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主演・阿部 寛×原作・東野圭吾×監督・吉田照幸!映画『疾風ロンド』11月26日(土)公開決定!人質は全日本国民!頼みの綱は頼りない中年男!?

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2016.04.13

主演・阿部 寛×原作・東野圭吾×監督・吉田照幸でお贈りする映画『疾風ロンド』が11月26日(土)より全国公開されることになりました!日本が誇る稀代の才能が勢揃いする本作は、息をもつかせぬスピード感と目を離すことができないサスペンス感、そして誰もが楽しめるエンタメが見事に融合し、今まで観たことのないエンターテインメント作品となること間違いなし!公開に向けてすでに今年2月24日にクランクインし、4月中旬にクランクアップ予定です。ご期待ください!

映画公式サイト

東野圭吾による100万部突破の大人気小説が待望の映画化!

本作の原作は、多くのベストセラー小説を世に送り出すとともに第134回直木賞を始めとする数多くの賞を受賞するなど、日本を代表する人気作家の1人である東野圭吾の大人気小説「疾風ロンド」。2013年11月に「より多くの人たちに読んでもらいたい」という想いから、同氏17年ぶりの文庫描き下ろしとして出版(実業之日本社文庫)され、その願いが届いて100万部を超える売り上げを記録、各ランキングを席巻する大ヒットとなった人気小説であり、多くのファンが映画化を待望していた作品です。

東野圭吾コメント

執筆中から、映像化されるといいなと思っていました。でもおそらく無理だろうと諦めていました。撮影が困難だということは、素人でもわかるからです。それだけに今回の映画化には驚きました。あのとんでもないシーンが、あの愉快なキャラクターたちが、どんなふうに描かれているのか、今からとても楽しみです。

また、原作のモデルになった野沢温泉スキー場で撮影できたということ自体が、とにかく大変嬉しいです。頭の中で描いたシーンが、そのまま目の前で展開されるのを見て、感無量でした。地元の方々にも喜んでいただけているようで、よかったです。今年は記録的な少雪でしたが、さすがは広大さを誇るスキー場だけに、素晴らしいシーンをいくつも撮れたと聞き、安心しました。

撮影現場ではごく一部のシーンを拝見させていただいただけですが、緊張感が溢れる中、少しでも良いものにしようという努力をしておられることが、伝わってきました。阿部 寛さんはじめ、素晴らしい役者さんたちに恵まれ、幸福な作品だと改めて思います。自然を相手にした撮影で、いろいろと大変だったに違いなく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

阿部 寛が演じる主人公は“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイてない”研究員!?

本作の主演を務めるのは俳優・阿部 寛。映画『テルマエ・ロマエ』(12年)で第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、昨今も平均視聴率18.6%を記録した人気ドラマ「下町ロケット」(15年TBS)に主演するなど、数々の大ヒット作に出演。他に類を見ない抜群の演技力で様々なキャラクターを演じ分け、稀代の名優として存在感をみせています。また、阿部は同じく東野圭吾原作である「新参者」(10年~TBS)、さらに『麒麟の翼~劇場版・新参者~』(11年)で、主人公の刑事・加賀恭一郎を熱演しています。

そんな阿部が今回挑戦するのは、大学の医科学研究所に勤めるも、仕事はいま一つ、さらに家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩む研究員・栗林和幸。そんな彼はなぜか超危険生物兵器の行方を、僅かな手がかりで探し出さなければならないという使命を背負わされてしまいます。これまでの阿部が演じてきたキャラクターとは一味違う“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイテない”男を魅力たっぷりに熱演しています!

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阿部 寛コメント

凄くスピード感のある台本だと思いました。東野さんの原作なのですが、いい意味のドタバタ感があり、スキー場を舞台にしたアクションもたくさんある。その東野さんの原作を「サラリーマンNEO」などを手掛けた鬼才の吉田監督が、どうやって作品を仕上げていくのかという期待があります。だからこそ、この作品を引き受けました。原作とはまた違う、キャラクターを演じる役者たちが持つ独特の雰囲気。それぞれの世界観みたいな物が撮影現場で上手く融合していると思います。監督もしっかりそれを活かしている。だから、それが全部合わさった時にどういう面白い作品が出来上がるか、とても楽しみです。

スキ-での滑走シーンについて

記憶が定かではありませんが、大学生ぐらいぶりにスキーをしたと思います。今回演じている栗林の役とほぼ同じですね。ただ、ほとんど忘れているだろうなと思っていたのですが、体は覚えていました。自転車に乗る感覚に近いんですかね。でも、もちろんそんなに上手くはないです。でもその分、栗林が滑るシーンでは、凄くリアルで下手な演技になったと思います。

役作りで意識した点

色々な事件が周りで起きて、それらに振り回されながら話が展開していきます。栗林はある種の受け手なので、その中でどんな面白いことができるかを監督と相談しながら演じています。最近、あまり演じていないような、ちょっとドタバタとしたキャラクターです。とはいえ、コメディ的な演技などやり過ぎないように考えながら、やりすぎることも計算して演じています。

吉田監督の演出について

「サラ―リマンNEO」を観たときは、監督ってキレキレの演出をなさる人なんだろうなと思っていました。でも、意外と優しくて、そばに寄り添って演出してくださる。なので、色々な相談をさせて頂いています。

監督はこれまでもそうして作品を作ってらっしゃったと思うので、今回もきっと良い作品になるだろうなと信じています。

「サラリーマンNEO」「あまちゃん」を手がけた吉田照幸監督が見事に映画に昇華!

本作のメガホンを取るのは、吉田照幸監督。NHKで放送され、それまでの同局のイメージを覆し話題となった「サラリーマンNEO」(04年~NHK)や、「じぇ!じぇ!じぇ!」という言葉と共に日本中をブームに巻き込み、異例の高視聴率を記録したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)の演出を担当。登場人物たちの高いキャラクター性の構築や、どこかシュールであるがクスりとさせるようなセンスフルな笑い、そしてそれらを異質なものに見せない高い演出力に高い評価を得ています。

本作でも、その卓越したセンス、演出力を十二分に発揮。息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画として昇華。観客をその世界観へ引き込みます!

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吉田照幸監督コメント

東野さんの原作は、ほぼ読んでます。色々な作風のものがあるので、やりたいなと思っていたところにお話をいただき、すごく嬉しかったです。

(本作は)軽いですよね、パウダースノーのように(笑)。軽快でスピード感があります。ダニー・ボイル監督などもそうだと思いますが、シリアスなものが軽快な感じでコメディ色で描かれる。本来はアクションとサスペンスとコメディは結構近いところにあると思うんです。東野さんもユーモアが根底には流れている方だと思いますので、今まではミステリーを追うことによって削られていた部分を、今回何とか表現したいです。

主演・阿部 寛について

やはり際立って個性が出るな、と思いました。なぜか目が行くんです。スターだと思いました。これまでの自分の作品は集団劇みたいなことが多く、完全に主役の方が1人立つ事はあまりありませんでした。阿部さんは、1人で立つというパワーがある方だなと、最初率直にそう思いました。主役として、映画全体を背負っていらっしゃるというのはこういう事なのか、と。あとは、一緒にコラボレーションして、話し合ってやっていくことを求められている方なので、そういう点は自分自身が勉強になりました。キチンと話し合いながら、撮影できることが楽しかったです。

阿部さんのスキーの腕前は、まさに原作通りでした。本当に大学時代にやられていたという程度で…スキー板を履くのも何十年ぶりだったと聞きました。(スキーのシーンは)結構、ご自身で演じられてます。上手い人が下手にやるのは、なかなか難しいんです。阿部さんご本人に、子どもに接触しそうなシーン等も演じていただきました。その日は阿部さんの初日の撮影だったのですが、猛吹雪で何度も転ばれてました。僕もOKと言うんですが、モニターが吹雪で良く見えないんです(笑)。そんな状態でした。演技なのか本当に分からない位リアルでした(笑)。スキー場では「エベレストより寒かった。」と言われました(笑)。

見どころの1つであるスキーのシーンについて

スキーが上手いカメラマンから、最初の打合せで「スキーの格好良い映像というのは巷に溢れてるから、何か撮影方法に対するアイディアがあった方が良いんじゃないですか?」と急に質問されました。まったくノープランでしたが、その時に「YouTubeなどで最近GoProで撮影された映像が沢山アップされていて、GoProの映像はスキーをやらなくても結構見てしまうな」と思ったんです。スキーヤーの目線ってこんな感じなんだ、と。カメラマンも何かに反応したようで、やってみようという話になりました。その為、アクションなども切り取り方じゃなく、一連で撮影しました。スキー技術を持っている地元の方々がGoProを持って撮るという、そういう映像なんです。もはやカメラマンじゃないんです(笑)。カメラマンはただ人を押してただけで、横で見てました(笑)。もちろんカメラマンが撮ってる映像もあります。ただ、スキーのシーンでは地元の方が撮った映像がメインになってるので、ある種今までの映画のスキー映像とは違うのではないかと思っています。

映画『疾風ロンド』11月26日(土)公開!

阿部 寛は本作について「撮影の途中なのでまだ判りませんが、爽快なアクションコメディが撮れているんじゃないかなと僕も期待していますので、楽しみに待っていてください」とコメント。原作者の東野圭吾も「小説を読んだ多くの方が、“これを映像で見てみたい”と思ったのではないでしょうか。その夢が叶う時がきました。関係者の一人によれば、例の雪上チャンバラシーンは、“世界にも通用するレベルの迫力”だとか。目にできる日を楽しみに待ちましょう」と期待を寄せています。映画『疾風ロンド』は11月26日(土)公開です!ご期待ください!

映画公式サイトはこちら!

http://www.shippu-rondo-movie.jp

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