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深作欣二監督・菅原文太主演『仁義なき戦い』デジタルリマスター版が第68回カンヌ国際映画祭にて上映決定!

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2015.04.30

深作欣二監督・菅原文太主演の映画『仁義なき戦い』(1973年公開)のデジタルリマスター版が、フランス・カンヌ市で2015年5月13日(水)(現地時間)から24日(日)まで開催される第68回カンヌ国際映画祭のカンヌクラシック部門で上映されることになりました!

第68回カンヌ国際映画祭公式サイト

「カンヌクラシック部門」はカンヌ国際映画祭の正式部門の1つで、過去の名作映画の再発見や、修復された偉大な作品の紹介などを目的として2004年に設立されました。

当部門に東映作品が選出されたのは、本作が初めてです。

 

日本暴力団抗争史上、最も多くの血を流した“広島やくざ戦争”の渦中にいた元・美能組々長・美能幸三の獄中での手記をもとに、作家・飯干晃一が描いた実録ノンフィクションを映画化した本作。

昭和22年、敗戦直後の広島県呉市を舞台に、背信、復讐、憎悪や欲望が渦巻く組織の中、やくざの垢にどっぷり浸かった主人公・広能昌三はじめ若い組員たちの苦悩や悲しみ、怒りを描きながら、実際に起こった抗争事件を生々しく再現しています。

深作欣二監督のバイオレンスの美学、主演・菅原文太をはじめ個性派俳優らの血気盛んな演技が衝撃を与えた本作は、1973年の公開後現在まで長く愛され、日本映画の金字塔となりました。

昨年11月に惜しまれつつこの世を去った文太兄ぃの代表作が、フランス・カンヌで甦ります。

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