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マイスターvol.16 戦隊シリーズ35作記念企画:キャラクタービジネスマイスター

キャラクタービジネスの現場3


事業部連動について
司会)
仮面ライダーW(ダブル)やオーズのベルトの売り切れがありました。市場への枯渇感を利用した戦略では?
篠原)
それはないです。1年間で勝負するわけですから、本音のところ、そんな余裕はありません。
佐藤)
ただ読めない部分があります。実は今回のオーズのベルトも、Wでご迷惑をかけお叱りなども受けましたこともあって、今回1.3倍以上も生産しました。それでも不足となりました。でもどれだけ売れるのかは、なかなか想定できないのが実情です。
司会)
一つの商品に集中する傾向はあるんですか?
佐藤)
ライダーにおける“ベルト”の位置づけは“遊びの始まり”を表しています。これは東映や東映アニメーションさんとしかできていないと思っています。いわゆる“事業部連動”と私達は言っていますが、玩具やガシャポン、玩具菓子など、昔はキャラクターの単体商品として売っていただけでしたが、今は例えば“メダル”が様々な商品に付いていて、ベルトを買うとそれらを使って様々に遊ぶことができます。こうした遊びの連動が、最近では一つの仕組みとして確立されてきたように思います。これをやるには当社だけでなく、企画段階から東映さんにも一緒に入ってもらい協力して頂く必要があります。

今回のベルトで言いますと、様々な音が商品に入っていて、1年間発売するメダルの音を事前に仕込んでおかなくてはなりません。それは当然番組とも連動していなければならないわけで、企画段階から年間のスケジュールに沿って音や台詞を決めますから時間的にも大変です。
篠原)
また生産サイクルも製品が複雑になればなるほど時間がかかるわけですから、売り切れたらすぐに追加生産、というわけにはいきません。ですから読みきれないというのが本音なんです。
杉浦)
マーケットとしても子供人口は増えているわけではありませんし、これだけ作れば必ず売れるという数は、益々読みにくくなっているのが現状だと思います。
司会)
短いスパンで商品化までこぎ着けるというのはすごいノウハウですね。
佐藤)
確かにスピード感はすごいものがあります。
 

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