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S-IST Stage 舞台「ひりひりとひとり」公演中止についてのお知らせ

DATA
2020.05.22

平素よりS-IST Stage「ひりひりとひとり」を応援していただき誠にありがとうございます。

舞台を心待ちにしてくださっているお客様のため、出来る限り上演できるよう努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況等を鑑み、協議を重ねた結果、公演準備を進めることが困難と判断し、2020年6月11日(木)から21日(日)までよみうり大手町ホールにて上演を予定しておりました全15公演を中止させていただくこととなりました。公演を楽しみにしてくださっていた皆様には、ご迷惑をお掛けいたしますこと心よりお詫び申し上げます。

e+(イープラス)にて先日、実施しておりましたオフィシャル先行にお申込みのお客様につきましては、全てを「落選」とさせていただき、チケットの支払いは発生いたしません。オフィシャル先行に多数の申込、誠にありがとうございました。

現状、時期は未定ではありますが、改めて本作品をいつか皆様にお届けできるように努力してまいります。

お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、皆様のご理解を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。


2020年5月22日
東映株式会社





なお、公演に向けて準備を進めておりました特設HPもリニューアルいたしました。公演は中止となりましたが、当初公開を予定していた出演キャスト6名の個別キービジュアルや、中止に際しまして作・演出の石丸さち子からお客様へのメッセージをあわせて公開させていただきましたので、どうぞご覧ください。

<特設HPこちら





「ひりひりとひとり」を楽しみに待っていてくださった皆様へ。

この作品は、珍しい経緯で企画が立ち上がりました。
鈴木勝吾さんとミュージカルでご一緒してから、「いつか一緒に新作を」と語り合ってきた夢が実現したのです。この仕事をしていると挨拶がわりにもなる言葉ですが、実現することはとても稀なのです。
東映の中村恒太プロデューサーは、この企画を石丸さち子と東映の新たなタッグとしてS-IST Stageと名づけてくださいました。企画者のイニシャルからなるこの名称、ISTはドイツ語でbe動詞の三人称単数でもありますから、演劇者としての自分の存在を再び問うような仕事をしようと心に誓いました。

半年をかけて台本が脱稿した後に、わたしは一年前の自分のメモを見つけました。
「勝吾に青空を切り裂いて飛ぶひばりのような芝居を書きたい」とありました。
そんな作品に仕上がっていました。
そして、演劇と音楽に救われる一人の俳優を巡る物語は、七人の登場人物の、奇妙な群像劇でもありました。
世界中が新型コロナウィルスに立ち向かい、エンタテインメントが息をひそめている今、自らの仕事を問い続けるわたしたちにとって、今こそ上演すべき作品、今こそお届けすべき作品だと信じて、オンラインで、稽古やスタッフとの打ち合わせを重ねてきました。

この仕事は出会いの奇跡の重なりです。
鈴木勝吾さんは、今の己の全てを賭けて役に立ち向かう姿、鬼気迫るものがありました。それは彼の日常かもしれませんが、今回の役は、彼の実感が様々に反映していました。
鳥越裕貴さんとの再会では成長に驚き、明るい熱量が眩しかった。難しい役柄を稽古場でともに創り上げるのを楽しみにしていました。
能條愛未さんには、ステレオタイプではない強さと明るさがあり、伸び伸びしていて、新しい女優との出会いに演出家は感謝していました。
菅原りこさんは、ひたむきに純粋に作品に向き合い、成長したいという意気込みに満ちて、いつもきらきらと輝いている目に、オンラインの稽古でも魅了されました。
百名ヒロキさんは、経験したことのない役柄に高いモチベーションをもって向き合い、演出家の想像を超えて活き活きと演じる準備が出来ていました。
佐藤誓さんは、作品に重層性や多様性をもたらしてくださる存在でした。重量感のある存在が、稽古場で弾ける姿を楽しみにしていました。
森大輔さんによる劇中曲、劇中歌は、すべて出来あがっていました。
前向きに過ごしていても、誰もがひりひりし続けているコロナ禍の今、癒やしと勇気をくれる曲たちを、登場人物として生演奏して下さる予定でした。

今まで当たり前のように感じていた、一堂に会しての稽古はできなくとも、全員で作品の未来を見つめる時間を過ごすことができました。
この厳しい時代にあっても、稽古は熱く楽しく、希望を持って進んできましたが、今回、上演することは叶いませんでした。

楽しみにお待ちくださっていたお客さまには、あえてお詫びの言葉を申し上げず、この「ひりひり」した気持ちをともにして、もうしばらくお待ちいただけるよう、お願い申し上げます。
先の読めない、不安の多い時代ですが、どうぞ皆様も、それまでお元気で。
時を改めて、劇場でお会いすることを楽しみにしています。


「ひりひりとひとり」作・演出 石丸さち子




鈴木勝吾


鳥越裕貴


能條愛未


菅原りこ


百名ヒロキ


佐藤誓



【スタッフ】
作・演出              石丸さち子

音楽・演奏           森大輔

舞台監督              野口毅
舞台美術              伊藤雅子
照明                    大島祐夫(ASG)
音響                    清水麻理子(新音)

衣裳                    西原梨恵
ヘアメイク            林美由紀

宣伝美術・web      田中ユウコ
宣伝スタイリング   村瀬夏夜
スチール               京介

企画協力               鈴木勝吾

プロデューサー       中村恒太(東映)

制作                    プラグマックス&エンタテインメント・東映
プロデュース         東映

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