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映画『真夜中の五分前』第27回早稲田映画まつり 特別イベント<課外授業・国境を越える五分前>レポート!

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2014.12.21

12月20日(土)早稲田大学で行われた第27回早稲田映画まつりにおいて、映画『真夜中の五分前』特別イベント<課外授業・国境を越える五分前>が開催され、主演の三浦春馬と監督の行定 勲がトークショーに登壇しました。

「早稲田映画まつり」とは、早稲田大学の映画サークルに所属している学生によって運営されるオープンコンペ式の学生自主映画祭。当日、詰めかけた学生たちの前に登場した三浦と行定は、日本と中国による共同プロジェクトを成功させたその苦労や、今後の日本映画の可能性、中国語での演技や撮影時のエピソードなどを約1時間にわたって熱く語りました。

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監督の行定 勲(写真左)と主演の三浦春馬(写真右)

コメント

三浦春馬(リョウ 役)

常に自分が踏み入れていないフィールドやステージを目指してやっていたいという気持ちがあり、さらに行定(勲)監督と一緒に仕事ができる喜びもありました。また、台本を読んでみると明快なストーリーではなく、深層部を考えて繊細に描いていて、新たに表現できることがあるんじゃないかなと思い、わくわくしました。そこを感じ取っていただいて、皆さんの中で広げていただけたら嬉しいです。

今回の撮影では、全てが初めてのことばかりで、現場でも言葉が通じないスタッフやキャストがいる中で、僕のつたない中国語とたまに英語でお話ししていました。印象的な出来事は、NGが出た際に監督がなぜNGなのか言ってくれなかったことです。「自分で考えろ」ということだと解釈し、自問自答して良い方向に持っていけました。文化や言語が違う中で難しい面も多々ありましたが、最後は監督の「俺たちがやるしかないんだ!」というこの作品に対する熱意に突き動かされて、僕もがむしゃらについていきました。

ついに来週公開になります。ゆっくりとした時間が流れている映画になっています。忙しい日々から抜け出して、映画館でゆっくり自分の時間を満喫して下さい。愛にはどういう形があるのか、自分の中の愛について考えていただける作品になっています。

行定 勲(監督)

この場所(大隈講堂)でこの作品を上映すると、ロケ地である上海の雰囲気と似ていて特別な感じがするとスタッフとも話していました。映画館とは違った空気で観ていただけたのではないかと思います。

今の日本映画のラブストーリーとこの作品は、スピードがちょっと違います。世界中がスピーディーで明快な映画が求めている中、僕はそういう選択をしなかったんです。最終的に日本のプロデューサーと一緒に考えて、アジア映画にしようということになりました。今の時代に中国と一緒に映画を作るのは危険が伴うと周りにも言われていましたが、上海のプロデューサーは「やりましょう!」と言ってくれました。本当の世の中というものを知る術に近づけたと思いましたね。実際に中国で撮影したら、本当に大変でしたけど…(笑)。

僕は、こういう映画があってもいいんじゃないかと思ってこの作品を作りました。ラブストーリーですが、ミステリーの要素もあり、ラストの判断は観客に委ねている映画です。寒い冬の日、映画を観たあとコーヒーでも飲みながら語っていただける映画になっています。

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最後に三浦は北京語で、

「大家好(ダージャーハオ)。『深夜前的五分鐘』(シンイエチェンダウーフェンツァン)請看(チンカン)請多関照(チンドゥオグァンジャオ)。」

(日本語)「『真夜中の五分前』をぜひ観てください。よろしくお願いします」

と流暢に挨拶し、会場からの拍手喝采を浴びました。

 

映画『真夜中の五分前』はいよいよ12月27日(土)全国公開となります。

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