第１作目の公開から５０周年を迎えたやくざ映画の金字塔・菅原文太主演「仁義なき戦い」シリーズ。

　菅原文太、金子信雄、北大路欣也、松方弘樹、千葉真一、梅宮辰夫、渡瀬恒彦、山城新伍、小林旭ら錚々たるスターが顔を揃えた実録映画の最高傑作。深作欣二監督による斬新なやくざ映画の体裁や荒々しい台詞まわし、アクティブな撮影技法で描かれたシリーズ全５作品を６月２１日（水）より東映オンデマンドにて初４K配信致します。

　最高画質にて蘇った本シリーズを是非お楽しみください。

▼４Ｋ配信作品　


「仁義なき戦い」（1973年）
昭和二十二年、敗戦直後の広島県呉市を舞台に、背信、復讐、憎悪や欲望が渦巻く組織の中、やくざの垢にどっぷり浸かった主人公・広能昌三（菅原文太）をはじめ、若い組員たちの苦悩や悲しみ、怒りを描きながら、実際に起こった抗争事件を生々しく再現していく。深作欣二監督のバイオレンスの美学、主演・菅原文太をはじめ個性派俳優らの血気盛んな演技が衝撃を与えたシリーズ第一弾。

「仁義なき戦い　広島死闘篇」（1973年）
朝鮮動乱の好景気に沸く広島を舞台に、安月給の工員生活でくすぶる若者・山中正治（北大路欣也）がやくざの世界に入って殺人マシンと化し、仁義など微塵もない組長の裏切りにより自滅してゆく様を、リアルな死闘シーンを織り込みながら描いてゆく。広能（菅原文太）を脇に据えたシリーズ番外編とも呼べる作品。

「仁義なき戦い　代理戦争」 （1973年）
前二作では組員だった広能昌三（菅原文太）が、広能組組長として登場。高度成長期、西日本広域暴力団・明石組と、敵対する神和会との代理戦争は、やがて血で血を洗う巨大抗争へと発展。やくざ組織の抗争事件もさることながら、欲望、背信、復讐のみが渦巻く組織の裏の凄惨な戦いを描く。

「仁義なき戦い　頂上作戦」（1974年）
戦後世代の若い組員たちの暴挙に強烈なスポットを当て、約一年にわたる広島やくざ戦争を描写。広島やくざ戦争の一大クライマックスは、暴力と暴力、血と血、銃弾と銃弾が激突する不協和音をもって迎えられる。

「仁義なき戦い　完結篇」（1975年）
昭和四十一年から四十六年を背景に、警察による“頂上作戦”で終結したかにみえた広島やくざ戦争の“第三次抗争”を、完結篇の名に相応しい大迫力のスケールで再現。義理人情から金銭本位に知能化したやくざ体質の変化を、新旧覇者交代の凄絶なドラマとして描き出す。

■東映オンデマンド概要
チャンネル名：東映オンデマンド　料金：499円（税込）　＜初回14日間無料＞
ＵＲＬ：https://www.amazon.co.jp/channels/toeich

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