、中国全土での興行収入は12日までに11億8700万元（約237億円）、観客動員は2517万人となっており、例年消費が活発となる春節期（旧正月/2月10〜17日）のナンバーワン作品に躍り出ています！

　なお、過去に中国でリメイクされた日本映画の最高興収は『ザ・マジックアワー』（興行収入26.27億元：約533.8億円）次いで『鍵泥棒のメソッド』（興行収入7.62億元：約130億円）となりますが、本作は女性ボクサーを演じるジャー・リンの熱演が支持を集め、中国全土で旋風を巻き起こしており、これまでの記録を超える興行収入が期待されます。

※『热辣滚烫』の日本での公開は未定です。

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