東映ホーム > 東映マイスター > vol21映像配信マイスター YouTube、ニコニコ動画との取り組みによって、事業が変化してきた点は何でしょうか?

マイスターvol.21 映像配信マイスター

YouTube、ニコニコ動画との取り組みによって、事業が変化してきた点は何でしょうか?

img_m.jpg

2011年の夏にYouTubeの公式チャンネルでサービスを開始して、とても驚いたのはコメント欄の盛り上がりです。毎日数百件もの新しいコメントがついていました。その内容は作品への感想や放送当時のことなど。改めて、特撮テレビ作品が視聴者の心に強く残っているかを実感しました。

niconicoのニコニコチャンネルでサービス展開を準備するにあたっては、それぞれが持つ番組への想い出を喚起して、お客様同士がそれを「共有」することで、番組への興味を引きたいと思いました。

まず、niconicoのユーザー層にマッチした作品を選び、それぞれの番組の配信開始時間を放送当時と同じ時間帯にしました。さらに『仮面ライダー響鬼』は日曜あさ8時、『忍者戦隊カクレンジャー』は金曜夕方5時と、曜日も当時と同じにしています。

運営側としては更新回数が少ないほうが負担は少ないですし、更新時間もユーザーの利用率の高い時間帯にあわせた方が効果的かもしれません。それでもここにはこだわりました。

5月6日に『仮面ライダーBLACK』の配信開始を記念して、放送当時と同じ時間の日曜あさ10時から「ニコニコ生放送」を使った上映会を企画したのですが、最終的に30,000人以上の方に来場していただきました。また、平日のあさ8時に更新している『機動刑事ジバン』も今では「朝ジバン」として定着しており、通学前・出勤前に数百名の方がご覧になられています。

ニコニコチャンネルで配信している動画は、1週間で無料配信から有料配信に切り替わります。「無料配信をしたものは売れない」「旧作は売れない」という意見もありますが、実は有料配信の方も好調です。値段を下げなくても、共有する楽しみという新たな付加価値があれば売れる買っていただけることを実感しています。

また、コメントでお客様の感想が可視化されることで、サービスの改善点を見つけるきっかけになることもありますし、わたしたち運営側のモチベーションにもつながっています。

 

市場拡大や新規コンテンツの企画など、これからの取り組みについてお聞かせください。 
YouTubeで大葉健二さんのインタビューを配信した際に英語字幕をつけてみたところ、外国の方からの反響がとても大きく、動画の再生回数も倍になりました。気に入ったものをユーザー同士がシェアするという楽しみ方は海外の方がもっと進んでいると思いますし、映像配信のマーケットも大きいので、機会があれば海外向けの配信にも関わっていきたいと思います。

【大葉健二インタビュー】

 

niconicoニコニコチャンネルに関しては、ローンチ後もお客様の声に応えるかたちでサービス内容の変更を行っています。まだ実現出来ていないことも多いのですが、少しずつお互いにとって良いサービスにしていきたいと考えています。また、ネットムービーやインタビューのような配信向けのオリジナルコンテンツの製作は今後も続けたいと思っています。

その他の映像配信では、ネット接続型のテレビやスマートフォン向けの配信が伸びてきています。今後も、映像配信やソーシャルメディアを通じてより多くの方が、弊社の映像コンテンツに触れるような機会を増やしていきたいと思います。


その他の配信事業紹介

■YouTube [ 東映特撮 YouTube Official ]
http://www.youtube.com/TOEIcojp

■ニコニコチャンネル [ 東映特撮ニコニコおふぃしゃる ]
http://ch.nicovideo.jp/channel/TOEIcojp

■Apple [ iTunes Store ]
https://www.apple.com/jp/itunes/

■Google [ GooglePlay ]
https://play.google.com/store/movies

 

【目次】

東映リリース